風致地区について

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最終更新日:2015年9月3日 ページID:015519

風致地区とは 

 風致地区は,都市における風致(=都市において自然的な要素に富んだ土地における良好な自然的景観)を維持するため,都市計画法に基づいて定められる地域地区で,樹林地や水辺地,郷土意識の高い土地などの自然的な要素と一体となって良好な景観の形成が望まれる地区です。
 水戸市では,昭和8年に,三の丸,千波風致地区が指定され,現在では合計7地区が指定されています。
 風致地区制度は,自然的要素の保全を図りつつ,建築物や工作物の建築,宅地の造成,木竹の伐採などの行為の際に,一定の規制を行うことで,風致の維持を図るものです。また,良好な都市環境を提供し,都市生活にうるおいや快適性をもたらすものであり,さらに,都市の自然的,歴史的,郷土的特色を後世にまで伝えることともなり,極めて意義深いものです。
 風致地区内において,建築物の建築等を行う場合には,「水戸市風致地区条例」(H27.4.1施行)に基づき,あらかじめ,市長の許可が必要となります。

弘道館画像   千波公園画像

風致地区概略図

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許可が必要な行為

風致地区内において,次に掲げる行為をするときは,あらかじめ,市長の許可を受けてください。

行為 許可基準

下記に該当する場合は
行為の許可が不要です。

1 建築物の
新築,改築,増築,移転
又は色彩の変更
許可基準1 床面積10平方メートル以下の建築物
2 工作物の
新築,改築,増築,移転
又は色彩の変更
許可基準2 高さ1.5m以下の工作物
3 宅地の造成
土地の開墾
その他の土地の形質の変更
許可基準3 10平方メートル以下で,高さ1.5mを超えるのりを生ずる切土・盛土を伴わない行為
4 木竹の伐採 許可基準4 間伐,枝打ち,整枝等の木竹の保護のために通常行われる行為
5 土石の類の採取 許可基準5
6 水面の埋立て
又は干拓

許可基準6

7 屋外における土石
廃棄物又は再生資源の堆積
許可基準7

風致保全方針

それぞれの行為を行う場合には,風致に配慮をしていただくことが必要です。
風致保全方針(52KB)をご確認いただき,風致の維持が図れるように計画してください。

風致保全方針
三の丸風致地区 愛宕風致地区
・水戸城跡や旧弘道館をはじめとした歴史的資源と調和した景観
・斜面地及び一団の斜面樹林地と調和した景観
・斜面地及び一団の斜面樹林地と調和した景観
・曝井などの水辺地と調和した景観
・愛宕神社や愛宕古墳などの歴史的資源と調和した景観
・歴史的資源や住宅地の背後の樹林地と調和した景観
千波風致地区 長者山風致地区
・千波湖,桜川,沢渡川などの水辺地,桜川緑地をはじめとする緑地と調和した景観
・斜面地及び一団の斜面樹林地と調和した景観
・常磐公園や偕楽園(好文亭)をはじめとした歴史的資源と調和した景観
・千波湖を中心とした眺望景観
・斜面地及び一団の斜面樹林地と調和した景観
・田野川の水辺地と調和した景観
・寺社などの歴史的資源と調和した景観
笠原風致地区 常磐風致地区
・逆川緑地と周辺の斜面地及び一団の斜面樹林地と調和した景観
・逆川や笠原水源地などの水辺地と調和した景観
・笠原水道や笠原古墳群などの歴史的資源と調和した景観
・沢渡川緑地や斜面地などの一団の樹林地と調和した景観
・沢渡川などの水辺地と調和した景観
八幡風致地区
・斜面地及び一団の斜面樹林地と調和した景観
・保和苑などの水辺地と調和した景観
・水戸八幡宮などの寺社等の歴史的資源と調和した景観

主な許可基準

 許可にあたっては,次の許可基準以外に「風致と著しく不調和でないこと」や「風致の維持に支障を及ぼすおそれが少ないこと」も要件となります。

 1 建築物の新築,改築,増築,移転又は色彩の変更

建ぺい率

  • 40%以下

外壁又はこれに代わる柱の面から敷地の境界線までの距離

  • 道路に接する部分 2m以上
  • その他の部分   1m以上

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高さ

  • 15m以下(第一種低層住居専用地域は10m以下)

色彩

マンセル表色系(日本産業規格Z8721)に定める彩度と明度が以下の基準を満たすこと

  • 彩度6以下
  • 明度8以下(彩度が1を超える有彩色に限る)

