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みと協働大作戦!「わくわくプロジェクト」 平成27年度協働事業が決まりました!

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年6月13日更新 印刷ページ表示

提案事業の公開プレゼンテーションを開催しました

 市民活動団体の皆さんのアイディアを生かし、提案団体と市の担当課が協働して事業に取り組む「わくわくプロジェクト」。平成27年度に実施する事業の募集に、7件の提案がありました。このうち、前年度からの継続となる事業が4件、新規の提案事業は3件でした。
 平成27年2月25日に、提案団体の皆さんと市の担当課によるプレゼンテーションが行われ、会場となった常磐大学見和キャンパスには、11人の市民の皆さんが傍聴に訪れました。
 それぞれの事業に対する審査は、各団体の代表者や学識経験者、公募で選ばれた市民の皆さんで構成する水戸市協働推進委員会が行い、答申として意見をまとめました。

水戸市協働推進委員会からの答申書[PDFファイル/277KB]

公開プレ3答申受理

公開プレゼンテーションの様子を紹介します

日時:平成27年2月25日(水曜日)、午後1時45分~午後4時00分
場所:常磐大学見和キャンパス R棟101中教室

公開プレ1公開プレ2

※下記アドレスから各提案事業のプレゼンテーションの様子を視聴できます。

平成27年度の協働事業を決定しました

 水戸市協働推進委員会からの答申を受け、市では平成27年度に実施する協働事業について次のように決定しました。また、それぞれの提案事業について、委員会から意見が出されました。
(補足)事業名や概要は、提案書を受け付けた時点のものです。事業開始までに行う協議により変更になる場合があります。

実施する事業

  • 外国人を対象とした防災意識啓発事業
  • Let’s DANCE!!~ダンスをみんなで楽しもう!~
  • 木戸房池ビオトープ整備事業
  • 水戸の職人物語広報プロジェクト
  • 「外遊び」の力を次世代に~プレイパークを中心とした地域づくり~
  • 外国人が買い物しやすい商店街づくり

提案事業名 外国人を対象とした防災意識啓発事業【行政課題提示型】

提案団体 みと男女平等参画を考える会

市の担当課 地域安全課

提案の概要
  1. 外国人を対象とした防災訓練・防災講座・防災体験ツアーの開催
     防災ノートを活用した防災訓練・講座・防災体験ツアーを開催するほか、実際に生活する外国人市民からの意見を検証し、内容の改善を進める。
  2. 外国人向け防災ノートの改定・印刷配布
     水戸市に居住する外国人市民が、災害害発生時に、必要な情報が得るための防災ノートを、外国人の方のニーズに応じ改定し、さらなる防災啓発を図る。
意見

 本事業は、平成27年度の実施で最終年度となるため、平成28年度以降の事業継続も考えながら活動していただきたい。
 事業継続のためには、地域の自主防災組織との連携が必要不可欠であると考える。単発的な防災講座や体験ツアーの実施だけではなく、各地域の防災に関する取組と連携し、外国人と地域の人々を結びつける、橋渡しの役割を担っていただきたい。また、外国人が地域コミュニティの中に入って、いざというときに助け合い、災害時に柔軟な対応ができるようなしくみを作っていただきたい。
 防災パンフレットの「やさしい日本語」は、より要点を絞るなど、まだまだ改善の可能性が感じられるので、外国人の意見を積極的に取り入れて、さらに分かりやすいものにしていただきたい。

提案事業名 Let’s DANCE!!~ダンスをみんなで楽しもう!~

提案団体 W_αLPHA

市の担当課 総合教育研究所

提案の概要
  1. 教員向け講習会の実施
     各小中学校の体育授業担当教員を対象に、授業内容の実技、児童・生徒たちへの評価の仕方と指導方法についての講習会を実施する。
  2. ダンス授業支援事業
     基本リズムの取り方、ステップ集(基本からの応用)、振り付けの指導、振り付けの制作について指導する。
  3. ダンステキスト等の作成
     基本リズム・ステップ等についてのテキストやDVDを作成する。
  4. ダンスイベントの企画
     ダンス授業での成果を発表するイベントを企画・運営する。
意見

 本事業では、教育の場に自由な発想を取り込み、これまでの授業とは違った雰囲気の中、ダンスの授業が行われている。子ども達が心からダンスを楽しみ、ダンスを通して協調性や柔軟性を身に付けられるよう、引き続ききめ細やかな指導をしていただきたい。
 また、校内だけではなく、地域に向けたダンス発表会の開催など、保護者や地域の人々の理解を得るための取組を実施していただきたい。
 本事業は、平成27年度の実施で最終年度となるが、事業の長期継続に向けた具体的な方向性を定め、本事業がさらに発展することを期待する。

提案事業名 木戸房池ビオトープ整備事業

提案団体 特定非営利活動法人 エコ・グリーン いばらき

市の担当課 環境課

事業の概要

 木戸房池ビオトープの整備
 木戸房池は、里山の面影を残す平地林に囲まれ、水源が主に湧水であり、多様な生物が生息する貴重な場所であるが、近年平地林は荒れ、大量の ごみの不法投棄等が問題となっていた。
 提案団体と地元とが協力し、子どもたちの環境教育の場及び自然に親しむ人々の憩いの場をつくりあげるため、ごみの処分や里山の整備を進めている。
 今後は、整備作業のほか、環境講習会,自然観察会等に周辺地域の小中学校や一般ボランティアの一層の活動参加を促し、周知啓発を図り、多様な動植物が生息し、多くの人が自然に触れ合うことができる環境を整備する。

