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水戸市と内原町が合併して20周年を迎えました
水戸市と内原町は、平成16年2月23日に合併協定に調印し、平成17年2月1日に合併しました。
合併後のまちづくりについては、「水戸市・内原町合併建設計画」に、6つのまちづくりの目標を定め、推進してまいりました。合併建設計画は、令和5年度をもって計画期間が終了しており、令和7年は、合併から20周年の節目の年となります。
このページでは、合併建設計画に基づき取り組んできましたまちづくりについて、ご紹介いたします。
なお、まちづくりの目標1から6でご紹介する内容は、次の動画でもご覧いただくことができます。
1 人がきらめくまちをつくる(福祉・保健・医療の充実)
内原認定こども園の整備
(竣工記念式典)
同施設は、内原保育所及び鯉淵幼稚園の移転改築により、平成18年8月に保育所部分、平成19年3月に幼稚園部分がそれぞれ竣工し、同年4月から、幼保共用化施設として運営を開始しました。
その後、令和2年4月に両施設をあわせて幼保連携型認定こども園に移行し、水戸市立内原認定こども園として現在に至っています。
2 さわやかな暮らしのまちをつくる(生活環境の充実)
貯水槽・防火水槽の整備

(耐震性防火水槽)
災害に強いまちづくりに向け、地震などの大規模災害発生時における避難住民の生活用水や消火用水を確保するため、耐震性防火水槽(3基)を整備しました。あわせて、公共の水道網が十分でない消防水利の希薄地域に、耐震性防火水槽(20基)を整備しました。
交通安全施設の整備

(整備したガードレール)
歩行者の安全確保と交通事故の未然防止を図るため、ガードレールやカーブミラーをはじめとする交通安全施設の整備を行いました。また、小・中学校の通学路点検等により、危険箇所の解消に努めています。
防災・安全対策事業

(防災・安全対策事業)
それまで旧内原地区に一つだった地区防災組織が、令和元年に各小学校区ごとに結成されました。結成された内原、妻里,鯉淵の各地区防災組織では、いざというときの備えとして、災害時に迅速・的確な対応ができるように市の関係部署と連携して、防災訓練を実施しています。
下入野斎場の整備

(新たな斎場整備事業)
今後の火葬需要の増加に対応するため、「全てにやさしく、思いやりと安らぎを感じられる斎場を目指して」をコンセプトに、新たな斎場を下入野町に建設しました。火葬炉4基、大式場(約160名収容)、小式場(約80名収容)、大・小式場の一体利用も可能で、待合室5室、キッズルーム、授乳室のほか、駐車場約240台を備えています。
清掃工場「えこみっと」等の整備

(新ごみ処理施設等整備事業)
将来にわたり、ごみを適正かつ効率的に処理するとともに、資源・エネルギーの回収を推進するため、清掃工場「えこみっと」を建設しました。令和2年3月に完成し、同年4月から稼働しており、ごみの焼却熱を利用した発電や焼却灰を再資源化することにより、資源の有効活用、環境負荷の低減を推進しています。
下入野健康増進センター整備事業

(下入野健康増進センター整備事業)
健康づくりをサポートする、地域に開かれた癒しや憩いの場として、令和4年4月1日にオープンしました。屋内プール、温浴施設のほか、トレーニング室、多目的室、会議室、グラウンドゴルフ場を備えています。
3 人が自律するまちをつくる(教育・文化の充実)
鯉淵小学校校舎の整備

(整備した校舎)
平成24年から26年にかけて、老朽化した校舎について増改築工事を実施し、平成26年6月6日に新校舎が完成しました。
学校施設の耐震化

(耐震化した校舎)
学校は、児童・生徒が一日の大半を過ごす学習・生活活動の場であり、その安全性を確保するため、市内全ての小・中・義務教育学校の耐震化工事を実施しました。
内原中学校体育館の長寿命化改良

