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その香り困っている人がいます 「香りの害(香害)とは?」
自分にとっては気持ちの良い「香り」でも、近くにいる人が困る原因になっていることがあります。
香りの害「香害」とは?
香害とは、合成洗剤や柔軟剤、香水などに含まれる合成香料(化学物質)によって、様々な健康被害が生じることをいいます。また、合成香料(化学物質)から化学物質過敏症が誘発されるともいわれています。
症状は、頭痛、けん怠感、吐き気、動悸など多岐にわたり、個人差も大きいのが特徴です。
香りが長持ちする製品や香りの強さを強調する製品などの普及により、国民生活センターなどには、このような香りによる相談が多数寄せられており、特に柔軟仕上げ剤の香りに関する相談が多くなっています。
香りにより、困っている人がいるということ、体調が悪くなる人もいるということを、まずは知ることから始めましょう。
そして、公共の場や人が多く集まるような場などでは香料の含む物の使用は控えるなど、自分の出来ることから周りへの配慮に取り組みましょう。
その香り困っている人もいます(消費者庁、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、環境省作成) [PDFファイル/1.14MB]