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みと協働大作戦!「わくわくプロジェクト」 平成22年度協働事業が決まりました

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年6月13日更新 印刷ページ表示

提案事業の公開プレゼンテーションを開催しました

公開プレゼンテーションの様子

市民活動団体の皆さんのアイディアを生かし、市と協働でまちづくりに取組む「わくわくプロジェクト」。平成22年5月6日~5月6日20日に、今年度実施分の提案事業を募集したところ、福祉・教育・環境の分野で7件の提案がありました。
平成22年7月6日に水戸市国際交流センターで、提案事業の公開プレゼンテーションが行われ、提案団体と市の担当課が出席したほか、28人の市民の皆さんが傍聴に訪れました。
それぞれの事業の内容などについて、各団体の代表者や学識経験者、公募で選ばれた市民などの皆さんで構成する水戸市協働推進委員会が審査し、市への答申として意見をまとめました。

平成22年度に実施する協働事業が決まりました

水戸市協働推進委員会からの答申を受け、市では平成22年度に実施する協働事業について次のように決定しました。また、それぞれの提案事業について、委員会から意見が出されました。
(補足)事業名や概要は、提案書を受付けた時点のものです。事業開始までに行う協議により変更になる場合があります。

採択6事業

提案事業名 千波湖親水デッキでの市民環境学習会

提案団体

社団法人茨城県公害防止協

市担当課

環境課

提案の概要

10回の計画で、千波湖親水デッキで環境学習会を開催する。水、鳥、昆虫、植物、水生生物の各分野に詳しいスタッフが、講師として参加する。水戸市のシンボルである千波湖で環境学習会を実施することによって、自然と環境保全の大切さや、千波湖や桜川の水質浄化対策の現状について知ってもらう機会とする。

意見

環境学習会を通して自然環境への理解を深め、環境保全の意識を高めることを目的とした本事業は、市民と行政とが協働で取組むことにより、より大きな効果が期待できる事業である。収支計画について、参加者の保険加入を予算計上していないが、自己責任に任せるだけでなく、主催者として参加者の安全確保に努めてほしい。また、経費については十分精査し、さらなる予算のスリム化を検討していただきたい。

提案事業名 対人関係により心に悩みを抱える子どもへの家庭教師派遣とアートセラピー事業

提案団体

特定非営利活動法人
ウィメンズネット「らいず」

市担当課

子ども課

事業の概要
  1. 学生による「メンタルフレンド」の派遣
    対人関係が原因となって心に傷や悩みを抱えている子どもや、学校で孤立しがちな児童・生徒のもとへ、「メンタルフレンド」として、学生による家庭教師を月2回程度派遣する。
  2. 子ども向けアートセラピーの実施
意見

提案団体の専門性と実績を生かした事業であるとともに、市の担当課でも必要性を強く感じている現状から、協働事業として提案されたものである。市民ニーズに的確に応えた事業として実施されることを期待したい。また、事業実施後においても、必要に応じて提案団体や市の担当課が継続して関わっていけるよう、フォロー体制を作っておくよう心掛けてほしい。

提案事業名 常照寺のホタル発生地の地域協働による維持管理保全

提案団体

茨城生物の会

市担当課

公園緑地課、環境課

提案の概要
  1. ホタル生息地の維持管理
    現在未利用となっている常照寺周辺の市有地において、周辺住民や小学校と協力して除草作業などを行い、ホタル生息地として保全する。
  2. パンフレット作成及び学習会の開催
    ホタル保全と、生息地としての維持管理の必要性について、パンフレットを作成し、学習会を開催する。
意見

継続することが重要な事業であることからも、市民と行政との協働事業での取組みがふさわしいと考えられる。収支計画では、パンフレット作成などの予算が補助対象経費の大部分を占めているが、ホタル生息地の保全活動に直接必要となる部分に予算付けし、その活動実績に見合った支出となるよう再検討してほしい。また、市民活動がさらに広がれば、市としても、担当課で予算化するなどのバックアップを検討していただきたい。

