水戸市のわら納豆について ~福藁(ふくわら)プロジェクト~

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最終更新日:2018年11月27日 ページID:019765

農家×福祉で作る藁つと『福藁(ふくわら)プロジェクト』

  「福藁プロジェクト」とは、水戸の農家と福祉施設のみなさんが協力してわら納豆用の藁つとを供給する取り組みです。近年、水戸市の名産品であるわら納豆に使う「藁つと」の供給が不足しています。これは稲わらを生産する農家さんが少なくなったことや,藁つとの加工を行う業者が減少したことです。このまま供給が減り続ければ、将来的にはわら納豆の消滅が危惧されることから、藁つと納豆を絶やさぬよう、農家が新しい方法で稲わらを生産・乾燥し、障害者の就労支援施設でていねいに加工することで、良質で持続的な藁つと供給に取り組んでいます。

福藁タグ

<福藁プロジェクトに賛同している納豆企業>

1 株式会社笹沼五郎商店   水戸市三の丸3-4-30 

2 だるま食品株式会社      水戸市柳町1-7-8

3 天狗納豆株式会社         水戸市柳町1-13-13

4 水戸納豆製造株式会社     水戸市本町3丁目8-6

納豆

※画像はイメージです

背景 (わら納豆って将来なくなっちゃうの!?)

 近年、稲わらをつくる農家が少なくなっています。わら納豆用の藁つとを作るには、しっかりと乾燥させた稲わらが必要なため、天日でお米を乾かすおだかけしたわらが使われてきました。

 しかし、現在は、乾燥機によるお米の乾燥が主流となったことから、昔ながらのおだかけする農家が少なくなり、稲わらが不足しています。また、稲わらを、藁つとへ加工する業者も県内でおよそ3、4社のみで、藁つと加工を引き継ぐ人がなかなか見つかりません。このまま、藁つとの供給が減り続ければ、わら納豆自体の生産ができなくなり、将来的にはわら納豆が衰退・消滅してしまう危険性があります。

あだかけ

【稲のおだかけの様子】

※おだかけ( 刈り取った稲を、木材や竹などでつくった柱に、束ねてかけ、約2~3週間、ゆっくりと天日で乾燥させる方法)

わら納豆を守ろう!新たな取り組み

 わら納豆用の藁つとを今後も生産していくには、稲わらの生産と乾燥を効率よく行えるようにすること、そして、新たに藁つとを加工する人を見つける必要があります。

 そこで、平成29年に、営農組合、障害者就労施設、納豆業者と行政により「水戸市わら納豆推進協議会」を設立し、新たな手法による藁つと供給の取り組みが始まりました。

 ここでは、お米の収穫の際、コンバインに特殊なアタッチメントをつけて、稲わらの刈り取りと、わらの結束、またほ場への直立を同時に機械で行います。そして、稲わらは数日間ほ場で天日干しさせ、その後ハウスで乾燥させます。この方法を用いることで、稲わらの収穫・乾燥の効率が格段に向上します。また、わら苞への加工を障害者就労施設で担うことで、藁つとの安定的な供給に向けて現在取り組んでいます。

コンバイン圃場乾燥ハウス乾燥

【機械での稲わらの収穫]  【稲わらのほ場乾燥】   【稲わらのハウス乾燥】

福祉2福祉3福祉8

【稲わらの移動】      【福祉施設のメンバー】  【稲わらの脱穀】  

福祉5福祉6福祉7

【わらクズのふるい分け】   【藁つとの作成】     【藁つとの完成】

お問い合わせ先

農政課
電話番号:029-232-9181 /ファクス:029-232-9255

〒310-8610 茨城県水戸市中央1-4-1
業務時間:午前8時30分から午後5時15分まで /休業日:土・日曜日、祝日