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みと協働大作戦!「わくわくプロジェクト」平成30年度協働事業が決まりました!

ページID:0001975 更新日:2022年6月13日更新 印刷ページ表示

提案事業の公開プレゼンテーションを開催しました

 市民活動団体のアイデアを生かし、市と協働して事業に取組む「わくわくプロジェクト」において、平成30年度に実施する協働事業の募集に、5件の提案がありました。
 平成30年2月28日に、提案事業について、提案団体と市の担当課による公開プレゼンテーションが行われ、会場となった水戸市国際交流センターには、市民の皆さんが傍聴に訪れました。
 それぞれの事業について、各団体の代表者や学識経験者、公募で選ばれた市民などの皆さんで構成する水戸市協働推進委員会が審査を行い、答申として意見をまとめました。

水戸市協働推進委員会からの答申の画像
水戸市協働推進委員会からの答申[PDFファイル/235KB]

公開プレゼンテーションの様子を紹介します

日時:平成30年2月28日(水曜日) 午後1時30分から午後3時
場所:水戸市国際交流センター 多目的ホール
会議録はこちら[PDFファイル/153KB]をご覧ください。

平成30年度提案事業一覧(各URLから、公開プレゼンテーションの様子がご覧いただけます)

平成30年度協働事業を決定しました

 水戸市協働推進委員会からの答申を受け、市では平成30年度に実施する協働事業について次のように決定しました。また、それぞれの提案事業について、委員会から意見が出されました。
 ※事業名や概要は、提案書を受け付けた時点のものです。事業開始までに行う協議により変更になる場合があります。

実施する事業

  • 国田地区の名所・史跡探訪を通した魅力再発見プロジェクト
  • スマイルアースプロジェクト
    ~外国人も日本人も住みやすい地域をつくる~
  • 水戸オーガニ蕎麦プロジェクト&野菜作り
    ~蕎麦や野菜栽培を通した地域交流と健康生きがい増進事業~
  • 水戸の緑と野鳥の森整備事業
  • 谷中二十三夜尊骨董市賑わい創出事業

提案事業名 国田地区の名所・史跡探訪を通した魅力再発見プロジェクト

提案団体 国田歴史学習会
市の担当課 市民生活課

提案の概要

 地域の人々によって守り継がれてきた歴史性のある文化遺産を、地域が主体となって掘り起こし、地域の魅力発見につなげるとともに、名所・史跡等の選定過程やウォーキング事業による地区間交流を通じ、近年希薄化しているコミュニティの復活を目指す。

  1. 国田地区の名所・史跡等の再発見
  2. 歴史講演会の開催
  3. 名所・史跡等を結ぶウォーキングコースの設定とマップ作成
  4. 「田園ウォークin国田~自然と歴史を訪ねて~」(仮称)の開催
委員会からの意見

 事業初年度は、学習会や環境整備などから着手されると思われるが、本事業の趣旨である地域コミュニティの復活には、子どもたちを巻き込んでいくことで、活性化が図られるものである。ウォーキングイベントやマップづくりに、子どもたちが興味を持てるような要素を取り入れるとともに、国田地区には、国田義務教育学校があり、小規模特認校として特色ある教育が実施されていることから、地域の学校との連携・協働による取組などについても、今後、検討していただきたい。本事業が地域活性化へのモデル事業となることを期待する。

提案事業名 スマイルアースプロジェクト ~外国人も日本人も住みやすい地域をつくる~

提案団体 グローバラキグループと支える会
市の担当課 文化交流課

提案の概要

 外国人市民が、水戸市の様々な地域、場所、分野において、活動の幅を広げている中で、水戸市民を中心とした日本人市民と笑顔でふれあい、理解を深めることで、それぞれの文化や考え方を活かし、外国人が自立した生活ができる住みやすい地域社会をつくれるよう、異文化理解を進め、共生に向けた取組を実施する。

  1. 外国人親子市内めぐり
  2. 外国人子育てガイドペーパー改訂版作成
  3. 国際交流ふれあいの場の開催 など
委員会からの意見

 本事業は、外国人市民と日本人市民がお互いに理解を深めることで、住みやすい地域社会を作ることを目的としている。外国人が企画運営の主体となって進めており、アンケートを実施するなど、外国人のニーズ調査に努めている点は評価できる。
 しかしながら、市内には約3,200人もの外国人市民がいる中で、対象者が限定されている感がある。今後、より多くの外国人市民を巻き込んだ、事業展開が求められる。外国人との交流イベントやふれあいの場づくりなどを積極的に実施し、ネットワークづくりに努めていただきたい。
 市担当課においては、より広域的・効果的な事業展開に向け、関係機関との連絡調整や広報周知等、積極的な支援を行っていただきたい。

