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平成27年度 歴史部門 常設展示
平成27年度は2つのテーマから、水戸の歴史を紹介します。
【テーマ1】 近世水戸の城と城下町
江戸時代、水戸藩は唯一江戸定府を命じられていたため、藩主と領地との関係は他藩に比べ薄かったといえます。そうした中でも、初代藩主頼房、2代光圀、9代斉昭は、水戸城下の形成に大きく関わった人物でした。【テーマ1】では、水戸城とその城下町について、3藩主に関する資料を中心に展示しています。
主な展示資料
- 水戸城跡から出土した三つ葉葵紋鬼瓦
- 水戸城下絵図 ・弘道館図面
- 偕楽園好文亭の図
- 斉昭が造らせた大砲「奇」 ・五丁矢場での教練図、斉昭の指令書
三つ葉葵紋鬼瓦
弘道館図面
【テーマ2】 水戸空襲
昭和20年(1945年)の8月2日未明、米軍の爆撃機B29、160機が水戸上空に現れ、零時31分から2時16分までの1時間45分にわたって焼夷弾の雨を降らせました。これによって、水戸の街の8割が焼失し、水戸城の三階櫓も失われました。水戸空襲時の資料を中心に、戦時中の水戸を紹介します。
主な展示資料
- 空襲警報発令の札
- B29のプロペラ
- 集束焼夷弾
空襲に関する資料
焼夷弾と空襲後の水戸