(長寿命化した体育館)
生徒が安全かつ快適な環境で過ごすことができるよう、体育館の長寿命化改良工事を実施し、平成31年3月29日に完成しました。
学校への空調設備の設置

(空調設備を設置した教室)
児童、生徒が快適な学校生活を送ることができるよう、平成31年2月までに市立全ての小・中・義務教育学校の普通教室及び特別教室において、空調設備の設置を完了しました。
ICTを活用した学習の推進事業
(ICTを活用した学習の推進事業)
「令和の日本型学校教育」を基に、令和3年度から、1人1台端末や大型提示装置などのICT機器を効果的に活用した学習活動を行いながら、児童生徒の情報活用能力の育成を図っています。
内原図書館の整備

(整備した図書館)
同図書館は、本市6番目の図書館として平成22年4月16日に開館しました。地域を支える情報拠点として満蒙開拓青少年義勇軍関係資料や健康・医学に関する資料等、様々な資料の収集に努めています。また、地域の読書ボランティア団体と連携しながら様々なイベントを行い、令和6年度は8万7千人の入館者がありました。
内原ヘルスパークの環境整備

(空調設備を設置した館内)
熱中症対策等のため、アリーナに空調設備を新設し、あわせて経年劣化していた既存空調設備及び内装改修を実施し、令和4年6月に完成しました。
東町運動公園整備事業

(東町運動公園整備事業)
広く市民がスポーツや健康づくりに親しむことができる施設、また、トップアスリートのプレーを間近で見ることができ、夢や希望を与えることができるスポーツコンベンションの拠点として整備し、平成31年4月にオープンしました。メインアリーナ、サブアリーナのほか、トレーニング室、レスリング場、テニスコート、多目的室等を備えています。
市民会館整備事業

(市民会館整備事業)
東日本大震災により被災し使用できなくなった旧市民会館を、中心市街地へ移転建替えを行いました。令和5年7月2日に開館した新たな市民会館は、当初の目標を大きく上回る、年間約111万人の方々が来館されており、市民の芸術文化活動の拠点として、また、新たな交流や活力、にぎわいが創出されるコンベンションの拠点として、市内外から大変多くの方々にご利用いただいております。
4 自然と共生するまちをつくる(都市基盤の充実)
内原駅北土地区画整理事業

(事業エリア)
内原駅北地区において、内原駅周辺における都市基盤の強化を図る目的で、国道50号線とJR常磐線に囲まれた面積36.7㏊の区域に、内原駅北口広場、内原駅北通り線、内原駅北出会いの広場公園などの公共施設を整備するとともに、大型複合型商業交流施設を核として、住居と商業サービス機能による複合型市街地の形成を図りました。
内原駅周辺地区の整備

(橋上化した駅舎)
内原駅周辺において、平成26年度に完了した駅北の土地区画整理事業とともに、拠点開発の効果を一層高めるため、内原駅の橋上駅舎や南北自由通路などの整備を進め、利便性の高い交通結節点の機能強化を図りました。あわせて、駅周辺のバリアフリー化も推進し、多様な世代が、快適に安心していつまでも住み続けられる「まち」の形成に努めています。
水道管の整備・更新
水戸市と内原町の合併後、旧水戸市内から内原地区へ水道水を送水する水道管や、それをバックアップする水道管の整備、老朽化した水道管の更新事業等を実施してきました。これらの事業により、内原地区においても、水道水をより安定的に供給することが可能となりました。
道路の整備
(都市計画道路3・4・124号(筑地・五平線))
(市道内原6-0003号線)
安全で快適に移動できる道路のネットワーク構築に向け、都市計画道路や幹線道路等の整備を行いました。
・都市計画道路3・4・124号(筑地・五平線)
内原地区の中心部を横断して笠間市と水戸市中心部を結ぶ都市計画道路
・市道内原6-0003号線
地元の協力により完成することができたJR内原駅と笠間市を結ぶ準幹線道路
公共下水道の整備

