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令和6年度 歴史部門 常設展示
令和6年度 歴史部門 常設展示
期間
令和6年6月15日(土曜日)から令和7年5月末まで
筑波山挙兵160年記念 筑波山挙兵と幕末の水戸藩
令和6年(2024)は、元治元年(1864)に尊王攘夷思想を抱く水戸藩士や浪士が、攘夷実現を掲げて筑波山で挙兵してから160年目の節目の年を迎えます。筑波山挙兵は水戸藩内の抗争を激化させるとともに、敗れた水戸藩士等が京都にいた一橋慶喜を頼って西上する動きを見せるなど、水戸藩内外に大きな影響を与えました。
本展示では、筑波山挙兵という事件に注目し、挙兵にいたるまでの動向とともに、元治元年の挙兵の内実を館蔵資料から紹介します。筑波山挙兵という事件に大きな影響を与えた、水戸藩内での攘夷運動の高まりと藩内抗争の激化という2点から、幕末水戸藩の姿を明らかにしていきます。
テーマ2 昭和20年の水戸大空襲
アジア・太平洋戦争下の昭和20年(1945)、2月から8月の終戦まで、水戸はたびたび米軍機による空襲の被害を受けました。とりわけ、8月2日の水戸大空襲の日は、水戸市域の8割以上を焼失するという甚大な損害を被ります。水戸大空襲及びその前後の出来事を、資料やパネル展示から紹介します。