令和元年度市政モニター提言に対する現状と課題について

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最終更新日:2020年3月19日 ページID:021527

令和元年度市政モニターについて

令和元年度5月に、20歳から34歳までの方(当初9名)へ委嘱を行いました。また、モニターは、2つのチームに分かれ「水戸市に住んでいる人が住みやすくなるため」と「市外の人が水戸に行きたいと思うようにするため」の2つの視点から議論を行い、令和2年2月に水戸市長へ提言の発表を行いました。

市政モニター制度については、こちらをご覧ください。

チームについて

【中チーム】
 水戸市に住んでいる人が、より住みやすくなるために必要なものを考えました。

【外チーム】
 水戸市外の人が、観光等で水戸市を訪れたくなるために必要なものを考えました。

 市政モニターからの提言及び水戸市の現状と対応

中チームの提言

脱自動車

中心市街地での移動手段を便利にすれば、買い物や飲食による消費が拡大し、まちの活性化につながると考える。また、高齢化による将来の免許返納を考えると、自動車以外の移動手段は必須である。
将来的には、乗降の容易性、定時性、快適性に優れていると言われるLRTの整備を希望するが、当面の対策として、バスの不満点を解消すれば自動車以外の交通手段の利用促進につながるのかを確かめるため、半年を目安に社会実験を実施すること等を提案する。まちなかの歩行者数等に有効性が見られた場合には、LRTの前向きな検討を期待する。

提言1

家族で移動する場合、路線バスは小学生から運賃が必要となり、一緒に行動する人数が増えるほど負担感が大きくなると思う。また、水戸市内の路線バスについては、運賃の支払いに利用できる交通系ICカードの互換性がないほか、走行中の揺れが大きく車酔いしやすいと感じられるなど、路線バスの利用促進を図るためには、乗車中の快適性や利便性の向上が必要と考える。
また、水戸駅北口方面については、バスの便数やバス停が多く、交通状況によっては遅れることもあり、自由に移動できる自家用車の利用を選択する方が多くなっていると思う。
これらの課題解決のため、次のような取組を期待する。

  • 水戸市内全域の路線バスの運賃を100円均一にする。
  • 保護者が同伴で路線バスを利用する場合、18歳以下の運賃を無料とする家族割を設定する。
  • 運賃の支払いがスムーズになるよう、車内での電子マネーの使用を義務化する。又は信用乗車方式を採用する。
  • バス専用の走行車線を設定し、加速を緩やかにすることによりバス乗車中の快適性を向上させるため、最高速度を時速30kmに制限する。
  • 水戸駅北口方面においてはバスの本数が過剰であると思うので、便数の削減をする。
  • 水戸駅北口方面のバス停については、各バス停が近接しているので、バス停の削減、又は停車するバス停を限定した急行バスの運行をする。
  • 到着予定時刻等の運行状況や車内の混雑状況のほか、様々な情報を発信する掲示板として、主要なバス停にデジタルサイネージを設置する。
  • 社会実験期間中に水戸市の主要イベント、マルシェ、ファーマーズマーケット等を実施し、自動車以外の交通手段の使用を前提とした目的地を増設する。
現状と対応 [担当:交通政策課]

本市の公共交通ネットワークは、水戸駅を中心に形成されています。市域を跨ぐ広域移動には鉄道が、市内移動には路線バスが、それぞれ中心的な役割を担っており、過度に自家用車に頼ることなく、市内を快適に移動できるようにするためには、路線バスをより利用しやすくすることが重要なポイントとなります。

現在の本市のバス路線は、水戸駅周辺の一部区間に集中しており、複数の事業者によって運行されていることから、路線が複雑で分かりにくい状況にあります。

本市では、このような課題への対応として、平成26年に学識経験者をはじめ、バス事業者、鉄道事業者、国・県等の関係機関や公募市民等で構成する水戸市都市交通戦略会議(以下「交通会議」という。)を設置し、本市の公共交通網のあり方や路線バスの利用者を増やすための取組等について議論を重ね、平成28年3月に「水戸市公共交通基本計画」を策定しました。

本計画では、路線バスを使いやすくするため、バス路線の再編に取り組むこととし、再編の進み具合に合わせて、御提言をいただきました運賃体系の見直しや運行情報を提供するシステムの構築に取り組むこととしています。

路線再編の基本的な考え方としては、市内交通の要となる場所に乗換場所を設け、バス路線を幹線と支線に整理し、乗り継ぎによる移動をしやすくすることで、市中心部に集中する路線バスを主に、郊外部にも振り分け、地域の状況に応じた公共交通体系に作り替えることとしております。