(内原浄化センター(増設部分))
公共下水道整備事業として、内原地区の管路整備及び浄化センターの増設を行いました。
合併建設計画の計画期間において、整備した管路延長は29,545.6mとなり、内原地区における下水道普及率は22.0%から40.1%に向上しました。また、内原浄化センターについて、汚水処理設備の第3系列を整備し、処理能力は2,700立方メートル/日から4,050立方メートル/日に向上しました。
農業集落排水の整備

(内原北部地区の農業集落排水処理施設)
農業集落排水整備事業として、内原北部地区の処理施設建設及び管路整備を行いました。
処理施設の処理能力は446立方メートル/日、合併建設計画の計画期間において整備した管路延長は16,020mであり、平成24年度に事業完了となりました。
地籍調査
(地籍簿と地籍図簿冊)
中妻地区及び播田実地区において、地籍調査を実施しました。
地籍調査により作成された地籍簿には、一筆の土地ごとの地番、地目、面積、土地所有者が記載され、また、地籍図には土地の境界線や境界点が明示されています。
これにより、土地に関する権利関係が明確化され、万が一、災害などにより、境界が不明になっても、容易に復元することが可能となることから、災害からの復旧が迅速に行えるようになります。
5 はつらつとしたまちをつくる(地域産業の充実)
小林ふるさとコミュニティーセンター整備支援事業

(小林ふるさとコミュニティーセンター整備支援事業)
小林地区において、旧小林公民館の建替えに伴い、地域の人々が集い、交流し、親交を深めるなどの憩いの場として、新たに小林ふるさとコミュニティセンターを整備するに当たり、支援を行いました。
農道の整備
(農道の整備)
中島地区(鯉淵町・下野町)の農道(約640m)及び大足地区の農道(約530m)を整備しました。
これにより、農産物の品質を落とさず輸送することができるほか、地域の交通アクセスが向上し、住民の移動についてもスムーズになるなど、地域の農業の効率化や住みやすい環境づくりに貢献しています。
6 楽しくまちをつくる(コミュニティ・行政機構の充実)
鯉淵市民センターの整備
(鯉淵市民センターの外観)
地域における生涯学習活動、子育て支援や多世代交流などの多様なコミュニティ活動、さらには、地域の防災活動の拠点として、市民センターを整備しました。
【建築年月日】平成30年8月22日
【開所年月日】平成30年10月1日
【部屋の種類】ホール、和室、調理室、会議室、多目的ルーム
【駐車場】40台(うち思いやり駐車場2台)
妻里市民センターの整備

(妻里市民センターの外観)
地域における生涯学習活動、子育て支援や多世代交流などの多様なコミュニティ活動、さらには、地域の防災活動の拠点として、市民センターを整備しました。
【建築年月日】平成30年8月26日
【開所年月日】平成31年3月1日
【部屋の種類】ホール、和室、調理室、会議室、多目的ルーム
【駐車場】40台(うち思いやり駐車場2台)
内原ふれあいまつりの開催事業

(内原ふれあいまつりの開催事業)
地域コミュニティの醸成や、都市と農村の交流促進、地域産業のPRを目的として、毎年11月3日に、内原ふれあいまつりを開催しています。地場産品の販売のほか、郷土芸能や、地域の風習を伝える模擬上棟式が行われ、こどもから大人までが1日中楽しめるまつりとして、多くの方に御来場いただいています。
市役所本庁舎整備事業

(市役所本庁舎整備事業)
東日本大震災により大きな被害を受けた旧庁舎の建替えを目的とし、多くの市民の皆様からの御意見を取り入れながら整備を進め、平成30年に完成しました。被災した旧庁舎の教訓を踏まえ、総合防災拠点としての機能を備えつつ、バリアフリー化や省エネルギー化に積極的に取り組んだほか、低層階への窓口部門の集約化など、利用しやすい庁舎を実現しました。








