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旧山根小学校跡地利活用について
旧山根小学校は、明治22年に開校して以来、山根地区のシンボルとして、地域住民に親しまれてきましたが、児童数の減少等に伴い、平成23年3月に閉校となりました。
水戸市では、旧山根小学校跡地の利活用に向け、民間の持つノウハウや専門性を生かした活用を図るため、平成26年度から27年度までに、2回の事業提案公募を実施しましたが、利活用事業者の決定には至りませんでした。平成28年5月から3回目の事業提案公募を実施し、同年8月にプレゼンテーション・ヒアリング及び旧山根小学校跡地利活用に係る提案事業評価委員会を開催し、学校法人リリー文化学園を優先交渉権者に決定しました。
リリー文化学園との協議を進め、旧山根小学校跡地利活用事業の円滑かつ確実な実施のため、本事業において必要な事項を定める「旧山根小学校跡地利活用事業に関する基本協定」を平成28年10月に締結しました。
その後、校舎及び屋内運動場の耐震補強工事等を完了させ、令和元年5月に「YAMANE & LILY SQUARE(ヤマネ・アンド・リリースクエア)」がオープンしました。
現在は、保育施設やスポーツプログラムを取り入れた学童クラブが運営され、豊かな自然環境の中で児童の健全育成が図られているほか、60歳以上の方を対象としたスポーツクラブやカフェの設置により、地域のにぎわいが創出されています。
YAMANE & LILY SQUAREの概要
ヤマネ&リリースクエア<外部リンク>
基本協定の概要
- 協定名称
旧山根小学校跡地利活用事業に関する基本協定 - 協定締結日
平成28年10月5日 - 協定の主な内容
- 責務
水戸市及びリリー文化学園は、旧山根小学校の校舎及び屋内運動場並びに同校の敷地に係る賃貸借契約の締結に向けて、それぞれ誠実に対応するものとする。 - 旧山根小学校跡地利活用事業の実施
リリー文化学園は、事業提案書等に基づいて旧山根小学校跡地利活用事業を実施するものとする。 - 耐震補強工事等の実施
水戸市は、リリー文化学園と協議の上、旧山根小学校の校舎及び屋内運動場の耐震補強工事並びに特別教室棟及びプールの撤去工事を実施するものとする。
- 責務