記者懇話会要旨(平成31年1月)

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最終更新日:2019年1月22日 ページID:019915

記者会見での発言内容を要約したものです。(みとの魅力発信課作成)
日時:平成31年1月9日(水曜日)、午後1時30~2時10分

市長挨拶 

 新年あけましておめでとうございます。市政記者の皆様には、輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。本年も水戸市の情報発信にご理解とご協力をお願いいたします。昨年は、明治改元から150年の節目の年でした。郷土愛の醸成のため、明治維新に至る歴史に大きな役割を果たした水戸の先人たちの足跡や精神を学び、次の世代へ継承していくことを目的に、水戸市独自のキャッチフレーズやロゴマークを定め、多彩なイベントを実施し、本市としてはじめての歴史アニメーションの制作などにも取り組みました。
 
また、残念ながら「水戸まちなかフェスティバル」は台風のため、安全を考慮して中止させていただきましたが、第3回「水戸黄門漫遊マラソン」は各方面から高い評価をいただいており、本市を代表するイベントに成長したと自負しております。このマラソンの開催により、市民の一体感や行政への参加意識などのほか、特に、子どもたちに行政に興味をもってもらうきっかけが生まれていると感じています。単にマラソン大会を行うということだけではなく、市民の健康意識やボランティア意識の向上、スポーツ振興を生み出していくことが、協働のまちづくりへつながると感じています。同時に、市内のホテルや飲食店の利用も数多くあると聞いており、大きな経済波及効果も導き出されています。
 さて、東日本大震災から約7年8か月かかってしまいましたが、昨年の11月26日から、復興の総仕上げとなるこの水戸市役所新庁舎の一部供用が始まりました。そして、1月4日からは、全体オープンとなりました。市民の皆様や関係機関・団体、企業の皆様からのご協力とご支援によるものと、改めて感謝しているところであり、この場をお借りして、改めて感謝を申し上げます。
 新年になって多くの方から、新庁舎の完成に対するお祝いと労いの言葉などをいただき、これからの市に対する期待の大きさを感じました。この期待は、私たちの「仕事」に対する期待だと思いますので、市民の期待にしっかりと応えることができるよう、サービスの向上に努めるとともに、新庁舎を総合防災拠点としても活用してまいります。さまざまな新年のあいさつをする際に、「丁寧」という言葉を使っています。丁寧に説明する、丁寧に対応する、丁寧な仕事を心がける―。市職員には、この「丁寧」という言葉を意識しながら、さまざまな事業にあたってほしいという思いを持っています。

 4月には東町運動公園体育館「アダストリア みと アリーナ」も供用を開始します。この施設は、茨城ロボッツの拠点になると同時に、茨城国体の会場にもなります。施設を整備しただけではなく、スポーツの振興を図り、また、スポーツを通した教育をしっかりと行い、さらには多様なコンベンションに活用するなど、経済波及効果にもつなげたいと考えています。この施設はスポーツ施設ではあるものの、さまざまな機能を備えた施設ですので、多種多様な使い方をモデル的に打ち出していきたいと思います。今後、アンテナを高くして、展示会やシンポジウムなどのコンべンションを積極的に誘致してまいります。
 本年は、水戸市が市制を施行して130周年の大きな節目の年ともなります。幅広い事業に市制施行130周年の冠をつけ、従来のものにさらなる付加価値をつけて展開してまいります。民間の事業についても、ご協力をお願いしているところです。
 本市のまちづくりの指針となる「水戸市第6次総合計画-みと魁プラン-」はいよいよ後半戦を迎えます。これまでは重点プロジェクトとして「未来への投資プロジェクト」「災害に強いまちづくりプロジェクト」「観光集客力アッププロジェクト」「まちなかにぎわい・活力創造プロジェクト」を掲げ、市政を運営してきました。これらの5年間の成果を踏まえながら、新たな重点プロジェクトを定めていきたいと考えています。引き続き、災害対策の充実や地域経済の活性化に積極的に取り組むほか、子どもたちの教育や子育て支援、医療・介護の充実にも重点をおいていきたいと考えています。これからは「持続可能」が重要なキーワードとなってきます。「持続可能」としては、市民の「命と健康を守る」ということが第一にあげられます。これは私たちに課せられた重要な役割と責任であると感じています。外向きのPR事業ばかりではなくて、今市内に住んでいる皆さんが、「安心・安全」を感じてもらうことが大切です。そのことが、魅力のあるまちにつながっていくと思います。さらには、130周年の歴史を振り返りながら、未来志向のまちづくりを進め、水戸で頑張る若者や将来を担う子どもたちがもっと活用できるような環境を整えていきたいです。
 また、本年は45年ぶりとなる「いきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会」の開催の年です。水戸市では、アダストリアみと アリーナ、ケーズデンキスタジアム水戸、ノーブルホームスタジアム水戸などで、県内最大となる11競技が行われます。両大会の円滑な開催に向け、大会運営に関する準備を着々と進めており、市民総参加によるおもてなしの心あふれる大会、水戸の魅力を全国に発信する大会にすることで、国体が終わった後も水戸に来ていただけるようにしていきたいと考えております。

