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水戸市バリアフリー基本構想
基本構想策定の趣旨
超高齢社会への対応など、社会情勢の変化を踏まえるとともに、旧基本構想に基づく取組の評価を行いながら、誰もが暮らしやすいまちづくりに向け、バリアフリー化を推進するために策定しました。
基本構想の期間
2018(平成30)年度から2028(平成40)年度までの11年間
目指す姿
「出かけたい気持ち、住んでみたい気持ちにこえたえるまちづくり」
旧基本構想の目標である「出かけたい気持ちをはぐくむまちづくり」を踏襲するとともに、本市の現状や課題等を踏まえ、更なるバリアフリー化の推進に取り組むことで、本市で生活することに幸せを感じられるよう、基本構想における目指す姿を「出かけたい気持ち、住んでみたい気持ちにこたえるまちづくり」とします。
基本方針
目指す姿を実現するために、以下の三つの基本方針を掲げます。
連続的なバリアフリー化
誰もが安全かつ快適に移動し、施設を利用することができるよう、施設設置管理者間で連携しながら、道路や公共交通機関等の移動空間及び外出先の施設内外の連続的なバリアフリー化に取り組みます。
持続的なバリアフリー化
バリアフリー化の事業を実施しても、老朽化等により、人々の移動や利用に支障が出てくる場合があります。そのため、実施した事業や施策について、高齢者、障害者等による検証を行い、その結果に基づき、更なるバリアフリー化を図ることで、ハード・ソフト両面の事業効果が持続するように取り組みます。
心のバリアフリーの推進
施設や道路等のハード面の整備だけでなく、移動や施設の利用に困っている人やバリアフリー化の必要性への理解を深めることで、まちのバリアフリー化は進みます。外出先で困っている人に出会ったときに、自ら進んで手を差し伸べるなど、地域社会全体が相互に協力し合うことができるよう、心のバリアフリーに取り組みます。