提案事業名 水戸オーガニ蕎麦プロジェクト&野菜作り ~蕎麦や野菜栽培を通した地域交流と健康生きがい増進事業~

提案団体 一般社団法人 茨城県健康生きがいづくり協議会
市の担当課 農政課

提案の概要

 水戸市内の遊休農地で、蕎麦の種蒔きから収穫、蕎麦打ちなど、蕎麦に関連する様々な体験を楽しめる場を提供する。さらに、一連の体験を通じて、地域の人々、福島からの避難者、都心の人々など、様々な人の交流を図り、地域住民間、家族間の絆を深め、地域コミュニティの活性化に寄与する。

  1. 蕎麦や野菜作り
    畑耕起、有機質肥料仕込み、種蒔き、除草・土寄せ、収穫など様々な体験の場を提供
  2. 収穫祭
委員会からの意見

 地元地域との交流を重視する方向性が出てきたことは、今後の事業展開を図る上で評価できる。提案団体は、構成規模は大きいが、健康生きがいづくり、福島からの避難者との交流など、これまで実施してきた事業の核である家族的な温かい雰囲気を大切にしながら、活動を続けていただきたい。
 収穫祭などでは、子どもたちの姿も多く見られたことから、ワークショップを実施するなど、今後、子どもたちも参加できる要素を取入れることも検討していただきたい。本事業は、平成30年度の実施で、最終年度となるため、運営経費の見直しを進めながら、効率的な事業運営にあたっていただきたい。

提案事業名 水戸の緑と野鳥の森整備事業

提案団体 特定非営利活動法人 エコ・グリーンいばらき
市の担当課 農政課

提案の概要

 水戸市栗崎町、百合が丘町、六反田町などの自治会・町内会や子ども会など13の関係団体との協働連携により、同町周辺にまたがる平地林を整備し、不法投棄を防止するとともに、市民が身近な緑を感じることができるよう、地域の環境保全と自然保護を進める。

  1. 平地林の整備
    立木の除間伐,下刈り、枯損木の除去、苗木の植樹、散策路の整備
  2. 学習会等の開催
    県の環境問題に関する学習会、巣箱づくり等
委員会からの意見

 本事業は、平地林の整備を進めることで、現地を市民が緑に親しむことができる場所とすることを目的としており、自然保護に対する継続的な取組が必要である。現在、担い手が高齢化しているとのことだが、事業を担っていける次世代への継承の方法についても検討を進めていただきたい。
 今後、整備した森で、例えばプレイパークを実施してみるなど、地域の人材や特性を生かし、もう一歩進んだ魅力づくりにも取り組んでいただきたい。また、平地林の持つ豊かな資源を活用するなど、運営経費に関する情報収集に努め、整備事業が発展していくことを期待する。

提案事業名 谷中二十三夜尊骨董市賑わい創出事業

提案団体 (株)日宣メディックス
市の担当課 観光課

提案の概要

 愛宕町から八幡町周辺の歴史的遺産や緑地・湧水を湛える地域は、「ロマンチックゾーン」として、観光エリア及び市民の憩いの場になっている中で、アジサイが咲き乱れる保和苑を中心に、幕末・明治にかけての歴史に関わる回天神社、常磐共有墓地、桂岸寺等の周辺の史跡・名所とも連携し、骨董市を開催することで、地域の賑わい創出につなげる。

  1. 骨董市の開催
  2. 歴史アドバイザー水戸の案内による園内散策
  3. 末広町商店会周遊促進
委員会からの意見

 本事業は、平成28年度から取り組まれており、着物やワークショップを取入れたり、地元飲食店からの出店を呼びかけるなど、様々な工夫を凝らしていることは評価できる。今後こうした要素を充実させながら、更なる活性化を図っていただきたい。
 来年度はあじさい祭りとの連携を検討しているとのことだが、本市の他の観光イベントとの連携を深めることで、相乗効果も図れることから、検討を進めていただき、事業の更なる発展を期待したい。

協働による新たな取組にご期待ください!!

 事業の実施期間は、平成30年4月から平成31年3月までの予定です。
 提案団体と市の担当課が、パートナーとして事業に取り組みます。市民提案による協働事業にどうぞご期待ください!!

添付ファイルのダウンロード

平成29年度第2回水戸市協働推進委員会会議録[PDFファイル/153KB]
水戸市協働推進委員会からの答申書[PDFファイル/235KB]

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