平成27年度「わたしたちの平和」作文コンクール

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最終更新日:2014年7月13日 ページID:015327

コンクールの概要

子どもたちが平和への関心を高めて,平和な社会・まちづくりについて考えることを目的として,「わたしたちの平和」作文コンクールを開催しました。

  • テーマ:平和について私が思うこと・主張したいこと
  • 対象:市内の小中学校に通う小学5年生から中学3年生まで
  • 応募総数:8,332点
  • 表彰:最優秀賞 小学生1人中学生1人,優秀賞 小学生4人中学生6人,佳作 小学生5人中学生8人  計25名

今年の「わたしたちの平和」作文コンクールには,8,332人の子どもたちが参加し,「平和について」の自分の思いや主張を書いてくれました。

審査結果

最優秀賞
学年 学校名 氏名(敬称略)
小学5年生 浜田小学校 正路 和也
中学1年生 第一中学校 菅本 柚希
優秀賞
学年 学校名 氏名(敬称略)
小学5年生 三の丸小学校 長谷川 莉那
小学5年生 鯉淵小学校 江幡 翼
小学6年生 梅が丘小学校 渡野邉 綾音
小学6年生 稲荷第一小学校 水野 拓未
中学1年生 緑岡中学校 木村 七緒
中学1年生 飯富中学校 池澤 未空
中学2年生 緑岡中学校 圷 双葉
中学2年生 千波中学校 柳田 里穂
中学3年生 第五中学校 飯野 千夏
中学3年生 茨城中学校 佐久間 順菜
佳作
学年 学校名 氏名(敬称略)
小学5年生 千波小学校 小松崎 祥子
小学5年生 渡里小学校 澁澤 一賢
小学6年生 緑岡小学校 後藤 さくら
小学6年生 笠原小学校 木村 藍子
小学6年生 茨城大学教育学部附属小学校 海老澤 仁華
中学1年生 第二中学校 松本 菜花
中学1年生 緑岡中学校 鈴木 健司
中学2年生 常澄中学校 木村 智輝
中学2年生 茨城中学校 髙倉 聖怜
中学2年生 赤塚中学校 吉原 野乃花
中学3年生 笠原中学校 成瀬 わかな
中学3年生 笠原中学校 井口 奏恵
中学3年生 千波中学校

安井 麻香

 集合写真

最優秀賞

浜田小学校5年 正路 和也 さん

平和な青空

  学校での休み時間、ぼくはクラスのお友達と校庭でドッジボールをする事が楽しみの一つです。

 時々空を見上げると、近くにあるき地から訓練の戦とう機がとても速いスピードで、ものすごいばく音を出しながら校庭の上を飛んで行きます。

 その度ぼくは、『かっこいいなぁ。速いな。一度乗ってみたいな。』と、あこがれの思いでその戦とう機を見ていました。今年のお正月までは。

 ぼくの家族は毎年、お正月に水戸市内にある親せきのお家に新年のごあいさつに行きます。そのお家には今年八十一歳になるおじいちゃんと七十六歳になるおばあちゃんが住んでいて、いつもぼくと姉のためにケーキやフルーツを用意して待っていてくれます。

 ぼくがおじいちゃんに校庭の上を飛んでいる戦とう機の話をすると、おじいちゃんは、戦争の時の事をぼく達に話してくれました。

 毎日のように空しゅうがあり、勉強がしたくてもほとんど学校に行けなかった事。水戸が空しゅうにあった日、はだしで何キロも逃げてやっと生き残ったけど、家も失い、友達や親せきがバラバラになってしまった事。その焼け野原になった水戸の風景を見て、とても悲しい思いになった事などを話してくれました。

 ぼくはその時、ぼく達とはちがう思いで、訓練中の戦とう機を見上げている人達がいる事を知りました。

 そしておじいちゃんは最後に、『家を失い、その後とても大変な生活を送ったんだよ。その時はケーキやフルーツを食べることなどできず、とてもあこがれだったんだよ。』と、話してくれました。

