ジカウイルス感染症について

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最終更新日:2016年5月24日 ページID:016355

 

ジカウイルス感染症とは

  • ジカウイルス病と先天性ジカウイルス感染症をいいます。ジカウイルス病は、後天的に、ジカウイルスが感染することにより起こる感染症です。ジカウイルスは母体から胎児への感染を起こすことがあり(先天性ジカウイルス感染症)、小頭症などの先天性障害を起こす可能性があります。アフリカ、中南米、アジア太平洋地域で発生があります。特に、近年は中南米等で流行しています。

日本国内での感染について 

  • 日本国内で感染した症例はありません。海外の流行地域で感染し、帰国後に発症した症例が、2013年以降、8例(うち、今回の中南米の流行後は5例)国内で見つかっています。

流行地域へ渡航をする場合

  • 海外の流行地域にでかける際は、蚊に刺されないように注意しましょう。長袖、長ズボンの着用が推奨されます。また、蚊の忌避剤なども現地では利用されています。
  • 妊娠中にジカウイルスに感染すると、胎児に小頭症等の先天性障害を来すことがあることから、妊婦及び妊娠の可能性がある方については、流行地域への渡航を控えたほうがよいとされています。やむを得ず渡航する場合は、主治医と相談の上で、厳密に蚊に刺されないようにする対策を講じることが必要です。
  • また、性行為感染のリスクを考慮し、流行地域に滞在中は、症状の有無にかかわらず、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えることを推奨します。

症状

  • 軽度の発熱、発疹、結膜炎、関節痛、筋肉痛、倦怠感、頭痛などが主な症状です。
  • 感染しても症状がないか、症状が軽いため、気づきにくいこともあります。症状が軽く、2~7日続いた後に治り、予後は比較的良好な感染症です。 

治療法

  • 特異的な治療法はなく、対症療法が中心となります。
  • 現在のところ、有効な抗ウイルス薬はありません。
  • 海外の流行地から帰国し、心配がある場合は空港等の検疫所又は保健所等にご相談ください。なお、発熱などの症状がある場合には、医療機関を受診してください。

予防法

  • ヤブカ属のネッタイシマカやヒトスジシマカが、ジカウイルスを媒介することが確認されています。ネッタイシマカは、日本には常在していませんが、ヒトスジシマカは、日本のほとんどの地域(秋田県および岩手県以南)でみられます。
  • 木陰など蚊の発生しやすい場所に立ち入る際には、蚊に刺されないように注意することが重要です。
  • 具体的には、次のことが挙げられます。
  1. 長袖、長ズボンを着用するなど、屋外の作業において、肌の露出をなるべく避ける。
  2. 虫よけ剤等を使用し、蚊を寄せ付けないようにする。
  3. 室内の蚊の駆除を心掛ける。
  4. 蚊の幼虫の発生源を作らないようにする。(蚊は水辺に産卵します。下水溝、廃タイヤの中や水桶等の人工的な環境下においても産卵し、増殖します。)

お問い合わせ先

保健センター
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