ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類からさがす > 暮らし・手続き > コミュニティ・協働 > ボランティア・NPO > みと協働大作戦!「わくわくプロジェクト」平成28年度協働事業が決まりました!

本文

みと協働大作戦!「わくわくプロジェクト」平成28年度協働事業が決まりました!

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年6月13日更新 印刷ページ表示

提案事業の公開プレゼンテーションを開催しました

 市民活動団体のアイデアを生かし、市と協働して事業に取組む「わくわくプロジェクト」において、平成28年度に実施する協働事業の募集に、8件の提案がありました。
 平成28年2月24日に、提案事業について、提案団体と市の担当課による公開プレゼンテーションが行われ、会場となった水戸市国際交流センターには、市民の皆さんが傍聴に訪れました。

 それぞれの事業について、各団体の代表者や学識経験者、公募で選ばれた市民などの皆さんで構成する水戸市協働推進委員会が審査を行い、答申として意見をまとめました。

水戸市協働推進委員会からの答申の画像

水戸市協働推進委員会からの答申[PDFファイル/259KB]

公開プレゼンテーションの様子を紹介します

日時:平成28年2月24日(水曜日) 午後1時45分~15時55分
場所:水戸市国際交流センター 多目的ホール
会議録はこちらをご覧ください。

公開プレゼンテーションの様子1公開プレゼンテーションの様子2

平成28年度協働事業を決定しました

 水戸市協働推進委員会からの答申を受け、市では平成28年度に実施する協働事業について次のように決定しました。また、それぞれの提案事業について、委員会から意見が出されました。
 ※事業名や概要は、提案書を受け付けた時点のものです。事業開始までに行う協議により変更になる場合があります。

実施する事業

  • 「外遊び」の力を次世代へ ~子どもの力を地域の力に~
  • 外国人が買い物し易い商店街づくり
  • セカンドライフを考える ~幸せシニアライフ講座~
  • 渡里湧水群の保全と活用
  • 谷中二十夜尊骨董市賑わい創出事業
  • スマイルアースプロジェクト ~外国人も日本人も住みやすい地域をつくる~

提案事業名 「外遊び」の力を次世代へ ~子どもの力を地域の力に~

提案団体 Play_Park310
市の担当課 生涯学習課・公園緑地課

提案の概要

 少子化・核家族化が進み、かつてのように子どもが屋外で群れて遊べる機会が少なくなっている。そこで、未来を担う子ども達それぞれのその子らしい、より健全な発達を見守り、地域の絆を深めていくため、身体的・心理的・社会的発達を保障し、より安全で、誰でも来ることができる子どもの冒険遊び場づくりをサポートし、「子ども」を中心とした地域の多世代交流を促進させ、幅広い世代の居場所づくりを進める。

  1. 冒険遊び場の開催(水戸市内で3回実施)
  2. 安全講習の開催(危険予知能力やケガの対応などの基本的知識の習得)
委員会からの意見

 本事業は、子どもの外遊びを推進し、子どもを中心とした多世代交流を目指す事業であり、子ども達の健全な発達を促す貴重な体験ができている。子どもや親からの評判も良く、プレイパークが気軽に参加できる、とても居心地の良い場所となっていると感じた。
 今後は、児童心理に関わる機関や団体との連携も視野に入れ、参加する子ども達が抱える悩みなどのケアにも期待したい。
 平成28年度は、双葉台以外の公園でも実施を考えているということで、活動の市全体への広がりや、長期的な事業継続に向けて、関係団体とのネットワークの構築や幅広い人材の確保も考えていただきたい。

提案事業名 外国人が買い物し易い商店街づくり

提案団体 グローカルフェスタいばらき実行委員会
市の担当課 商工課

提案の概要

 グローカルフェスタの開催やフェアトレード商品の普及を通し、その経験や人脈を生かし、外国人が買い物し易い商店街づくりを進め、外国人と共生できるまちづくりにより、中心市街地活性化を実現する。

  1. イベントの開催、出店
  2. フェアトレード商品取扱いや外国の商品取扱い店舗、外国料理店に関するアンケート調査
  3. フェアトレード商品取扱い店舗の拡大、PRパンフレット作成
  4. フェアトレード商品・海外の特産品及び外国料理店など外国人が買い物し易いマップの作成
  5. お店で使える多言語集の作成、店舗への配布
  6. 世界の子ども広場や楽しいコミュニケーション広場の検討及び開設準備
委員会からの意見

 本事業は、外国人が買い物し易い商店街づくりを進め、中心市街地の活性化につなげることを目的としており、フェアトレード商品の普及を、外国人が買い物し易い商店街づくりにおいてどのように位置づけるかを整理していくことで、市担当課と協働する意義を明確にする必要がある。
 アンケートの結果から、商店街に買いたい商品がないという意見が多くあったので、外国人にとって魅力的な商品を把握し、それを商店街に置き、効果的に表示して市民にPRし、魅力的な商店街づくりを進めていただきたい。
 また、事業の企画運営には多くの団体が関わっており、これからもそのネットワークを生かし、連携・協力しながら事業を進めていただきたい。

提案事業名 セカンドライフを考える ~幸せシニアライフ講座~

提案団体 株式会社 IFP
市の担当課 高齢福祉課

提案の概要

 オリジナルで作成した「幸せノート」を活用し、セカンドライフを計画するために必要な知識(葬儀・相続・遺言等)について、地域で気軽に学ぶことのできる講座を開催することで、これまでの生き方を振り返り、これからの人生をよりよく生きるためにライフプランについて考えるきっかけを作る。
 対象者:市内に居住または通勤する方
 開催回数:市内8か所で1回ずつ実施(年8回)
 定員:各30名(応募多数の場合は抽選)