提案事業名 子どもを見守るCAPワークショップ

提案団体

特定非営利活動法人水戸こどもの劇場

市担当課

子ども課

提案の概要
  1. CAP大人ワークショップの実施
    子どもに携わる多くの方々を対象に、子どもへの暴力防止プログラム(CAP)の大人ワークショップを市内の14小学校区で開催する。
  2. 市職員(保育士)を対象とした大人ワークショップの実施
意見

提案団体の熱意は伝わったが、CAP 大人ワークショップを受講することによる効果がわかりにくいとの意見もあった。提案団体には、講師としてさらに研鑽を積み、より良いプログラム展開を期待したい。また、本事業による効果を確認するためにも、事業実施後には評価も重要である。その上で、今後の事業展開について、市の担当課とも協議しながら進めていただきたい。

提案事業名 栗崎町里山道路の整備・除草及び不法投棄物の排除

提案団体

グリーンパーティ栗崎

市担当課

道路管理課、清掃事務所

提案の概要
  1. 不法投棄されているゴミの除去・処分
    栗崎町内の市道に不法投棄されているゴミを、自治会と協力して運び出し、市が適正に処分する。
  2. 不法投棄を抑制するための看板製作
    今後の不法投棄を抑制するため、町内で募集・選考した標語の看板を製作し、道路沿いの土地に設置する。
意見

不法投棄物処理の問題が協働事業になじむのかという意見や、補助金を用いることへの疑問の意見もあったが、市民のゴミ問題への意識啓発につながることに期待する意味からも、モデル事業として考えたい。経費については、精査が必要である。市の担当課と十分協議し、補助金の適正な運用を求めたい。ゴミの不法投棄は社会的課題となっており、本制度の適用については、本事業の成果を見ながら総合的に検討する必要がある。

提案事業名 「水戸シニアITリーダ(仮)養成」並びに「シニア初心者IT普及」

提案団体

シニアネット水戸

市担当課

高齢福祉課

提案の概要
  1. 水戸シニアITリーダ(仮)養成
    パソコンやインターネットの技術及びその教授法を学ぶ講座を開催し、修了者に対して市が修了証を発行する。
  2. シニア初心者IT普及
    市民センターなどを会場として、シニア層の講師による、シニア層の初心者向けパソコン教室を開催する。
意見

民間に類似の事業が認められるが、市の担当課でも市民ニーズを強く感じている現状があり、協働事業として提案されたものである。高齢者の要望に応えることができるよう、具体的な実施計画を作成するなど、市の担当課と十分協議しながら進めていただきたい。収支計画では、参加者の受講料が収入の3割強を占めていることからも、経費を精査することが必要である。

不採択1事業

提案事業名 「偕楽園なんでも百科」(仮称)の発行

提案団体

偕楽園公園を愛する市民の会

市担当課

文化課、総合教育研究所

提案の概要

偕楽園公園の魅力を多面的・多様に紹介した冊子を作成する。図や写真を中心に、読みやすい解説文を付け、子どもから大人まで楽しむことができる読本形式にする。子どもたちにも分かりやすく、読みやすい内容とすることで、偕楽園や千波湖を大切にし、愛護する心を育むことにつなげる。

意見

偕楽園は本市の重要な資源であり、これを生かそうとする提案は高く評価された。しかし、本提案内容では、観光パンフレットやガイドブックなど、すでに作成されている情報誌と重複する印象を受けた。他の出版物との差別化を明確にし、例えば、編集に子どもたちを参加させたり、外国人向けに多言語化したりするなど、新しい取組みや切り口での再提案を期待する。

協働での新たな取組にご期待ください

今年度の実施期間は、平成23年3月までの8か月間。提案団体と市の担当課とが、パートナーとして事業に取組みます。
水戸市で初めての取組となる、市民提案による協働事業にどうぞご期待ください。

水戸市協働推進委員会による答申[PDFファイル/208KB]

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