ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類からさがす > 産業・しごと・開発 > 産業振興 > 農林水産業 > 【令和7年度いばらき県央地域連携中枢都市圏連携事業】ドローンを活用した水稲直播実証実験

本文

【令和7年度いばらき県央地域連携中枢都市圏連携事業】ドローンを活用した水稲直播実証実験

ページID:0098958 更新日:2025年6月19日更新 印刷ページ表示

​概要

 いばらき県央地域スマート農業推進協議会では,IT等を活用し農業の作業効率の向上を図るスマート農業を推進するため,ドローンを活用した水稲直播実証実験を行います。
 水稲の直播栽培は,移植栽培と比べて,育苗等の労働時間の短縮,苗運びなど重労働の軽減を可能にし,生産性の向上に繋がると期待されています。稲の生育への不安から実施例が少ない現状がありますが,担い手不足など様々な課題を解決するためには,生産性の向上が必要であり,水稲直播の普及は持続可能な農業の実現により近づくと考えられています。
 スマート農業の実現に向け,協議会構成各市町村(笠間市,ひたちなか市,那珂市,小美玉市,茨城町,大洗町,城里町,東海村)や茨城県などの関係機関と連携しながら,当事業を実施します。

実証実験スケジュール​

ドローンを活用した水稲直播実証実験を,令和7年度は,ひたちなか市・城里町・東海村の会場(ほ場)において,以下のとおり実施します。雨天,強風の場合は中止します。

水稲直播【5月8日】

実証実験のスケジュール​
日付 会場(ほ場)
5月8日(木曜日) 9時00分~ ひたちなか市
5月8日(木曜日) 11時00分~ 東海村
5月8日(木曜日) 14時00分~ 城里町

 

除草剤散布(1回目)【5月8日】
除草剤散布(2回目)【5月下旬】
追肥【7月中旬】
病害虫防除(1回目)【7月下旬】
病害虫防除(2回目)【8月中旬】
収穫【9月中旬~下旬】

太字は,ドローンを活用して実施予定。

 実証実験の様子 

​ひたちなか市 ~播種,除草剤散布1回目​~
【令和7年5月8日(水曜日)実施​】

ドローンに興味のある農業者や,農業関係機関の担当者等,計22名が見学に参加しました。

3        1         

直播用に「リゾケア」コーティングの処理をした飼料用米多収量品種「夢あおば」。「リゾケア」コーティングは,直播栽培でも苗立ちが良いのが特徴です。​

1        1

今回使用したドローンはDji社の「Agras T10」
種子の準備,機材の調整の後,約4,500平方メートルのほ場に直播,除草剤散布を行いました。所要時間は計30分程度でした。

1      2

東海村 ~播種,除草剤散布1回目~​
【令和7年5月8日(水曜日)実施​】

ドローンに興味のある農業者や,農業関係機関の担当者等,計26名が見学に参加しました。

1        6

今回使用したドローンはDji社の「Agras T25」
種子の準備,機材の調整の後,約5,300平方メートルのほ場に直播,除草剤散布を行いました。所要時間は計35分程度でした。

10     4

城里町 ~播種,除草剤散布1回目~
【令和7年5月8日(水曜日)実施​】

ドローンに興味のある農業者や,農業関係機関の担当者等,計27名が見学に参加しました。​

33        36

今回使用したドローンはDji社の「Agras T10」
種子の準備,機材の調整の後,約4,200平方メートルのほ場に直播,除草剤散布を行いました。所要時間は計30分程度でした。

10       3

試験協力先  

JA全農いばらき様:ドローンの操縦等
シンジェンタジャパン株式会社様:種子​への直播用コーティング処理​

生育管理

直播,除草剤散布後は,各ほ場とも田んぼの水高を管理し,稲の生育を促しました。

また,以下のとおり生育管理を行っています。

今後の各ほ場における稲の生育状況等については,随時更新していきます。

除草剤散布 2回目

稲の生育ステージは分げつ期に入り,豆粒剤を使用し,2回目の除草剤散布を行いました。

  • ひたちなか市,東海村,城里町 【令和7年6月1日~2日 実施】

 

  5月末の稲の様子(城里町)

​     1