緑化率※1

  • 10%以上

 「緑化について」もご参照ください。

※1緑化率 建築物の敷地の面積に対する,木竹が保全され,又は適切な植栽が行われる土地の面積の割合

2 工作物の新築,改築,増築,移転又は色彩の変更

高さ

  • 擁壁その他これに類する工作物 5m以下
  • その他の工作物 15m以下

色彩

マンセル表色系(日本産業規格Z8721)に定める彩度と明度が以下の基準を満たすこと

  • 彩度6以下
  • 明度8以下(彩度が1を超える有彩色に限る)

3 宅地の造成,土地の開墾その他の土地の形質の変更

緑化率※2 

  • 10%以上

 「緑化について」もご参照ください。

※2緑化率 宅地の造成等に係る土地の面積に対する,木竹が保全され,又は適切な植栽が行われる土地の面積の割合

木竹への影響

  • 木竹の生育に支障を及ぼすおそれが少ないこと

切土又は盛土

  • 1haを超える場合】高さが2mを超えるのりを生ずる切土又は盛土を伴わないこと
  • 1ha以下の場合】高さが2mを超えるのりを生ずる切土又は盛土を伴うものは適切な植栽等を行うこと

4 木竹の伐採

次のいずれかに該当すること 

  • 上記1から3の行為を行うために必要な最小限度の木竹の伐採 
  • 森林の択伐
  • 伐採後の成林が確実であると認められる森林の皆伐(伐採面積1ha以下)
  • 森林である土地の区域外における木竹の伐採 

5 土石の類の採取

次のいずれも満たすこと 

  • 採取の方法が露天掘りではない
    ※必要な埋め戻し又は適切な植栽を行うこと等により風致の維持に著しい支障を及ぼさない場合を除く。
  • 採取を行う土地及びその周辺の土地の区域における風致の維持に支障を及ぼすおそれが少ないこと。

6 水面の埋立て又は干拓

次のいずれも満たすこと 

  • 適切な植栽を行うこと等により当該埋立て又は干拓後の地貌が当該埋立て又は干拓の行われる土地及びその周辺の土地の区域における風致と著しく不調和とならないこと。
  • 当該埋立て又は干拓に係る土地及びその周辺の土地の区域における木竹の生育に支障を及ぼすおそれが少ないこと。

7 屋外における土石,廃棄物又は再生資源の堆積

  • 土石,廃棄物又は再生資源を堆積する土地及びその周辺の土地の区域における風致の維持に支障を及ぼすおそれが少ないこと。

※許可の際には,風致の維持に必要な条件を付すこともあります。詳細は,担当課へお問い合わせください。

緑化について  

 風致地区内では,良好な自然的景観を維持するため,建築物の建築や宅地の造成等を行う場合に,10%以上の緑地※3を確保する必要があります。また,現況が木竹林のところを開発する場合には,できる限り既存の樹木を残し,必要に応じて新たな植栽を行っていただきます。
 緑化率算定にあたっての緑地の面積は,土地への水平投影面積とし,下図のような方法で算定してください。

※3緑地 木竹が保全され,又は適切な植栽が行われる土地


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算定方法については,パンフレット運用基準も併せてご覧ください。

許可手続き等について

手続きの流れ

 フロー

許可申請書の提出から許可書交付までには2週間程度要しますので,余裕を持って申請するようお願いします。
行為が完了したときは,速やかに完了届を提出してください。

許可申請書の添付書類 

風致地区許可申請書に次の書類を添付し,提出してください。(提出部数:2部)
添付書類一覧(52KB)

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完了届出の添付書類

風致地区完了届出に次の書類を添付し,提出してください。(提出部数:1部,返却が必要な場合は2部)
・許可申請書に添付した図面一式
・完了写真(全景及び植栽状況が確認できるもので,4方向から撮影したもの

※手続きを代理人に委任する場合には,委任状を添付してください。

メールアドレスは下記をご参照ください

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パンフレット

風致地区パンフレット(5,313KB)

条例・施行規則・運用基準 

水戸市風致地区条例(水戸市例規集『第9編建設 第4章都市計画』に「水戸市風致地区条例」があります)

水戸市風致地区条例施行規則(水戸市例規集『第9編建設 第4章都市計画』に「水戸市風致地区条例施行規則」があります)

水戸市風致地区条例運用基準

関連ページ

 「水戸市風致地区条例」を施行しました

お問い合わせ先

都市計画課 景観室 景観係 / 電話番号:029-232-9206 /ファクス:029-224-1117

茨城県水戸市中央1丁目4-1
業務時間:午前8時30分から午後5時15分まで /休業日:土,日曜日,祝日