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みと協働大作戦!「わくわくプロジェクト」 平成26年度協働事業が決まりました
提案事業の公開プレゼンテーションを開催しました
市民活動団体の皆さんのアイディアを生かし、提案団体と市の担当課が協働して事業に取り組む「わくわくプロジェクト」。平成26年度に実施する事業の募集に、8件の提案がありました。このうち、前年度からの継続となる事業が6件、新規の提案事業は2件でした。
平成26年2月26日に、提案事業について、提案団体の皆さんと市の担当課によるプレゼンテーションが行われ、会場となった水戸市国際交流センターには、12人の市民の皆さんが傍聴に訪れました。
それぞれの事業について、各団体の代表者や学識経験者、公募で選ばれた市民の皆さんで構成する水戸市協働推進委員会が審査を行い、答申として意見をまとめました。
公開プレゼンテーションの様子を紹介します
日時:平成26年2月26日(水曜日)、午後1時45分~午後4時00分
場所:水戸市国際交流センター 多目的ホール
※下記アドレスから各提案事業のプレゼンテーションの様子を視聴できます。
- 水戸の子育て情報誌づくり<外部リンク>
- 子どもを主体とする創造的放課後事業の推進-《放課後の学校クラブ》の定着と拡張を目指して<外部リンク>
- Let’s DANCE!!~ダンスをみんなで楽しもう!~<外部リンク>
- 地場農産物利用促進事業 水戸ご当地カレー「MITOカリー」プロジェクト<外部リンク>
- 木戸房池ビオトープ整備事業<外部リンク>
- 外国人を対象とした防災意識啓発事業<外部リンク>
- 『偕楽園なんでも百科』改訂版の発行と活用<外部リンク>
- 水戸の職人物語広報プロジェクト<外部リンク>
<外部リンク>平成26年度の協働事業を決定しました
水戸市協働推進委員会からの答申を受け、市では平成26年度に実施する協働事業について次のように決定しました。また、それぞれの提案事業について、委員会から意見が出されました。
(補足)事業名や概要は、提案書を受付けた時点のものです。事業開始までに行う協議により変更になる場合があります。
実施する事業
- 水戸の子育て情報誌づくり
- 子どもを主体とする創造的放課後事業の推進-《放課後の学校クラブ》の定着と拡張を目指して
- Let’s DANCE!!~ダンスをみんなで楽しもう!~
- 木戸房池ビオトープ整備事業
- 外国人を対象とした防災意識啓発事業
- 水戸の職人物語広報プロジェクト
提案事業名 水戸の子育て情報誌づくり
提案団体 水戸子育てネットワーク「みとこみ」
市の担当課 子ども課
提案の概要
- 「子育て中の“まま目線”」による子育て情報誌の作成
初めて子育てする親や水戸に引っ越してきた親などが知りたい情報を、子育て中の“まま目線”で発信する。自身も子育て中の母親たちが、情報収集や意見交換を重ねて、より身近な視点に立った子育て情報誌及び子育てマップを作成する。さらに、より多くの人に「ままナビ」の情報を提供できるよう、「ままナビ」Webサイト開設に向けて準備を進める。
意見
本事業は、子育て中の親の視点や自由な発想を生かし、平成24年度から2年間情報誌の作成に取り組んできた。提案団体は、子育て中の各家庭の様々な状況に対応できるよう、情報誌における具体的な情報の提供を心がけてほしい。市の担当課は、提案制度による協働事業終了後の事業継続も視野に入れ、提案団体とともに、今後の事業運営のあり方について検討していただきたい。「ままナビ」が、子育て中の親たちが前向きに子育てに取り組む一つのきっかけとなるよう期待する。
提案事業名 子どもを主体とする創造的放課後事業の推進ー≪放課後の学校クラブ≫の定着と拡張を目指して
提案団体 放課後の学校クラブ実行委員会
市の担当課 総合教育研究所
提案の概要
- 他学校・団体との連携
これまでの事業の中で培った「もうひとつの学校」の方法論を、他の学校に波及させていくため、他の団体と連携し、水戸市内の「放課後子ども教室事業」へ組み込むための基盤を整備していく。 - 活動の普及
平成25年度に作成予定の『放課後の学校クラブマニュアル(仮)』を活用し、水戸市内の「放課後子ども教室事業」と連携して、活動の普及を促す。
意見
平成26年度においては、水戸市内の「放課後子ども教室事業」との連携が計画されており、本活動の更なる普及の促進が期待できる。提案団体は、これまでの2年間の成果を踏まえ、今後の展望を持って、更なる事業の充実に向け、主体的に取り組んでいただきたい。市の担当課は、提案団体と連携し、各学校の活動状況に応じたマニュアルの活用方法の検討等、提案団体のノウハウやスキルが効果的に発揮できるような環境づくりを進めていただきたい。
提案事業名 Let's DANCE!!~ダンスをみんなで楽しもう!~
提案団体 W_αLPHA
市の担当課 総合教育研究所
事業の概要
- 専門的なダンス授業の展開及び授業システムの確立
義務教育においてダンスが体育授業の一環として導入され、学校現場では、より専門性の高い内容を継続して指導できる体制が求められている。このことから、ダンスのインストラクターによる教員向け講習会や、各学校でのダンス授業支援事業を実施するとともに、ダンステキスト等を作成することで、児童・生徒たちへの指導・評価方法を提供し、児童・生徒たちの自己表現力やコミュニケーション能力の向上につなげる。
意見
