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株式会社吉川油脂、ENEOS株式会社と民官連携協定を締結しました!

ページID:0100120 更新日:2025年5月20日更新 印刷ページ表示

「使用済み食用油の回収及び活用に関する協定」を締結しました!

 4月30日に、株式会社吉川油脂、ENEOS株式会社、水戸市の三者で、「使用済み食用油の回収及び活用に関する協定」の協定締結式を実施しました。

 この協定は、脱炭素社会の実現に向けた取組の一つとして、SAFの原料となる使用済み食用油の回収・供給体制づくりを目指すものです。今後、民官連携で事業を推進してまいりますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

協定式の様子

SAFとは?

 バイオマス資源を原料とする「持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel)」のことです。

化石由来の燃料と同等の性能を持ちながら、サプライチェーン全体として60~80%の二酸化炭素排出量の削減が見込めるとされ、世界的にも利用拡大に向けた動きが加速しています。

事業の目的

 家庭から廃棄されてしまう使用済み食用油を回収し、SAFの原料として活用することで、二酸化炭素排出量の削減や、市民の脱炭素に向けた行動のきっかけづくりを目指します。

事業の概要

​ 市は、家庭から出る使用済み食用油を専用容器(リターナブルボトル)により回収できる拠点を設置します。

 株式会社吉川油脂は、油の回収・精製を行い、ENEOS株式会社の国内工場へ供給します。

 ENEOS株式会社は、回収した油からSAFを製造します(工場は2028年度以降稼働予定。稼働までは、株式会社吉川油脂が代替燃料などを製造します。)。

 ※市内の回収拠点については、水戸市役所のほか市内スーパーなどとの連携を検討中です。準備が整い次第、ご案内します。