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泉町1丁目北地区市街地再開発事業の概要
泉町1丁目北地区市街地再開発事業について
泉町1丁目北地区は,水戸市の中心市街地のほぼ中央に位置し,かつては国道を挟んで南北両側に百貨店を有して近隣商圏における中心的役割を果たしてきましたが,モータリゼーションの進展や郊外への大型商業施設の進出等により,徐々に求心力が低下する傾向にありました。地元でも活性化が課題とされる中,地元権利者による再開発準備組合が組織され,市街地再開発事業の実施に向けた検討が進められてきました。
平成23年に発生した東日本大震災により市民会館が被災して使用停止となったことを受け,水戸市は多方面から検討した結果,市民会館を泉町1丁目北地区へ移転する方針とし,新市民会館を核施設とする再開発事業が進展することとなりました。
新市民会館を核施設とする市街地再開発事業により,隣接する水戸芸術館と一体となって芸術文化を発信する拠点,多くの人が集い,新たな市民交流やにぎわいを創出する拠点の整備を推進し,まちの活性化を図るとともに,敷地を集約化・合理化することで防災性の向上や市街地環境を改善することによって良好で快適な市街地の形成を図りました。
事業概要
事業名
泉町1丁目北地区第一種市街地再開発事業
施行者
泉町1丁目北地区市街地再開発組合
所在地
水戸市泉町1丁目ほか
面積
約1.4ヘクタール
事業費
約312億円
施行期間
平成28年度~令和5年度
施設概要
建築面積:約6,952平方メートル
延床面積:約23,232平方メートル
規模:地下2階、地上4階
構造:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、木造
施設用途:公益施設(新市民会館)、商業・業務施設、駐車場
経緯
平成15年 6月:泉町1丁目北地区市街地再開発準備組合設立
平成28年 7月:都市計画決定
平成29年 6月:組合設立
平成30年 5月:事業計画認可
平成30年12月:事業計画変更認可
平成31年 3月:権利変換計画認可、権利変換期日
令和 2年 4月:施設建築物工事着工
令和 2年 7月:事業計画変更(第2回)認可
令和 4年 7月:事業計画変更(第3回)認可
令和 4年10月:施設建築物工事完了
令和 5年 9月:組合解散
事業箇所図
施設計画図等
配置図・1階平面図
完成写真
国道50号側より外観