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令和6年11月21日(木曜日)、社会福祉協議会緑岡支部の主催により、「緑岡中学校ボランティア体験学習」が開催されました。
前回の緑岡小学校に続き、今回は緑岡中学校の協力により、2年生138人が視覚障がい体験及びその支援について体験しました。
生徒の皆さんは、視覚の不自由な役と介助して誘導する役を交代して体験しました。
水戸市社会福祉協議会の職員の方や、社会福祉協議会緑岡支部役員の皆さんの優しく丁寧な指導のおかげで、生徒の皆さんは楽しく、貴重な体験となったようです。
【体験した生徒の感想】
・アイマスクをしていると足の感触からしか情報がなくて、マットの上を歩くときにはとても不安に感じた。
・視覚の不自由な方を介助するためには、相手の気持ちを考えることがとても大事だと感じた。
・視覚から入る情報がないと何をするにも不安に感じることを知ることができてよかった。
・相手に伝えたい情報量が多くて、何を伝えてあげればよいのか分からなくなってしまった。
・アイマスクをしていると普段の歩幅よりも狭くなってしまっていたり、不便を感じることが多いと感じた。
・介助の指示を出すにも、相手との呼吸が合わないとよい介助にはならないと思うので、視覚の不自由な方を支援することはやはり大変なことだと理解することができた。
・アイマスクをすると前が見えないから、ちょっとの段差やイスに座る動作にも恐怖を感じてしまった。
・視覚が不自由だと、何がどのあたりにあるかとか分からないし、距離感覚もつかめず大変だった。
・アイマスクを付けると本当に真っ暗で、ぶつかったらどうしようという不安が常にあった。
・見えていることが当たり前になっていて、介助に必要な細かい情報に気が付くことができていないことを感じた。