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戦後80年事業 企画展「いま、戦争を語るということ」
戦後80年事業
いま、戦争を語るということ
ー 水戸市立博物館所蔵品と河口龍夫《関係ー植物・
HIROSHIMAのタンポポ》を通して ー
戦後80年、私たちから先の戦争の時代の記憶は薄れつつありますが、今なお世界各地で争いが続いています。
「私たちは底知れぬ不穏の時代に生きている。」本展が、戦争の記憶と時間が封じ込まれた戦災資料と被爆地広島をテーマに制作された河口龍夫(筑波大学名誉教授、現代美術家)の作品によって織り成される展示を通して、戦争なるものを私たち自身の問題として考える場となればと思います。
会期
令和7年7月19日(土曜日)から8月24日(日曜日)まで
入場料
無料
関連行事
※全て申込不要、水戸市立博物館4階展示室に集合
1 アーティスト・トーク「HIROSHIMAのタンポポ」
本展出品作家の河口龍夫氏がヒロシマをテーマとする自作を語ります。
日時:7月19日(土曜日)14時00分から15時30分まで
講師:河口龍夫(筑波大学名誉教授、現代美術家)
神戸出身。1960年代より国内外で活躍し、戦後日本を代表するアーティスト。
写真:斎藤さだむ
2 水戸の戦災に向きあう ―戦争の記憶を伝えるものたち―
玉川里子氏が市博資料に封じ込められた戦災の記憶を紐解きます。
また、8月16日には高校生による戦災に関する日記の朗読が行われます。
日時:7月26日(土曜日)及び8月16日(土曜日)両日とも14時00分から15時30分
講師:玉川里子(元水戸市立博物館館長) 協力:(一社)オリーブ協会水戸二高支部
3 ギャラリー・トーク
市博資料と河口龍夫作品を担当学芸員が紹介します。
日時:8月3日(日曜日)及び8月17日(日曜日)両日とも14時00分から15時00分まで
講師:担当学芸員