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千波湖に機関車があるのはなぜ?

更新日:2023年9月28日更新 印刷ページ表示

回答

千波湖に置かれている「デゴイチ(D51形蒸気機関車)」は、水戸市がJR(当時の国鉄)から借り受けて、昭和46年から展示しています。

このデゴイチは、昭和16年に埼玉県大宮市(現在のさいたま市)大宮工場で製造され、常磐線の貨物列車として活躍していたものです。
昭和34年に入ると電車への移行が進められ、蒸気機関車が消えゆくなか、全国的に「蒸気機関車を保存・伝承していくことができないか」という声があがるようになりました。
水戸市も例外ではなく、蒸気機関車を保存しようという動きが起こり、JR(当時の国鉄)に要望し、展示が実現。旧国道6号線(現在の県道水戸神栖線)を全面通行止めにして、今の場所に運び込まれました。
これを機に、デゴイチを保存し永く後世に残すことを目的とした「デゴイチを守る会」が発足。現在は、会員約60名により、清掃と保存がされています。
また、多くの方々にデゴイチを知ってもらい、楽しんでもらうためのイベントも開催しています。

【デゴイチ(D51形蒸気機関車)】
デゴイチ(D51形蒸気機関車)