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令和6年度水戸市浜田地区意見交換会「教えてください! 備前堀のいいところ」を開催しました
開催目的
水戸城東側の低湿地地帯を埋め立てて城下の商人を移した「田町越え」が行われたのが1625年。令和7年(2025年)は、いわば「下市まち開き400年」の節目の年です。
本市の第1号として、平成14年(2002年)に都市景観重点地区に指定した「備前堀沿道地区」は、平成12年(2000年)に地元の景観推進協議会が組織され、景観まちづくりに取り組んできました。
現在、住民の高齢化が進むなど、地域の状況が変化していることから、地域住民のみなさまと景観まちづくりのあり方を考えるため、浜田地区意見交換会「教えてください! 備前堀のいいところ」を開催しました。
開催内容
< 主催 > 水戸市・備前堀景観推進協議会
< 協力 > 茨城大学工学部都市システム工学科
<開催日時> 令和6年10月24日(木曜日) 14時~16時
<開催場所> 竹隈市民センター 和室
(水戸市柳町2-5-8)
<タイムテーブル>
<リサーチ(調査研究)発表の様子>
備前堀を研究している茨城大学の3年生が6班に分かれ、(1)植栽、(2)ストリートファニチャー、(3)舗装、(4)断面、(5)立面、(6)コンテンツの各調査テーマに沿って備前堀の調査を行い、備前堀の特徴や魅力の発表を行いました。
<ワークショップの様子>
受付で飴(ぶどう・れもん・りんご)を選んでもらい、飴の種類ごとにグループに分かれワークショップを行いました。
ワークショップのテーマは、(1)散歩・サイクリング、(2)くつろぎ・親水、(3)イベント・産業の3つとし、一般参加者はそれぞれのテーマごとに10分ずつ意見交換を行いました。
それぞれのテーマで、黄色い付箋に現在の様子、ピンクの付箋に課題、青い付箋に未来に望むことを書き、備前堀周辺の地図に貼りつけながら、意見交換を行いました。
各グループには茨城大学の大学院生が1名ずつ配置され、ファシリテーターとして進行をサポートしていました。また、茨城大学の3年生も6~7名ずつ配置され、一般参加者と共に意見交換を行いました。
開催結果
令和6年度 浜田地区意見交換会「教えてください! 備前堀のいいところ」報告書と瓦版をまとめました。
また、本市では、現在、平成20年策定の「水戸市景観計画」の改定中であり、地域のみなさまからいただいたご意見を、この計画に反映するよう検討を進めています。