市長記者会見要旨(令和2年8月7日)

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最終更新日:2020年8月25日 ページID:022420

記者会見での発言内容を要約したものです。(みとの魅力発信課作成)
日時:令和2年8月7日(金)、午後6時30分~午後7時10分  

市長説明

連日、皆様には御足労いただき、ありがとうございます。

本日、水戸市における新型コロナウイルス感染症患者の発生は0名で、報告すべきものはございません。お手元の資料のとおり、特定繁華街に対する感染症対策の第1弾、そして保健所の体制強化について説明します。

特定繁華街(大工町、泉町、天王町、五軒町、栄町)に対する感染症対策特別推進プロジェクトをやっていきたいと先般の記者会見で説明しました。本日第1弾として茨城県知事、水戸市長の連名で、感染症予防対策、「いばらきアマビエちゃん」の登録をお願いする文書を約730店舗に発送しました。明日にはそれぞれの店舗に着くと思います。

呼びかけについては、県とも調整の上、情緒的に訴える内容としました。とにかく自分の店を守るため、自分たちが商売の拠点としている繁華街を守るため、他人事ではなく、自分事として、それぞれ感染症対策を講じてほしい、というものです。

添付書類については、知事・市長連名の通知文、感染症予防啓発のビラ、いばらきアマビエちゃんのチラシ、業種別ガイドラインの概要資料で、これら一式を発送しました。

また、昨日、大工町周辺の若手経営者3名と意見交換をしました。まず、これらの文書を送付して、それぞれのお店に、感染症対策、ガイドラインの遵守、いばらきアマビエちゃんの登録などをやってもらいます。今後、対策を講じる店舗が増えていき、感染症の患者の発生件数等を考慮しながら、ある程度は大工町に利用客を呼び込んでも大丈夫だろうという局面が来ると思います。そのときに、大工町風評被害払拭のためのプロジェクトを、地元、特に若手経営者等と立ち上げ、そして、大工町に元通りの火を灯していきたい、という議論をしました。ただし、どのような段階、またいつになれば、そのようなプロジェクトができるのかは不明です。

まずは、この約730店舗、できれば全部の店舗にこの対策を講じてもらいます。それぞれの店舗の前にアマビエちゃんのポスターを掲示することで、まずは感染症対策をやってもらうことで、もし感染者が出ても、今までのように店名を公表することなく、利用客を追うことができ、早期に拡大防止策を講じることができます。このような環境を整えていくことが先決です。環境整備が進み、感染症の拡大が収まったとき、この程度については、0にすべきか、あるいは何日かに一人とか、何週間に一人とか、そういう数字は決めていません。ある程度利用客を呼び込んでも、社会一般常識から非難されないだろう、という局面になったときは、地元の方々と連携、協力をして、利用客を呼び込むプロジェクトをしていく、という話になりました。地元の方でそのような対策の受け皿となっていただく組織づくりを要請したところです。民と官が連携をして、元通りのにぎやかな大工町を取り戻していきたいと思っています。

続いて、水戸市保健所の新型コロナウイルス感染症強化体制の構築についてです。市内において、新型コロナウイルス感染症が拡大しつつある中、市民が安心できる暮らしを取り戻していくには、徹底した感染拡大防止対策を早急かつ重点的に進めることが必要です。感染症対策の最前線に立ち、取組の中心的役割を担う水戸市保健所の体制強化を図るため、水戸市保健所内に新型コロナウイルス感染症特別対策チームを次のとおり設置することとします。

組織名は今申し上げたとおりです。設置日は、令和2年8月11日火曜日から、現在予定としては令和2年11月30日まで設置します。組織人員数は25名を予定しています。業務内容については、新型コロナウイルス感染症に関するもので、電話相談、検査調整、疫学的調査、感染状況等の情報収集、および情報の発信、感染拡大防止に向けた施策の調整、そのほか必要と認める業務です。

これにより、保健予防課に集中している業務を分散し、円滑に業務を行うことができると考えています。今後、また、業務の量、内容、質等を見ながら、体制強化を図ることが必要であるならば、臨機応変に対応していきたいと思っています。

私からは以上です。

主な質疑応答

  • 記者:新型コロナウイルス感染症特別対策チームの担う業務について、従来は何名でやっていたのか。
  • 市長:保健予防課が対応していました。チームは新規で立ち上げるものになります。
  • 記者:保健予防課の中にチームを立ち上げるということか。
  • 市長:そうです。

  • 記者:保健予防課は今まで何名いたのか。
  • 保健予防課長:保健予防課は16名で、精神福祉、予防衛生などさまざまな業務を2係で行っていました。新型コロナウイルス感染症対策は今まではっきりとした区別ができず16名総がかりでやっていましたが、専従としては約6名です。検査や医療体制の整備などの業務もあるため保健所は92名体制ですが全体で新型コロナウイルス感染症対策をやっています。
  • 記者:特別対策チームの職員の内訳を伺いたい。
  • 市長:保健予防課の9名を中心として、保健所の他課の職員6名、兼務命令による本庁の職員10名を合わせて25名となります。

  • 記者:繁華街の啓発ビラについて、飲食店とはキャバクラや風俗も含んでいるか。
  • 市長:はい。

  • 記者:今日の全員協議会で10名の職員が自宅待機とのことだったが、状況を伺いたい。
  • 保健医療部長:既に検体採取をしており、明日、保健所の検査にかける予定です。 
  • 記者:厚生労働省が5月から運用を始めた「新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS)」を水戸市では導入しているか。
  • 保健医療部長:導入しています。
     