 だからぼく達が来る時はいつもケーキやフルーツを用意してくれていたのだと、ぼくは今年初めて知りました。

 おじいちゃんはその後一生けん命勉強をして学校の先生になったそうです。

 ぼくは今、ご飯を食べ、学校に通い、お友達と遊び何の不自由もなく毎日の生活を過ごしています。

 その事を特別平和な事だと考えた事は今までありませんでした。

 しかし、日本でも何十年か前は今のような生活を送る事が夢のような時代があったのです。

 ぼくはそんな時代の事を忘れてはいけないと思いました。なぜならそんな大変な時代があったからこそ、今の平和な生活があるのだと思ったからです。

 ぼくもこれから一生けん命勉強をして、ぼくの子供達に平和な生活のありがたさ、戦争で悲しい思いをした人達がいることを伝えていきたいと思います。

 そして、平和なこの今の生活を守るための今のぼくが出来る事を考え、行動して行きたいと思います。

 

第一中学校1年  菅本 柚木 さん

平和は私たちが作るもの

  戦争やテロ、身近な人とのトラブル。人間は、ある物事をきっかけや言い訳にして、争いをどんどん大きくしていきます。そして、『平和な社会を築こう』というだけで、大半の人達は平和につながる行動が少なかったり、平和に関心がないといって、今の世の中が平和か、平和じゃないか、分からなくなったりしています。物騒な事件があったり、悪質な犯罪があったり、今の世の中は良い点も悪い点もある世の中だと思います。

 そんな今の世の中を、一瞬で平和な世の中に変えられるでしょうか。私にはできません。そんな事は、よほど人々の心を動かす出来事が無い限り、不可能だと思います。だからこそ、平和な社会を築くというのは大変な事だと思います。

 私は去年の夏、旅行で広島に行きました。広島の第一印象は、『明るい街』。街の人は優しいし、にぎやかな街だったので、この街に原爆が落とされたというのが信じられませんでした。小学校でも、戦争についての学習や授業はまだやっておらず、私の原爆の認識は軽く甘いものでした。

 原爆ドームの実物を見たとき、私の想像とはまったく違う、悲惨な現場や、荒れた姿の街中、そして元の形がほとんど分からない驚き、思わず声を失い、じっと眺め、『こんなにひどいんだ。原爆は』と思いました。原爆ドームは私達に『戦争はダメだ。絶対ダメだ。』と語りかけてくれる大切な建物である事を深く理解しました。他にも、原爆が落とされた時に人々が飛び込んだ川があって、普段はとても穏やかな川なのに、火の海となって人々が飛び込んでいるのを想像すると怖くなりました。私は広島に行って『本当によかった。貴重な体験だった。』と思いました。

 学校の授業でも、さらにくわしく戦争について知ることになりました。今もどこかで争いがあったり、犯罪が行われていたり・・。人の命には、無駄なものは一つも無いし、傷つけていい命もありません。世の中を平和に変えるためには、大人も子供も、周りに呼びかけたり、身近な人との笑顔を増やしたり、我慢の心を広く持ったりと、できる事はたくさんあります。大人の人は、大人にしかできない事を優先に、できる限りの事をやってほしいと思います。もちろん私達だって、私達にしか出来ない事を精一杯頑張りたいです。

 私が思う平和への第一歩。それは、平和への意識・関心をできるだけ多くの人に持ってもらうことです。友達や親、先生など、身近な人との会話の中で、はじける笑顔を増やして広げる事。この事は私にも出来る事なので、笑顔を増やしながら、これからの社会を、素直で明るいものにしていきたいです。

 私は今まで、親にたくさん迷惑をかけて、自分の道を自分のペースで歩き続けてきたかもしれません。でも、中学生になって、この事にやっと気付きました。

 『自分だけが主役ではない。自分の事はきちんとやって、他の人のためにも、何かをしてあげよう。周りをよく見て行動すれば、自分のやる事が分かる。でも、人ばかり見ていても、何も出来ない時もある。その時は一度、自分でよく考えてみよう。』

 平和は一度に築く事が出来ません。だから、自分達でコツコツと自分ができる事を築きあげればいいのです。ジグゾーパズルのように一つ一つ、ていねいに、物事は協力するとなぜかうまく進みます。平和を一人で作れ!!それは無理なことです。一人一人が自分の立場を考えて協力し、争いのない私達の望む幸せな平和を願い、そのために行動します。

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