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水戸市コミュニティ推進計画(第3次)
計画策定の趣旨
地域の課題は複雑化し、行政の力だけでなく、市民と行政との協働のもと、市民の地域的な連帯感に基づくコミュニティ活動によって解決していくことが求められています。地域コミュニティや行政を取り巻く環境の変化を踏まえ、より一層の地域コミュニティ活動を展開するため策定するものです。
計画期間
2015(平成27)年度から2023(平成35)年度までの9年間
目指す姿
すべての市民が安心して暮らし、幸せを感じられるまちをつくるため、地区会や町内会・自治会が必要な活動を継続し、充実させることができる「協働でつくる持続可能な地域社会 地域力を未来へつなぐ安心・安全なまち 水戸」を目指します。
基本方針
1 地域コミュニティ活動の総合的・計画的な推進
地区会においては、地域コミュニティプランを作成し、自主的な活動の総合的・計画的な推進を図るとともに、行政においては、地域コミュニティプランの作成、改定や、その実現に向けた活動に対し、積極的に支援を進めます。
2 地域コミュニティ活動組織の強化
町内会・自治会の加入促進については、町内会・自治会のみの課題ではなく、市や地区会全体の課題として捉え、町内会・自治会による隣近所の声かけのほか、市及び水戸市住みよいまちづくり推進協議会、地区会及び地区会を構成する各種関係団体や事業者、NPO等が連携して取り組みます。また、研修会等の実施を通して地域を支えるリーダーづくりを推進します。
3 地域ぐるみの共助体制の確立
地域住民がいきいきと暮らせるよう、地域住民や多様な主体との協働による地域ぐるみの共助体制の確立に努めます。
4 生涯学習活動の推進とその成果の活用
様々な活動の礎となる学びと交流の場として、生涯学習活動に積極的に取り組み、学んだ成果を次世代に伝承するなど、地域コミュニティ活動に生かしていきます。
5 地域コミュニティ活動環境の充実
市民センターの施設の長寿命化や、コミュニティルームの設置等による活動環境の充実を図ります。また、学校施設等の活用を促進します。