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新型コロナウイルスの感染が拡大し、ここ数年流行をしていなかったインフルエンザも流行期に入りました。
流行状況によっては、より多くの発熱患者が同時に生じる可能性があり、医療機関の診療体制などをひっ迫するおそれがあります。
新型コロナウイルスとインフルエンザから身を守るため、マスクの場面に応じた適切な着用、適切な手洗い、十分な換気など感染予防策を心がけ、同時流行に備えましょう。
感染が拡大した場合には、診療・検査医療機関にかかりづらくなる場合も考えられます。下記を参考に事前の準備やご理解をお願いします。
新型コロナやインフルエンザなどの感染症の予防には、ワクチン接種が最も有効です。(2022年11月2日付け 日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会、日本小児科医会公衆衛生委員会公表資料より<外部リンク>)
※ 新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンは、同時に接種することができます。
ワクチンを接種することで、症状が出にくくなったり、症状が出た場合でも重症化しにくくなったりします。
接種を受けたところが痛む、熱が出るなどの症状がありますが、ほとんどが数日以内に回復しています。
ご自身の感染を確認し、自宅療養できるよう、新型コロナ抗原定性検査キットや解熱鎮痛薬をあらかじめ薬局などで購入しておきましょう。
※ 新型コロナ抗原定性検査キットは研究用ではなく、国が承認した「医療用」または「一般用」のキットを選んでください。
新型コロナウイルス感染症の一般用抗原検査キット(OTC)の承認情報<外部リンク>(厚生労働省ホームページ)
流行時に、より重症化リスクの高い方が適正な医療を受けられるよう、年齢などに応じた受診方法や新型コロナの自己検査の実施にご協力をお願いします。
また、受診の際は、必ず事前に、医療機関へ電話で受診相談をし、来院時間や注意事項などを確認しましょう。
新型コロナウイルス・季節性インフルエンザの同時流行に備えた対応(厚生労働省)<外部リンク>