意見

 本事業では、多くの団体の連携・協力のもとで里山の整備を進めている。今後は、整備作業に加えて、教育・観光等の側面から、里山を活用した取組も進めていただきたい。
 子ども達の環境教育については、教育委員会やPTAとの連携により、学校との繋がりを強化しながら、遠足や自然観察会等を実施し、児童に里山に来てもらうなど、多くの子ども達が参加することで、貴重な里山を次の世代に引き継いでもらえるような活動を進めていただきたい。また、子どもの外遊びを活動事業としている「Play_Park310」との連携も視野に入れていただきたい。
 里山の観光地化に向けては、山百合の里の復活や、ウォーキングコースの整備など、子どもやその他参加者の意見を踏まえながら、里山活用の取組に力を注いでいただきたい。
 この事業がモデルとなり、水戸市全体に広がることを期待している。

提案事業名 水戸の職人物語広報プロジェクト【行政課題提示型】

提案団体 常磐大学地域政策研究会

市の担当課 商工課

提案の概要

 中心市街地の魅力づくりに向けての広報活動の実施
 提案団体及び各商店街、行政の連携により、中心市街地の各店舗への聞き取り調査や、まちなかアンケートにより、各店舗が持つこだわりを発掘する。
 また、Webサイトの内容やパンフレットの作成のほか、体験型イベントを行い、各商品の情報や店の自慢といった情報をより広く発信する。
 さらに、提案団体と各店舗による戦略会議を立ち上げ、作成したパンフレット等を活用し、大局的・多角的な視点からまちなかのにぎわい創出に向けた企画を立案、実施していく。

意見

 平成26年度の実施を踏まえ、学生ならではの視点をさらに生かし、本事業が、まちなかのにぎわいに繋がるよう工夫していただきたい。
 中心市街地の飲食店を取り上げたパンフレットは他にも存在している中で、「職人」という観点を生かして、飲食店以外の店舗にも注目し、各店舗が持つ特徴や魅力を掘り起していただきたい。また、割引特典やクーポン券など、若者の視点からメリットのあるものや、若者が興味を持つような内容を盛り込む工夫も必要である。
 体験型イベントの実施は、より具体的な内容を検討し、若者が中心市街地を歩いてみたいと思うようなイベントを考えていただきたい。また、広報の方法としては、紙媒体だけではなく、Webサイトも活用しながら事業を行っていただきたい。

提案事業名 「外遊び」の力を次世代に~プレイパークを中心とした地域づくり~【行政課題提示型】

提案団体 Play_Park310

市の担当課 生涯学習課、公園緑地課

提案の概要

 少子化・核家族化が進み、かつてのように子どもが屋外で群れて遊べる機会が少ない中で、身体的・心理的・社会的発達を保障するために、様々なバックグラウンドを持った子ども達が、誰でも来ることができる子どもの冒険遊び場づくりをサポートし、かつ、「子ども」を中心とした地域の多世代交流を促進させ、幅広い世代の居場所づくりを進め、未来を担う子ども達それぞれのその子らしいより健全な発達を見守り、プレイパーク及び公園を核とした地域の絆を深めていく。

  1. プレイワーカーの育成(安全対策・救急講習会を含む)
  2. プレイパーク開催
意見

 少子化・核家族化を背景に、多世代による子どもの健全な育成が困難になりつつある社会環境の中で、本事業は、子どもの外遊びを推進し、子どもを中心とした多世代交流を目指す事業であり、本委員会としても期待を寄せている。
 事業実施にあたり、参加する子どもの安全管理を徹底するため、プレイワーカーの育成に力を入れ、担当課とは綿密な話し合いを行って事業を進めていただきたい。
 平成27年度は双葉台で2回のみ実施する計画だが、長期的な展望により、事業の回数・規模・範囲など、多角的に検討し、この活動が水戸市全体に広がるよう、担当課や地域、学校、PTA、子ども会とも連携しながら進めていただきたい。
 また、木戸房池ビオトープ整備事業を行っている「特定非営利活動法人エコ・グリーンいばらき」と連携し、整備された里山でプレイパークを開催することも視野に入れていただきたい。

提案事業名 外国人が買い物し易い商店街づくり

提案団体 グローカルフェスタいばらき実行委員会

市の担当課 商工課

提案の概要

 グローカルフェスタの開催やフェアトレード商品の普及等の、国際理解・国際協力を推進してきた経験や人脈を生かし、外国人が買い物し易い商店街づくりを進め、中心市街地の活性化、外国人と共生できるまちづくりを実現する。

  1. 「グローカルフェスタいばらき2015in水戸」の開催
  2. 外国人が求めている商品とフェアトレード商品に関するアンケート調査、商店街への情報提供・検討依頼
  3. 外国人が買い物し易いお店の指定とフェアトレード商品取扱店を示す「ボード・シール」の作成、配布、設置
意見

 本事業は、外国人と共生できるまちづくりを進め、中心市街地活性化を目指すという目的で提案しており、イベントの開催やフェアトレード商品の取扱店を増やすなど、様々な取組が計画されている。また、平成28年度以降は空き店舗の活用も視野に入れており、委員会としても期待を寄せている。
 一方で、事業経費の大半がテント代等のイベント関係経費に充てられていることから、事業の目的に沿って、経費に見合う最大の効果が得られるような事業運営に努めていただきたい。
 今後、イベント開催の際には、参加する外国人と日本人のコミュニケーションをどう広げていくのかを考え、外国には日本人が知らない知恵・価値・雰囲気があることを参加者が実感し、理解を深めることができるフェスタにしていただきたい。

協働による新たな取組にご期待ください

 事業の実施期間は、平成27年4月から来年3月までの1年間の予定です。
 提案団体と市の担当課とが、パートナーとして事業に取り組みます。市民提案による協働事業にどうぞご期待ください!!

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