  • 記者:HER-SYSへの入力はどこが行っているのか伺いたい。
  • 保健医療部長:保健所で入力しています。

  • 記者:市職員が自宅待機になっている状況について、正確には濃厚接触者ではないと思うが、PCR検査を受ける指針等はあるか。 
  • 市長:市職員は市民と接する機会があり、市民に安心していただくため、自宅待機としました。市職員だけでなく、7/13~7/29の利用客については、心配な方には検査を受けてもらうという方針としています。

  • 記者:感染予防対策の啓発について、第2弾は何か予定しているのか。
  • 市長:まずは状況を確認して、必要であれば第1弾の延長線としてさらなる啓発をやっていきたいと思っています。ある程度感染予防対策が浸透したうえで、患者の発生状況を見て、第2弾として、風評被害を払拭して大工町に利用客を呼び込んでいく事業を展開していきたいと考えています。

  • 記者:通知を発送した店舗のうち,どの店がいばらきアマビエちゃんを登録したか、水戸市で把握はできるのか。
  • 市長:市独自では把握できないので、県と連携して、どのような登録状況であるか,登録率などを教えてもらいたいと考えています。個人情報の関係で、そのようなデータの提供が難しいということであれば、市独自で情報収集に努めたいと思っています。

  • 記者:いばらきアマビエちゃんは、登録後にガイドラインを遵守しているかのチェックが必要になると思うが、そのチェックの役割を特別対策チームが担うのか。
  • 市長:いいえ、特別対策チームはあくまでも現在業務量が非常にひっ迫している保健所を強化するもので,大工町の感染予防対策を指導するという業務は想定していません。経済対策という観点から、地元の経済団体等とも連携しながら、商工課が指導や協力の要請をしていくか検討します。
  • 記者:新型コロナウイルス感染対策について、県では条例化を考えているとのことだが、市は条例化する考えはあるか。
  • 市長:県でも市でも条例を制定すると混乱が生じるため、現在のところ市で条例化する考えはありません。条例に対する県の考え方によっては、県に市としての意見を伝えるかもしれません。県で条例ができれば、条例を遵守するよう地域に呼びかけていきたいと思っています。

  • 記者:感染予防対策の啓発について、文書を郵送とのことだが、現在休業しているところに情報が届くか懸念されるが、対応について伺いたい。
  • 市長:状況をみて臨機応変に対応していきます。ポストに入っているので、見てもらえると思っています。いばらきアマビエちゃんの登録率を参考にしたり、そのときの状況で追加の対策を実施したりしていきます。
  • 記者:特定繁華街において、商工課でやっている休業に伴う給付金などの存在を知らないなど、行政情報がなかなか届きにくいという声がある。要望として、何か対応してほしい。
  • 市長:情報提供ありがとうございます。補正予算で、休業要請に従ったところには10万円を給付するとか、テイクアウトに対する支援など、独自の給付制度を行っています。できるだけ多くの皆様に知ってもらえるように、紙媒体がいいのか、デジタルがいいのかなど、みとの魅力発信課、商工課を中心に効果的な発信方法について考えていきます。

  • 記者:ローラー作戦によるPCR検査では、陽性者はまだ1件のみである。特定繁華街を汚染地域とする見方もあるが、特定繁華街での感染の広がりについて、市長の見解を伺いたい。
  • 市長:少なくとも私はそのような地域とは見ていません。誰がそう見ているのか分かりませんが、そのようなことは払拭していかなければなりません。ローラー作戦の結果については、二つの店舗で合わせて20数名の関連者が出ていたことから、もっと多くの感染者が出るかもしれないと思っていましたが、1名ということで少し安堵しているというのが正直な気持ちです。まだローラー作戦は続くので、引き続き緊張感をもって対応していきます。感染症予防対策を講じるための呼びかけ、PCR検査も県と連携して1日の容量最大限を実施していきます。検査で把握できれば、早期に濃厚接触者を確認して、感染拡大を止めるよう努めていきます。
     
  • 記者:ローラー作戦について、特定繁華街に出入りしているタクシーや代行、コンビニなどの従業員が検査を希望した場合、どのような対応をするのか。
  • 保健医療部長:コンビニについては対応しています。茨城県の意向としては、飲食店をまずターゲットとしたいとのことですが、タクシーや代行についても今後検討していきたいと伺っています。現状、60の検査数であるところを、8月9日の日曜日から100に増やすということで、そのような検査拡充体制の中で検討していくと思います。

  • 記者:繁華街で感染が拡大している状況だが、立入検査などを行う考えはあるか。
  • 市長:立入検査をやるような考えはありません。店舗の経営者に寄り添って、協力をお願いしていきたいと思っています。

  • 記者:感染予防対策の啓発について、仮に陽性者が発生しても、対策を実施している店舗であれば店舗名は公表しないか伺いたい。
  • 市長:公表する合理性に基づき判断します。利用客を追えるかが重要であり、いばらきアマビエちゃんについて、店側が登録していたとしても、利用客に登録してもらわなければ、意味がありません。利用客を追えない場合は、公表する可能性もあります。

  • 記者:とりあえずいばらきアマビエちゃんのQRコードを出しておけば良い、と考える事業者に対して呼びかけたい言葉はあるか。
  • 市長:店が登録すれば終わり、ではなく、利用客が店に入るときは、ある程度の強制力を持ってアマビエちゃんを登録しなければ入れさせない、そのような取組をしないと後で自分が大変になる、ということを言っておきたいと思います。

  • 記者:特定繁華街にはソープランドなどの風俗店が存在しているが、それらも感染症予防対策を講じる対象になっているか。風俗店の場合に、利用客が行ったことを知られたくないなどの理由から、利用客を追えない場合はどうするか。
  • 市長:対象となっています。利用客が追えない場合は、店舗名の公表など、従来通りの対応となります。

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