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江戸から伝わる南天~錦糸南天

更新日:2019年1月13日更新 印刷ページ表示

「南天」といいますと、1番にのど飴のCMを思い浮かべてしまう私。(最近の人は知らなそうですね^^;ジェネレーションギャップが・・・)今回は普通の南天ではなく「錦糸南天」のご紹介です。

「難を転じて福となす」と通じることから、縁起物としてお庭に植えられるナンテンですが、普段見かける変わったナンテンは、せいぜいオタフクナンテン(五色南天とも呼ばれます)ぐらいでしょう。これは敷地の縁取りに使われるコンパクトな品種です。ナンテンの品種はそのぐらいしかないのだと、私も以前はそう思っていました。しかし、実際の南天の世界は意外に深いものでした・・・。展示品の一部をご紹介します。

葉も姿も小さい品種。オタフクナンテンよりもずっと小さい!の画像
葉も姿も小さい品種。オタフクナンテンよりもずっと小さい!

棒のように細くなった品種の画像
こちらは棒のように細くなった品種

葉の柄が筏のようにみえるものの画像
葉の柄が筏のようにみえるもの

​クルンクルンになってしまったものもの画像
クルンクルンになってしまったものも

いかがでしょうか?このような変わったナンテンが、実は江戸時代の文献に記載があるそうです。そんな昔から栽培されてきていたんですね。

しかし、現代では錦糸南天の展示が見れるところは全国でも珍しいそうです。今年の展示は2019年1月14日(月曜日)までですので、お時間ありましたらぜひお越しください。