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第38週(9月18日~9月24日)は茨城県内の報告数が注意報レベル基準値(定点当たり報告数10.0)(※)に達し、県内全域に「インフルエンザ注意報」が発令されました。
9月にインフルエンザ注意報が発令されるのは1999年の調査開始以来、初となります。
また、茨城県でのインフルエンザ注意報の発令は4年ぶりとなります。
(※)インフルエンザ注意報について
基準値は1週間の定点あたりの患者報告数が10.0以上となることです。
流行の発生前であれば今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高いこと、流行発生後であれば流行が継続していると疑われることを示します。
インフルエンザは、令和5年第36週(9月4日~9月10日)から新シーズン(2023-2024シーズン)として新たに集計を開始していますが、昨シーズン末から継続して流行入り目安(定点当たり報告数1.0)(※)を超えたままの新シーズン入りとなりました。
学級閉鎖を行っている学校・幼稚園等も増加しており、学級閉鎖数は夏休みが明けた第35週(8月28日~9月3日)から第42週(10月16日~10月22日)にかけて10倍近く増加しています。
(※)インフルエンザの「流行期入りの目安」
1週間の定点あたり報告数が1を上回ると、インフルエンザが流行期に入ったと考えられます。
ただし、あくまでも目安であり、1週のデータのみで判断するのではなく継続的に推移を確認して判断することが重要です。
新型コロナウイルス感染症の発生が確認されてからの3年間、毎年夏と冬に感染拡大を繰り返しています。
令和5年も夏に感染拡大をしており、水戸市だけでなく、茨城県全体で新型コロナウイルス感染症の報告数が急増しました。
現在、報告数は減少傾向にありますが、冬に向けて引き続き注意が必要です。
発熱などの症状があるときは、かかりつけ医などの地域で身近な医療機関にあらかじめ電話連絡をした上で受診してください。
かかりつけ医など身近な医療機関がないときは、県ホームページ外来対応医療機関等一覧<外部リンク>をご覧ください。
体調不良時には、仕事や学校を休み、外出を控えて頂くことが感染拡大の防止につながる大切な行動です。ご自身の体調を確認し、発熱や倦怠感などの症状がある場合にやむを得ず外出するときには、人混みを避け、マスクの着用をお願いします。
詳しくは、以下のページにアクセスしてください。
自らを感染から防ぎ、身近な人を守るために、基本的な感染対策にご協力をお願いします。また、ご自身の体調を確認し、発熱や倦怠感があった場合にやむを得ず外出するときには、人混みを避け、マスクの着用をお願いします。
感染症には流行する時期があります。自分や家族の周りで、どのような症状の病気が流行しているか把握しておきましょう。体調がすぐれないときに医療機関を受診する目安となります。
相談・受診の際に、医療機関から、職場・学校などでの感染症の流行状況などを聞かれる場合もあります。
体調がすぐれないときに、症状に合った適切な医療機関を受診するためには、日ごろから自分や家族の健康状態を把握しておくことが大切です。平熱は何度か、持病はあるか、かかりつけの医療機関はどこかなどを、家族で確認しておくことで、いち早く体調の変化に気づき、早期の相談・受診につなげることができます。