 市政記者クラブの皆様におかれましても、本年もいろいろとお力添えをお願いする場面があると思います。水戸市の発展のためのご協力をお願い申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。

 質疑応答に先立ちまして、来月から始まる水戸市市制施行130周年記念プレイベント 第123回 水戸の梅まつりについて、紹介させていただきます。水戸の梅まつりは、東日本大震災によって減少した来場者数を取り戻すため、茶道や武道、着物など、水戸らしい「和」の要素を積極的に取り入れてまいりました。
 また、新たな来場者の獲得に向け、ご当地キャラクターのイベント「みとちゃんお誕生会」を実施するとともに、アニメ「刀剣乱舞-花丸-」とのコラボ企画を、徳川ミュージアムやJR東日本水戸支社などと連携して開催してまいりました。
 今年の水戸の梅まつりは、2月16日(土)から3月31日(日)まで44日間にわたり開催いたします。今回は、水戸市の誇る歴史と伝統による、日本らしい「和」の要素を一層深めていくと共に、市制施行130周年記念プレイベントとして位置づけ、新しい試みを行ってまいります。
 まず、初日である2月16日(土)は、例年の開幕記念セレモニーに加え、偕楽園見晴広場特設ステージにおいて、本市出身の書道家 笹島沙恵先生の書道パフォーマンスと、みとの魅力宣伝部長川嶋志乃舞さんによる津軽三味線のライブステージなどを組み合わせた「オープニングスペシャルステージ「和」」を初開催いたします。2人の女性のパフォーマンスにより、華やかに梅まつりのオープニングを飾っていただきます。
 また、2月16日(土)と17日(日)の2日間開催する「みとちゃんお誕生会<ゆるキャラ国体>」は、これまでの種目から変更し、水戸市内で開催される茨城国体の競技をゆるキャラバージョンでお届けする予定です。どんな競技になるのか、ぜひ注目いただければと思います。
 例年好評をいただいている「夜・梅・祭」は、3月2日(土)に弘道館、3月9日(土)に偕楽園で開催されます。こちらも、今年は弘道館に加え、偕楽園でも水戸市の伝統工芸である「水府提灯」を持って梅林を散策していただこうと考えております。「納豆早食い世界大会」は、3月16日(土)に開催します。コンテストを盛り上げるため、例年千波湖畔で行っている地元食材を活かした食のイベント「黄門さまの台所」を同日開催とし、会場も、納豆早食いコンテストと同じ会場である偕楽園内の吐玉泉下の広場に移します。また、茨城県で行っている偕楽園のライトアップを来場者に楽しんでいただくため、例年より時間を延長し、夜の19時まで開催いたします。
 そのほかにも、すでに市政記者の皆様にはお知らせしている通り、アニメ「続 刀剣乱舞-花丸-」とのコラボ企画「花丸遊印録」を、徳川ミュージアムやJR東日本水戸支社などと連携して今年も開催いたします。それに関連してのお知らせになりますが、ふるさと寄付金の新たな体験型謝礼品として企画し、寄付金額10万円相当であったにもかかわらず、2時間も経たずに募集定員20人の申込みをいただいた「刀 燭台切光忠」に触れる企画について、開催日が2月2日(土)と9日(土)に決定いたしました。取材方法などについては、現在、詳細を調整しているところです。ぜひ、本市の魅力として周知いただければ、その後に始まる「水戸の梅まつり」の宣伝にもなりますので、取材いただきたいと思います。
 「水戸の新酒まつり」「全国梅酒まつりin水戸」「観梅着物Day」、あるいは、武道や吟詠剣詩舞、野点茶会なども例年通り行ってまいります。詳細は、お手元に配布させていただいたパンフレットをご覧ください。その他にも、現段階では発表できませんが、準備中の企画がございます。順次プレスリリースなどを出させていただきますので、周知についてご協力いただくとともに、記者の皆様にも楽しんでいただきたいと思います。
 今日は水戸の梅まつりを中心に今年度のイベントを告知させていただきましたが、来年度もイベントが目白押しになります。市制施行130周年の記念イベントについては、昨年末に決定したロゴマークを活用して機運醸成を図るとともに、各種の催しを実施してまいります。
 また、リニューアルの検討を進めている「水戸黄門まつり」については、1月17日(木)に行われる水戸黄門まつり実行委員会で、来年度の事業内容について諮らせてていただきます。さらに、4月に大相撲水戸場所、9月には茨城国体と水戸城大手門の竣工、11月には市制施行130周年記念式典もあります。水戸まちなかフェスティバルや水戸黄門漫遊マラソンなども行ってまいります。
 私からのPRについては、以上となりますが、この懇話会は、メディアの皆さんから、市政に対する要望などをいただく、意見交換の機会としても考えておりますので、忌憚のないご意見をいただければと思います。

