本文
企画展「かめとこしきとおきかまど」
水戸市埋蔵文化財センター企画展「かめとこしきとおきかまど」を開催します
名称
令和7年度水戸市埋蔵文化財センター企画展
かめとこしきとおきかまど
開催内容
生きることとはすなわち食べること。
私たちが命をつなぐうえで食事は必要不可欠なもので,時が流れようとも変わることのない真理です。そして,安全に食事をとるためには調理という作業が必要なもの。人類は火を手に入れることで,食材を「焼く」ことが可能になり,加熱という工程は食事をより安全なものにしました。
人々は,縄文時代には土器の発明によって食材を「煮る」ことができるようになり,古墳時代にはカマドを住居の設備として取り入れることで,「蒸す」ことを可能にしました。
元来,生命活動を維持するためには食事をしなければならず,そのためには素材を食事に適した状態に加工する必要がありました。現在では,食事は娯楽のひとつとして認識されるほどになりましたが,現代日本の豊かな食文化や,洗練され,使い勝手良く進化した現代の調理器具・設備は,いったいどのようなルーツをもち,どのように発展していったのでしょうか。
今回の企画展示は,遺跡から発見された食に関わる道具・設備にスポットを当て,いかにして人々が食を豊かにしていったかに迫ります。
会期
令和7年9月27日(土曜日)から令和7年12月28日(日曜日)まで
会場
埋蔵文化財センター縄文くらしの四季館
茨城県水戸市塩崎町1064-1
大串貝塚ふれあい公園内
入館料
無料
主催
水戸市教育委員会