市政運営の基本方針(平成31年4月)

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最終更新日:2019年4月1日 ページID:018967

未来に躍動する魁のまち・水戸を目指して

高橋靖市長まちに大きな被害を及ぼした東日本大震災から8年。水戸市長に就任してからのこの8年間を振り返りますと、震災からの復旧・復興に全力で取り組むとともに、市民との約束である公約の実現はもちろんのこと、まちづくりの指針となる「水戸市第6次総合計画-みと魁プラン-」を市民の皆様とつくり上げ、その着実な推進に全身全霊をかけて取り組んできたところです。
特に、魁のまちづくり重点プロジェクトについては、未来の水戸を担う人づくりや災害に強いまちづくり、戦略的な観光振興、産業の活性化による経済力の強化等に資する取組を集中的に展開し、大きな成果を上げてきました。また、市役所新庁舎をはじめ、東町運動公園新体育館、新ごみ処理施設、新市民会館の4大プロジェクトについても、市民の皆様への丁寧な説明に努めながら、それぞれ確実に進めてきたところです。そして、本年1月、震災復興のシンボルとなる市役所本庁舎を完成させ、4月からは、東町運動公園新体育館の供用を開始いたします。
私は、これまで展開してきた様々な取組によって、水戸のまちを、安心できる暮らしが実現するまちに向けて大きく前進させることができたものと考えています。一方で、これまでに掲げてきた目標全ての達成には至っていないこと、そして、積み残した課題があることも十分認識しています。
そのため、引き続き、全ての市民が安全と安心を肌で感じることができる成熟したまちの具現化に精一杯尽力していく決意です。
本市は、日本で初めて市制を施行してから130年の節目を迎えます。これまで水戸のまちを発展させてきた先人に誇れるよう、今年度においてもしっかりと市政運営を進めていきます。 

(1) 市民の命と健康を守る

全国的に人口減少や少子高齢化が深刻化する中、様々な社会の変化に対応することができるまちを実現していくためには、持続可能な都市構造の構築とあわせ、まちの主役となる市民が健康で楽しく、心豊かに暮らせるまちにしていくことが大変重要です。
本市は、2020年度に中核市へ移行し、保健衛生行政をはじめ、様々な分野にわたり事務権限が拡大されることにより、これまで以上に地域の実情に合わせた特色あるまちづくりを進めていくことが可能となります。この絶好の機会を生かし、安定的な医療提供体制の維持などをはじめ、住み慣れた地域で安心して暮らすことができる環境づくりや高齢者が生きがいを持てる環境づくりなど、水戸らしい「健康まちづくり」を重点的な取組として、力強く推し進めていきます。
私は、中核市移行を機に、「健康」を新たなキーワードとして力強く宣言し、市民の命と健康を守り、全ての市民が健やかで心豊かな暮らしをおくることができる健康都市・水戸の実現を目指します。

 (2) 水戸のNEXT()ステージを創る

新たな元号に改められようとする今、本市もこれまでの評価・検証を踏まえながら、市民ニーズに応じた市政運営を行い、さらなる高みを目指して、次のステージを創っていかなければなりません。
私は、みと魁プランの折り返しに当たり、市民の安心を確実なものにしていくため、これまでの重点的な取組を深化させた「未来への投資プロジェクト」、「災害に強いまちづくりプロジェクト」、「魅力・活力アッププロジェクト」のほか、先にお示しした健康まちづくりを「いきいき健康プロジェクト」として新たに加えた後期重点プロジェクト「魁のまちづくりNEXTプロジェクト」を打ち出しました。
「未来への投資プロジェクト」においては、引き続き、保育所待機児童ゼロの達成・継続や開放学級における待機児童の解消に取り組むほか、本市独自の保育料軽減措置を設けるなど、子どもを安心して生み育てることができる環境の充実を図ります。また、子どもたちの確かな学力の向上や豊かな心と健康な体の育成を目指し、本市ならではの特色を生かした新たな教育プランを展開するとともに、快適な学びの環境づくりとして、学校施設の長寿命化改修やトイレの洋式化を進めます。
「災害に強いまちづくりプロジェクト」においては、浸水被害箇所の解消に集中的に取り組むほか、防災拠点の機能強化や万全な原子力安全対策を講じるなど、あらゆる災害に迅速かつ的確に対応できる防災体制の確立を図ります。
「魅力・活力アッププロジェクト」においては、水戸黄門まつりのリニューアルをはじめ、観光交流拠点の魅力づくりやインバウンド観光を推進するなど、国内外から観光客を呼び込み、経済波及効果を生み出していきます。また、水戸らしい風格ある歴史まちづくりを進めるとともに、魅力あるまちなかイベントの開催など、市民主体の取組を促進し、まちの顔となる中心市街地の求心力を高め、にぎわいと活力を再生していきます。さらには、経済の基盤づくりとして、引き続き、企業立地の促進や創業支援に積極的に取り組むほか、地域産業の経営力強化に努めます。
私は、「いきいき健康プロジェクト」を含めたこれら4つのプロジェクトを力強く実行し、必ずや市民の皆様が肌で感じることができる成果を導き出していきます。 

(3) 市民の皆様とともに

2020年の中核市移行まで残り1年となる中、これまでの行政運営をより質の高いものへと発展させていくためには、行政自らが責任を果たしていくことはもちろん、市民や地域がまちの課題を共有し、課題の解決、目標の達成に向け、行政とともに知恵を出し合い、活動していくことができるまち、すなわち、思考力の高いまちにしていくことが大変重要であると考えています。そして、市民一人一人の躍動する力が、まちを輝かせ、訪れてみたい、住んでみたいと思われる選ばれるまちへと導くものと考えています。そのため、市民のまちづくりへの参加・参画機会の創出や主体的な活動への支援とあわせ、生き生きと活動できる環境づくりとして、市民センターなど、地域に根差した施設の環境を整えながら、市民の力、地域の力を大切に育んでいきます。
行政に携わる私たちも、職員個々の力の向上を図り、組織全体の力を高めていくとともに、財源をしっかりと確保しながら、財政規律を堅持していきます。
私は、市民との協働により、自主・自立した持続可能なまち、市民が安全と安心を肌で感じることのできる、未来に向かって躍動する魁のまち・水戸の実現に全力を尽くしていきます。

平成31年4月
水戸市長 高橋 靖

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