本事業は、時流に沿った行政課題に対し、提案団体の専門性を教育現場に生かすことができ、提案団体と市にとってメリットが得られる事業といえる。平成26年度においては、ダンステキストやDVDの作成が予定されているが、各学校の教員が、児童・生徒の習熟度にも対応した指導ができるよう、よりきめ細やかな教材の作成を心がけていただきたい。
市の担当課は、学校をはじめとする関係機関との連携を図るとともに、よりよい授業を展開できるよう、提案団体と連携を密にし、今後も継続して事業に取り組める体制づくりに努めていただきたい。
提案事業名 木戸房池ビオトープ整備事業
提案団体 特定非営利活動法人 エコ・グリーンいばらき
市の担当課 環境課
提案の概要
- 木戸房池ビオトープの整備
木戸房池は、里山の面影を残す平地林に囲まれ、多様な生物が生息する貴重な場所であるが、近年、大量のごみの不法投棄等が問題となっていた。子どもたちの環境教育の場及び自然に親しむ人々の憩いの場をつくりあげるため、ごみの処分や里山の整備を進めている。今後は、周辺地域の小中学校や一般ボランティアの一層の活動参加により周知啓発を図り、多様な動植物が生息し、多くの人が自然に触れ合うことができる環境を整備する。
意見
本事業は、現地を自然の生態系豊かな里山として整備することを目的としており、継続的な取組が必要である。提案団体は、今後の展望を持った上で、生態系の保全に十分配慮した環境整備を進めるとともに、事業の効果が見える形での、事業の運営を心がけてほしい。市の担当課は、周辺地域の小中学校等の関係機関との連携を図り、地域住民への波及効果を高め、本事業が、水戸市内のビオトープ整備事業のモデルケースとなるよう、広報等の支援を行っていただきたい。
提案事業名 外国人を対象とした防災意識啓発事業【行政課題提示型】
提案団体 みと男女平等参画を考える会
市の担当課 地域安全課
提案の概要
- 外国人を対象とした防災パンフレットの作成
水戸市に居住する約3,000人の外国人市民の中には、日本語の読み書きに不慣れな方もいるため、東日本大震災発生時に必要な情報を得ることができず、不自由を強いられたことから、平成25年度に、災害時に必要な情報について、彼らの認識に合わせた独自の防災ノートを作成した。平成26年度においては、平成25年度に作成した防災ノートを活用した防災訓練・講座を開催するほか、実際に生活する外国人市民からの意見を検証し、内容の改善を進める。
意見
平成26年度においては、平成25年度に作成した防災パンフレットを活用した防災訓練や防災講座の開催が予定されている。提案団体は、防災パンフレットの活用に当たり、外国人市民と直接コミュニケーションを図るなど、本事業を、外国人市民が地域に馴染むきっかけの一つとしてほしい。また、中国語、韓国語、英語の3か国語でも対応することが難しい外国人市民への対応として、外国人市民にわかりやすい「やさしい日本語」や、多言語に対応した防災情報の提供など、きめ細やかな対応に努めていただきたい。
提案事業名 水戸の職人物語広報プロジェクト【行政課題提示型】
提案団体 常磐大学地域政策研究会
市の担当課 商工課
提案の概要
1 中心市街地の魅力づくりに向けての広報活動の実施
各商店街の各店舗への聞き取り調査等を通じ、学生の目線から中心市街地の魅力の発掘を行う。また、店主が選ぶ各店舗の代表的な商品を「こだわりの一品」として、各商店街が発行している情報誌等の既存の広報媒体に取り上げる。さらに、Webサイトの立ち上げやパンフレットの作成を行い、各商品の情報や店の自慢といった情報をより広く発信する。
意見
今回の提案は、学生ならではの視点から、中心市街地の魅力の発掘、情報発信を通じ、まちなかの賑わい創出につなげるという、本制度開始以来、初めてとなる学生からの事業提案であった。提案団体は、まちなかの賑わい創出に向け、具体的にどのような手段を講じていくのかを再検討するとともに、他の団体との連携も視野に入れ、より効果的な事業運営に努めていただきたい。市の担当課は、柔軟性等に富んだ彼らのアイディアが、本事業において十分に発揮できるよう、関係機関との連絡調整や広報周知の面において、積極的な支援を行っていただきたい。本事業により、若い世代がまちなかに訪れやすい仕組みが構築され、水戸市の中心市街地の賑わい創出につながることを期待する。
協働による新たな取組にご期待ください
事業の実施期間は、4月から来年3月までの1年間の予定です。
提案団体と市の担当課とが、パートナーとして事業に取り組みます。市民提案による協働事業にどうぞご期待ください。
水戸市協働推進委員会による答申[PDFファイル/283KB]
平成26年度協働事業の2次募集を行います
平成26年度に実施する協働事業の追加募集を行います。
今回募集するのは、7月~平成27年3月に実施する事業で、5月下旬に、公開プレゼンテーションによる審査を行う予定です。
対象団体/NPO、ボランティア団体、企業(非営利の社会貢献活動を行う場合)、地域コミュニティ団体など
提案受付期間/平成26年4月15日(火曜日)~4月30日(水曜日)まで
申込み/所定の協働事業提案書を作成し、地域振興課(本庁舎南側臨時庁舎3階、Eメールkyodo@city.mito.lg.jp)へ
※詳細は、募集要項をご覧ください。募集要項は、同課にあります。また、市ホームページから入手できます。
平成26年度わくわくプロジェクト募集要項(2次募集)[Wordファイル/313KB]