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水戸市安全なまちづくり基本計画(第2次)
計画策定の趣旨
国においては、「世界一安全な国、日本」の復活を目指し、犯罪の起こりにくい社会環境の整備などを進めてきました。その効果により、犯罪認知件数は着実に減少していますが、県政世論調査の結果から、依然として県民の約3割は「治安状況は悪くなっている」と感じています。
本市においても、2004(平成16)年に水戸市安全なまちづくり条例を施行し、地域、事業者、行政等が連携した防犯活動などにより、犯罪認知件数は減少傾向を示しているものの、凶悪犯罪の発生やニセ電話詐欺などが社会問題となっており、真に市民が安全・安心を感じられる地域社会を形成していかなければなりません。
安全なまちづくりモデル地区に指定した水戸駅南口周辺地区では、ボランティア団体のパトロールをはじめとした活動が窃盗犯等の減少に大きな効果をもたらしたと考えられることから、モデル地区事業をさらに発展させ、充実を図っていく必要があります。
犯罪の未然防止に向けて、防犯意識の一層の高揚とともに、適正に管理されていない空き地・空き家対策や再犯防止のほか、防犯設備の拡充も求められていることから基本計画の見直しを行い、さらなる安全・安心なまちづくりに向けて、第2次基本計画を策定したものです。
計画期間
2015(平成27)年度から2023(平成35)年度までの9か年
計画書のデータ
水戸市安全なまちづくり基本計画(第2次)[PDFファイル/935KB]