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平成27年度 自然部門 常設展示
平成27年度の常設展示は4つのテーマに分かれています。
1 ラムサールの湖 涸沼
平成27年5月に涸沼が正式にラムサール条約の重要湿地として登録されることが決定しました。涸沼やその周辺湿地は、水鳥はもちろんのこと多くの希少な生きものの重要な生息地となっています。涸沼の生き物たちを写真や標本を中心に紹介します。
スズガモ
主な展示資料
- ラムサール登録に関わる生物 スズガモ・オオワシ・オオセッカ・ヒヌマイトトンボ
- 涸沼最後のオジロワシ剥製
- 幻の涸沼ニシン標本
2 水戸の台地と生き物
那珂川や桜川の流れによって水戸の台地は削り出されました。まさに、水戸というまちは水によって作られたのです。水戸の市街地近くで見つかる生き物や発掘された化石を展示します。
キジバトを捕えるオオタカ
主な展示資料
- 偕楽園で発見されたクジラ化石(レプリカ)
- 水戸の台地の構造モデル
- 千波湖周辺の生き物の標本
3 ほね・ホネ・骨
当館で所蔵している骨格標本コレクション(北井コレクション)を中心に展示しています。骨は体を支える重要な役割を果たしているとともに、各生物の生態に合わせてその機能を特化させています。鳥の頭骨クイズもあります。
アオダイショウの口の中
主な展示資料
- 鳥の舌骨
- イノシシ、ハクビシンの頭骨
- ヘビの全身骨格
4 水戸の昆虫・世界の昆虫
身近な場所で見られる昆虫や世界各国の美しい昆虫標本を展示しています。
ワニそっくりのユカタンビワハゴロモ頭部
主な展示資料
- 千波湖周辺で見られる昆虫
- 数十年前のガの標本(松岡コレクション)
- 不思議な姿の世界の昆虫
その他に、タヌキ・ウサギとアンモナイト化石のタッチコーナーも用意しています。