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季節の薬膳メニュー
中医学にもとづき、季節とともに変化する体の状態を考えて考案されたメニューです。それぞれ、3月・4月・5月は春メニュー、6月・7月・8月は夏メニュー、9月・10月・11月は秋メニュー、12月・1月・2月は冬メニューとなっています。監修は、料理研究家植木もも子先生です。
五行説と料理の関係をちょっとご紹介
自然界のものが「木・火・土・金・水」の五行のいずれかに属しているという考え方です。これらは人間の体の中でも互いに影響し合っていて、このバランスがとれた状態が健康で快適な状態です。 季節や味等も各要素に属していて、これを元にバランスを調整するメニューを考えます。
春の香り薬膳
Aセットのメインは「春のたけのこ薬膳カレー」です。
たけのこや玉ねぎ、スナップエンドウなど春の食材を使った、少しスパイスの効いた薬膳カレーです。
Bセットのメインは「レモンチキン~スプリングタイムの香りで~」です。
ジューシーな鶏肉をレモンとタイムでマリネし、こんがりと焼き上げました。タイムの良い香りが、春の訪れを感じさせてくれます。
夏を元気に乗り切る!薬膳メニュー
コリアンダーパウダーやクミンパウダーなど10種類のスパイス、トマトやズッキーニ、赤ピーマンといったたっぷりの夏野菜、合い挽き肉を使った薬膳カレーです。ごはんには大麦を加えています。また、抗酸化力が高いクコの実を散らしました。
コリアンダーパウダーやクミンパウダーなど10種類のスパイス、トマトやズッキーニ、赤ピーマンといったたっぷりの夏野菜、合い挽き肉を使った薬膳カレーです。ごはんには大麦を加えています。また、抗酸化力が高いクコの実を散らしました。
体の中からうるおいアップ!秋の薬膳メニュー
Aセットは、水戸当帰のスパイスチキンカレーです。水戸市植物公園で栽培された、血行の改善などで今注目の「当帰(とうき)」とほどんど市販されない「森のシェーブル館」の貴重なホエー(乳清)を贅沢に使った秋の新メニューです。
様々なスパイスや薬草により、内側から夏の疲れを癒します。
Bセットは、豚肉のソテーセージ風味です。園内で採れたセージ(薬用サルビア)を使い、「森のシェーブル館」のストリングチーズと一緒にお肉にはさんでソテーしました。
冬のめぐり薬膳
Aセットは「根菜たっぷり冬カレー」です。
冬に美味しい根菜をポリフェノールを豊富に含む赤ワインで煮込んだカレーは、体の中から温まります。
Bセットは「赤ワインみそソースのハンバーグ」です。
フィオレンテ自慢のハンバーグに、赤ワインと玉ねぎ、胃腸の働きを助ける赤みそを加えたソースをかけて仕上げました。