【記者による質問

  【記者】 刀剣乱舞「花丸遊印録」の反響について伺いたい。


【市長】 昨年の水戸の梅まつりの来場者数は、天候不良の影響もあり、前年比で約6万6千人下がって、約52万人にとどまりました。そのような中  でも刀剣乱舞「花丸遊印録」関係のお客様は増えています。映画の上映や紅白歌合戦への出演など、その人気は高まっており、まだまだ集客効果が期待できると感じています。JR東日本水戸支社さんが企画した特別列車もわずか30分で売り切れたと聞いています。今年も徳川ミュージアムやJR東日本水戸支社と連携しながら新たな事業を展開していきたいと思います。

【記者】 レイクサイドボウル跡地の活用について伺いたい。

【市長】 現在、用地取得に向けた予算の算定などを行っているところです。今後、地権者との交渉が進めば、来年度中に用地取得できると思います。活用方法については、国の補助制度を十分に研究しながら検討を進めていきます。また、民間による提案も選択肢の一つとしてあっても良いと感じています。

【記者】 東海第二原発の再稼働と事前了解権についてどのように感じているか

【市長】 常に申し上げてきたように、6市村のうち、一つでも了解しない自治体があれば、再稼働はできないという認識です。このことはしっかりと貫いてまいります。日本原電については、自分たちのやっていること、自分たちの方針、原子力発電所の状況、安全対策などについて早期に情報公開し、丁寧に説明すべきであると感じています。実際に、市原子力防災対策会議において、専門家から「日本原電の説明がわかりにくい」という意見も出ています。     

【記者】 昨年3月の日本原電との原子力施設周辺の安全確保及び環境保全に関する協定により、再稼働に関する事前了解権を得たという認識か。

【市長】 その通りです。その権限に基づいて責任をもって判断をしていきたいと思っています。日本原電側との認識のずれについては、抗議の結果、日本原電側から謝罪と撤回がありましたが、非常に残念であり、憤慨しているところです。繰り返しになりますが、6市村のうち、一つでも了解しない自治体があれば、再稼働はできないという認識であり、このことはしっかりと貫いてまいります。

【記者】 第1回目の市原子力防災対策会議の結果についてどのように感じているか

【市長】 この会議については、主体性を尊重しており、それぞれの立場から積極的に忌憚のないご意見をいただきました。とても心強く感じています。東海第2原発の再稼働に関するご意見については、やがて私が行う「判断」への参考材料とさせていただきます。また、広域避難計画に関するご意見については、市原子力災害広域避難計画に反映させてまいります。第2回目の市原子力防災対策会議については、年度内に開催予定です。

【記者】 今年のゴールデンウィークでは、10連休が予定されているが、市の業務への影響はあるのか。

【市長】 以前に9連休だった際に、地区によっては、ごみの収集が7日間程度あいてしまったことがあり、市民の皆さんからお叱りをいただいたことがあります。現在は、職員の協力により、このようなことがおこらないように計画的にごみの収集を進めています。10連休中の市の業務につきましては、前もって市民の皆さんにお知らせしていきたいと思います。

【記者】 新元号になるにあたって、市の業務に影響はあるのか。

【市長】 現在、市の業務に影響が出るとの報告はどこからも受けていません。元号を使っている印刷物などについては、作り直しが必要になりますが、現在のところ、大きな影響は想定していません。


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