結核とは

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最終更新日:2020年10月30日 ページID:022692

結核とは

 結核は,結核菌によって主に肺に炎症が起こる感染症です。
 結核菌を出している肺結核患者が咳やくしゃみをすると,結核菌の混じったしぶきが空気中に飛び散り,それを周りの人が吸い込むことによって感染します。

症 状

 結核の初期症状は,風邪によく似ています。
 咳や痰,微熱,体重減少,胸痛,倦怠感などの症状が2週間以上続いている場合は,早めに医療機関を受診するようにしましょう。
 また,高齢の方は,咳や痰などの症状が出にくいと言われていますので,原因不明の発熱や食欲不振などが続くときは,結核の疑いもあると考えて医療機関を受診するようにしましょう。

感染と発病の違い

 結核菌を吸い込み,肺の奥に結核菌が住み着いた状態を「感染」といいます。
 結核菌に「感染」しても,身体の免疫により結核菌の働きが抑えられることで,全ての人が発病するわけではありません。しかし,身体の免疫が低下し,結核菌が身体の中で活動を始めることを「発病」といい,症状が出始めると人にうつすことがあります。
 発病するのは,感染した人の1割程度で,一生発病しない人もいます。

予 防

 結核を予防するためには,普段から健康的な生活を心がけ,免疫力を高めておくことが大切です。
 乳幼児は,免疫力が弱いため,結核菌に感染すると重症になりやすく,生命にかかわることがありますので,1歳のお誕生日の前日までにBCGのワクチン接種を受けるようにしましょう。<BCG接種対象年齢:1歳未満(標準的な接種年齢は生後5ヶ月以上8ヶ月未満)>
 また,65歳以上の方は1年に1回,結核の定期健康診断を受けることが「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」により定められています。医療機関で年に1回は胸部レントゲン検査を受けるようにしてください。
 保健所では結核・肺がん検診を実施しています。

結核と診断されたら

 重症(人に感染する可能性がある)の場合入院していただくこともありますが,結核にとても有効な薬があります。通常,6ヶ月から12ヶ月程度薬を飲み続けることで治ります。
 しかし,薬を飲んだり飲まなかったり,症状が消えたからといって自分の判断で勝手に服用をやめてしまうと治りません。決められた期間中,毎日きちんと薬を飲むことが大切です。
 なお,結核の治療費用は公費負担が受けられます。結核に関するご心配は保健所へご相談ください。

お問い合わせ先

保健予防課
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〒310-0852 茨城県水戸市笠原町993-13
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