子宮頸がん予防接種

印刷

最終更新日:2021年7月16日 ページID:012558

子宮頸がん予防接種については、平成25年4月1日より予防接種法に基づき定期予防接種として実施しているところですが、厚生労働省から「副反応の発生頻度がより明らかになり、適切な情報提供ができるまでの間、積極的な接種の勧奨を差し控える」との通知を受け、同年6月14日から子宮頸がん予防ワクチンの積極的な接種勧奨を差し控えており、現在も継続して専門家による検討が行われております。

そのため、子宮頸がん予防接種の勧奨通知や予防接種券の送付については実施しておりませんが、ワクチンの接種自体を控えるものではありませんので、接種を希望される方は定期予防接種として接種を受けられます。

つきましては、厚生労働省作成リーフレットの内容をご覧いただいたうえで接種を希望される場合には、予防接種券をお送りいたしますので、保健予防課までご連絡ください。 

子宮頸がんと発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)

子宮頸がんは、子宮の頸部(入り口)にできるがんで20~30代に増加し、日本では年間約11,000人の女性が発症していると報告されています。

子宮頸がんは、発がん性ヒトパピローマウイルスの感染が主な原因で引き起こされる病気です。このウイルスは、多くの女性が一生のうちに一度は感染するウイルスで、感染しても免疫力によって体から自然に排除されますが、この機能がうまく働かずにウイルスが子宮頸部に残り、感染した状態が長い間続くと子宮頸がんを発症することがあります。

子宮頸がん予防接種

ヒトパピローマウイルスは100種類以上の型があり、その中で子宮頸がんの原因となることが多いのは、16型と18型の2つの型です。
現在、子宮頸がん予防ワクチンは次の2種類があり、いずれも、子宮頸がん及びその前がん病変(がんの手前の異常な細胞の状態)の発症に関係している発がん性ヒトパピローマウイルス16型と18型の感染を予防するワクチンです。

医療機関とご相談のうえ、どちらかのワクチンを選択しお受けください。

ワクチン名 接種により感染を防ぐHPVの型 接種回数と標準的な間隔
サーバリックス HPV16型、HPV18型

初回:1回

2回目:1回(1回目の接種から1か月の間隔)

3回目:1回(1回目の接種から6か月の間隔)

ガーダシル

HPV16型、HPV18型、

HPV6型、HPV11型

初回:1回

2回目:1回(1回目の接種から2か月の間隔)

3回目:1回(1回目の接種から6か月の間隔)

注)十分な予防効果を得るため,必ず同じ種類のワクチンを3回接種することが必要です。

対象者

対 象 者

標準的な接種年齢

小学6年生~高校1年生に相当する年齢の女子

中学1年生の女子

個人負担

なし(定期予防接種として受けることができます)                   

子宮頸がん予防接種の主な副反応

発生頻度 ワクチン:サーバリックス ワクチン:ガーダシル
50%以上 疼痛、発赤、腫脹、疲労感 疼痛
10~50%未満 掻痒、腹痛、筋痛、関節痛、頭痛など 腫脹、紅斑
1~10%未満 じんましん、めまい、発熱など 掻痒、出血、不快感、頭痛、発熱
1%未満 注射部位の知覚異常、感覚鈍麻、全身の脱力  硬結、四肢痛、筋骨格硬直、腹痛、下痢
頻度不明 四肢痛、失神、リンパ節症など 疲労、倦怠感、失神、筋痛、関節痛、嘔吐など

子宮頸がん予防接種後には、多くの方に接種部位の腫れ、赤みなどがおこることがありますが、多くは一過性です。
重い副反応として、まれに、アナフィラキシー等の重いアレルギー症状、ギラン・バレー症候群(脱力等を呈する末梢神経の病気)、急性散在性脳脊髄炎(頭痛、嘔吐、意識障害等を呈する中枢神経の病気)などが報告されています。                                                                                         

予防接種を受けることができない方

1 明らかに発熱している方(通常は体温が37.5度を超える場合)
2 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
3 受けるワクチンの成分に対してアナフィラキシーを起こしたことがある方
4 その他、医師が予防接種を行うことが不適切な状態だと判断された方

予防接種を受ける際に,医師とよく相談しなくてはならない方

1 血小板の減少や出血しやすい方
2 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する方
3 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた方
4 過去にけいれんの既往のある方
5 過去に免疫不全の診断がなされている方及び近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
6 妊娠あるいは妊娠している可能性のある方                                  

予防接種を受けた後の注意

1 接種後30分は、背もたれのある椅子に座って待つなど、様子をみるようにしてください。
2 接種後に気になる体調の変化を感じたら、医師や周りの大人に相談してください。
※痛みやしびれ、動かしにくさ、不随意運動(動かそうと思っていないのに体の一部が勝手に動いてしまう)などを中心とする多様な症状が起きたことが報告されています。

健康被害救済制度について

定期の予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害が残るなどの健康被害が生じた場合には,予防接種法に基づき給付を受けることができます。
ただし、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものか、別の要因によるものなのかの因果関係を、予防接種・感染症医療・法律等、各分野の専門家からなる国の審査会にて審議し、予防接種によるものと認定された場合に給付を受けることができます。

※給付申請の必要が生じた場合には、診察した医師、保健予防課へご相談ください。

お問い合わせ先

保健予防課
電話番号:029-243-7315 /

〒310-0852 茨城県水戸市笠原町993-13
業務時間:午前8時30分から午後5時15分まで /休業日:土・日曜日、祝日