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令和5年度 美術部門 常設展示「水戸の美術3」

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2024年3月22日更新 印刷ページ表示

令和5年度 美術部門 常設展示「水戸の美術3」

テーマ1 工芸

 水戸市立博物館の所蔵品のなかから、陶芸・モザイク・漆芸・鍛金・彫刻の領域で活躍した、水戸ゆかりの工芸作家の作品をご紹介します。

 陶芸は、土の表面に独特の線描を施した城戸夏男、象嵌技法による繊細な表現と、愉快な造形が特色の小林征児の作品を展示します。

 そのほか、モザイク作家の須藤了三、漆工家の寺本輝正、金属の板を叩き成形する「鍛金」の技法により抽象作品を生み出した松田正巳、そして「蹴上彫」を得意とした彫金家の野澤秀湖の作品をご紹介します。

 土、木、漆、ガラス、卵殻、金属といった素材と、個々の作家が得意とする様々な技法を用いて作られた、独創的な作品の数々をお楽しみください。

(写真は小林征児「虫」、城戸夏男「焼締花器」)
小林征児「虫」
城戸夏男「焼締花器」

テーマ2 山のある風景

本展では、当館所蔵の洋画及び版画作品のなかから、山のある風景を描いた作品をご紹介します。

箱根や蓼科などの山に囲まれた風景の一部や、山も麓の湖、山の上に広がる青空など、「山」という一つのモチーフに着目しても、実に様々な作品が見られます。

どの作品も作家独自の視点によって、そびえ立つ山が大きな存在感をもって描かれ、色の重ね方や絵筆の使い方のほか、油彩・水彩・木口木版(木の横断面を彫り版を作る)といった技法の違いも、作品の個性を際立たせています。

山の風景を描いた多彩な作品と作家それぞれの世界観をどうぞお楽しみください。

(写真は辻永「新樹匂ふ」)
辻永「新樹匂ふ」

テーマ3 水戸の日本画

 江戸時代末期から明治、大正、昭和にかけて活動した、水戸ゆかりの画家たちの作品をご紹介します。

 江戸から明治へと時代が遷り変わるなかで、あくまで師から受け継いだ伝統の枠の中で絵を描き続けた画家が、水戸にもたくさんいました。
 こうした画家の大部分は、現在では忘れられてしまいましたが、彼らの作品は、数は多くはないものの現在も残され、画家の存在を伝えています。

 今回はそのなかから、江戸時代の水戸を代表する画家・立原杏所の門下であった松平雪山とその門人たちや、江戸時代末期の御用絵師で狩野派の画家・山内伊村、さらに宇佐美大奇、酒井藍山、酒泉五楓の作品を展示します。

 水戸以外ではなかなか出会えない画家たちの貴重な作品を、ぜひご覧ください。

(写真は酒井藍山「三顧之図」」)
酒井藍山「三顧之図」
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施設概要

開館時間 9時30分~16時45分

入場料 常設展・企画展は無料 特別展については 各紹介ページをご覧ください。

〒310-0062 茨城県水戸市大町3-3-20 (水戸市立中央図書館と同建物)

電話:029-226-6521 Fax:029-226-6549

休館日