委員会からの意見

 平成28年度は、市民がより気軽に参加できるよう、各地域の高齢者支援センターを活用し、地域のニーズに合わせて講座の内容を考えていくなど、地域的なアプローチから、提案団体と市担当課がお互いの役割分担を定め、協働のメリットを生かすものになっている。
 1回完結型の講座を90分という時間で実施することについては、葬儀や相続に関することなど、一人ひとり状況が異なり、十分に記入できない箇所や分からない点も出てくると考えられるので、相談窓口などにつなげるなど、講座実施後のフォローアップも行っていただきたい。

提案事業名 渡里湧水群の保全と活用

提案団体 渡里湧水群を活かす会
市の担当課 環境課・公園緑地課

提案の概要

 地域住民を中心に関係機関・団体が一体となって、長者山風致地区北側崖下の湧水箇所、旧水路、あぜ道(認定外道路)、旧国道敷及び田野川の環境を整備する。さらに、多くの人々の憩いの場となるような湧水群と田野川を含めた水辺環境を構築し、台地上の歴史的遺産(台渡里官衙遺跡群等)と一体化して、歴史と自然が融合した地域づくりを目指す。

  1. 保全活動の推進
  2. 水辺環境の整備
  3. 動植物の生息環境の整備
委員会からの意見

 本事業は、多くの地域住民の意思を受け、団体、複数の市担当課が関わり、組織的な役割分担のもとで一緒に事業を進めていく体制が構築されており、協働事業の形態として高く評価する。また、湧水を災害時の生活用水として役立てることや歴史的遺産と一体化する計画があるなど、長期的な事業の展望も見受けられる。
 自然環境の整備は長い年月がかかるものなので、一過性の事業ではなく、長期的に継続していけるよう、今後も様々な主体と連携・協力しながら、大学生等の若い世代の参加など、次世代への継承も意識し、事業を進めていただきたい。
 将来的に、渡里湧水群が多くの市民の憩いの場となることを期待している。

提案事業名 谷中二十三夜尊骨董市賑わい創出事業

提案団体 株式会社 日宣メディックス
市の担当課 観光課

提案の概要

 愛宕町から八幡町周辺の歴史的遺産や緑地・湧水を湛える地域は、「ロマンチックゾーン」として、観光エリア及び市民の憩いの場になっている中で、アジサイが咲き乱れる保和苑を中心に、幕末・明治にかけての歴史に関わる回天神社、常磐共有墓地、桂岸寺等の周辺の史跡・名所とも連携し、骨董市を開催することで、地域の賑わい創出につなげる。

  1. 骨董市の開催
  2. 歴史アドバイザー水戸の案内による園内散策
  3. 園内ステージを使用したライブショー
  4. 「地産地消」を考慮した飲食ブースの設置
委員会からの意見

 本事業は、骨董市の開催をきっかけにして、谷中二十三夜尊の賑わいにつなげようという試みで、歴史的遺産を観光資源に活用していくという市担当課の考えとも一致しており、地域の活性化につながる1つのきっかけとなることが期待できる。
 前回の提案で指摘した、駐車場の問題や地域との関わりについては、改善が認められる。
 骨董市については、出店者として、できるだけ地元の人が関われるよう呼びかけをし、空き店舗の活用も検討していただきたい。
 今後は、さらに地域との連携を深めるため、イベントの運営組織として実行委員会などを立ち上げ、商店会や地域住民との意思疎通を図りながら事業を進め、持続可能な賑わいの創出につなげていただきたい。

提案事業名 スマイルアースプロジェクト ~外国人も日本人も住みやすい地域をつくる~

提案団体 グローバラキグループと支える会
市の担当課 文化交流課

提案の概要

 外国人市民が、水戸市の様々な地域、場所、分野において、活動の幅を広げている中で、水戸市民を中心とした日本人市民と笑顔でふれあい、季節行事、衣・食・住、芸術文化などの様々な視点で日本と外国の違いを理解し、共生に向けた考え方を育むことで、外国人が自立した生活ができ、それぞれの文化や考え方を生かした住みやすい地域社会をつくる。

  1. 異文化理解・交流イベント
  2. 広報紙の発行
委員会からの意見

 本事業は、外国人と日本人がお互いに理解を深めることで、住みやすい地域社会を作ることを目的としており、外国人が企画運営の主体となって進めているため、外国人のニーズにあった事業展開が期待できる。
 事業への参加者については、メンバーが固定され、内々のイベントで終わってしまうことも考えられるので、今まで異文化理解や国際交流について関心の無かった人たちにも参加してもらえるよう、市担当課と連携・協力し、市で実施している様々なイベントにも参加して活動を周知するなど、理解が広がるよう取組んでいただきたい。
 将来的には、インバウンド観光や交流人口の増加に繋がる展望もあるということで、この事業をきっかけに、水戸市が「外国人にやさしいまち」というイメージが広がることを期待している。

協働による新たな取組にご期待ください!!

 事業の実施期間は、平成28年4月から平成29年3月までの予定です。

 提案団体と市の担当課が、パートナーとして事業に取り組みます。市民提案による協働事業にどうぞご期待ください!!

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)