ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

七ツ洞公園のご紹介

ページID:0002250 更新日:2025年5月16日更新 印刷ページ表示

七ツ洞公園へのアクセスや駐車場情報はこちらへ

「秘密の花苑」花見頃についてはこちらへ


※令和7年5月16日追記
ダム沿いの木道が工事中のため,秘密の花苑にお越しの方は中央駐車場または西駐車場を御利用ください。
北駐車場からは秘密の花苑へのアクセスは大きく迂回する必要があります。


七ツ洞の全景

自然との融合を願う英国風景式庭園

水戸市の郊外,美しい田園風景の中,豊かな水と森に恵まれ佇む七ツ洞公園。
自然に曲がる小路,清流のせせらぎ,刈り込みから解放されて自由に枝を伸ばす樹々。
英国法人の設計,英国建材を使用し,自然風景のように作庭された,日本では珍しい本格的な英国風景式庭園です。

七ツ洞公園案内図

ennai_map

七ツ洞公園の特徴

サーペンタイン

サーペンタインとは,”蛇がうねったような”という意味です。
七ツ洞公園の中央に連続する4つの池は,まさにそのような形状です。これは直線的・規則的な造形を嫌い,自然の曲線や不規則性を重視して,自然風景を設計に取り入れる18世紀の英国風景式庭園(自然風景式庭園)の典型的な手法です。
この時代の英国庭園では,古代ローマを描いた風景画やピチャレスクの理念(※)に影響を受けているのも特徴の一つです。
5つのダムは,その水の流れに呼応して,上流には古代的な造形,下流には近代的な造形と,時代の変遷を表現しています。
また,時代の経過や粗さを表現する廃墟のフォリーや,古代ローマの風景画を再現しようとしたパビリオンなども造られています。

(※)絵画的なものを尊重する美の理念で,”絵になる粗さ”,”時間の経過”をよしとするもの

 

ピチャレスク理念を表すフォリー
ピチャレスク理念を表す廃墟(フォリー)

 


カスケードの水の流れから望むパビリオン
カスケードの水の流れから望むパビリオン

秘密の花苑

イングリッシュローズをはじめ,四季折々の美しい花々が咲き誇り,レンガと生垣に囲まれた静かな空間,それが”秘密の花苑”です。
ビクトリア朝のパーゴラやクラシックなベンチも花々に色を添えています。
この”秘密の花苑”のように,いっぱいの草花を植えこんだ庭園様式を”コテージガーデン”などといい,19世紀以降に英国で流行しました。
このように,18世紀型の”自然風景式庭園”だけでなく,19世紀型の”コテージガーデン”の特徴を併せ持つ七ツ洞公園は,日本ではとても珍しく,貴重な存在です。
なお,七ツ洞公園自体は利用時間は限られていませんが,”秘密の花苑”は開園時間が8時30分から17時00分(11月~2月の間は16時00分)までとなっておりますのでご注意ください。

”秘密の花苑”花の見頃について”もご参照ください。


イングリッシュローズなど花の画像
咲き誇るイングリッシュローズ


ビクトリア調のパーゴラ
ビクトリア調のパーゴラ

「七ツ洞」公園の由来

七ツ洞公園のある地名は”下国井町”ですが,”七ツ洞”とは,何を意味しているのでしょうか?
ダムCとダムDの間の池のほとりには,古墳時代の遺跡である”権現山横穴群”が残されています。
この横穴(洞)は,現在5つ存在しますが,かつては7つあったとされ,これが”七ツ洞公園”の名称の由来ともなっています。
池の水位が低いときは,ダムDからその様子を見ることができます。


七ツ洞の洞窟
七ツ洞の洞窟

アクセスについて

access_map

公共交通でお越しの方

JR水戸駅北口バスターミナル7番(大宮営業所行き)に乗車し,バス停「農業試験場入口」下車,徒歩20分

お車でお越しの方

常磐自動車道 水戸北スマートインターから車で10分,那珂インターから車で10分

駐車場案内

園内に駐車場は4箇所ございます。アクセスルートに応じてご利用ください。

車椅子やベビーカーを御利用の方は中央駐車場方面にお回りください。西駐車場からの動線上にはスロープが整備されておりません。

parking_MAP(R7)

バス(大型車)を御利用の場合

観光等でバス(大型車)でご来園される場合の駐車場利用については事前予約制となります。

利用を希望される方は、一般財団法人水戸市公園協会へお問い合わせください。


一般財団法人水戸市公園協会<外部リンク>
電話番号:029-244-2888/ファックス:029‐243-4819
メール:park-mitoアットマークeos.ocn.ne.jp
〒310-0851 水戸市千波町508-59
業務時間:午前8時半から午後5時15分/休業日:土曜日・日曜日・祝日

バリアフリーについて

七ツ洞公園は、自然風景を活かして整備された公園です。そのため、園内には多数の階段や坂道、段差、自然路が点在しており、バリアフリーに対応していない箇所がございます。
なお,中央駐車場から秘密の花苑までのルートはスロープを整備しております。


森林庭園の様子 森林の中の階段

関連情報