現在は、第1次再編として赤塚駅、酒門、千波の3方面を対象とした路線の再編に取り掛かっており、令和5年度からの第2次再編に向け、バス事業者等と協議を進めているところです。

また、御提言のように、安価な運賃で路線バスを利用できるようになることは、利用者にとってたいへん魅力的なことであると考えます。本市におきましても、平成27年に社会実験として、通常170円の区間を100円で利用できる「水戸駅大工町間100円バス事業」を実施いたしました。利用者アンケートによると、歩行者から路線バス利用への転換は一定程度見られたものの、自家用車利用からの転換は1割程度にとどまり、当初の想定を下回る結果となったため、その後の事業については、実施を見送った経緯があります。

運賃施策に取り組む上では、路線バスを継続させるため、コストに見合った料金を設定するという視点もたいへん重要です。今後の人口減少社会においても、路線を維持し、移動手段を確保していくためには、利用者から適正な負担をいただきながら、地域の貴重な資源である路線バスを支えていくことが必要であると考えております。

バス専用レーンについては、路線バスが決まった時間に、速やかに運行できるように、国道50号、51号、118号等に設置されており、県警察や道路管理者と連携しながら、規制徹底の強化を図っているところです。今後もバス事業者等と協議しながら、レーンの拡充について考えてまいります。なお、最高速度を30キロメートル程度に抑えることにつきましては、レーンの設置目的にそぐわないと考えます。

また、バス停につきましては、バス事業者と協議しながら、随時見直しを行っており、急行バスにつきましても、茨城大学方面の路線で特急バスとして運行しておりますので、利用者ニーズの把握に努めながら、路線バスの輸送時間の短縮等に努めてまいります。

提言2

路線バスの最終便の時間が早いため、夜間の移動手段が限定されてしまう。
また、地域によっては路線バスの本数が少ないため、公共交通による移動が難しいのが現状です。公共交通による移動を促進するために、次のような取組を期待する。

  • 市内の路線バスについては、駅前及び市街化区域の沿線全線で10〜15分の間隔で運行をする。
  • 市内の路線バスについては、週末限定で深夜1時まで運行する。深夜の運行によって増加する経費については、時間帯による運賃の値上げを検討し、割増設定しても利用者がいるのかを把握するため、路線を限定した社会実験をする。
  • 中心市街地等の飲食店で5,000円以上の飲食をした者にタクシー利用補助券2,000円分を提供する。
  • Uber等のシェアリング・配車サービスを誘致し、場所、時間帯を限定して特区のような形で導入する。
  • MaaSの取組を推進する。
現状と対応 [担当:交通政策課]

  「水戸市公共交通基本計画」では、市域全体を都市核(エリア1)、都市核と連続した市街地(エリア2)、主に市街化調整区域(エリア3)の三つに区分して、それぞれのエリアのニーズに応じた公共交通サービスを行っていくこととしております。

このうち、エリア1とエリア2では、バス路線の再編を進め、路線バスを利用しやすくすることによって、移動手段を充実させることとしています。

御提案のように、市街地を走行する全ての路線バスが、10分程度の間隔で運行することができれば、利用者にとってとても利用しやすくなるものと考えられます。その一方で、現在、バス事業者は、現状の路線や運行本数を維持していくために、収益の確保や運転士の確保が難しい状況です。

バス事業者の運転士やバス車両という限りある資源を有効に活用するためには、利用者のニーズや鉄道ダイヤとの接続を考えながら、路線バスの運行ダイヤを編成する必要がありますので御理解ください。

また、週末限定の深夜便につきましては、現在も、水戸駅発の上り方面最終電車のダイヤに合わせて運行しているものの、利用者数は極めて少ない状況です。御提案の社会実験につきましては、ニーズの把握に努めながら、深夜の時間帯に運行している高速バスの空席の活用の可否を含め、バス事業者とともに考えてまいります。

中心市街地等の飲食店との連携や新たな移動手段及びMaaSの導入につきましては、バス路線の再編協議を行っている水戸市都市交通戦略会議の構成メンバーに、水戸商工会議所の代表者も参加しておりますので、同会議で調査・研究を進めてまいります。

提言3

水戸市内には千波公園や図書館など、魅力的で利用したい施設が多くあるが、各施設までの移動については、路線バスの行き先が分かりづらく利用しづらい状況である。誰もが気軽に移動できるように、公共交通の改善を期待する。

  • 主要拠点(偕楽園、芸術館など)へ行くバスについては、行き先が一目で分かるように、行き先ごとにバスの車体の色を決める。
  • JR常磐線の偕楽園駅については、梅まつりの期間だけでなく、常時停車をさせる。
  • 中心市街地(京成百貨店)から千波公園への移動手段として、ロープウェイを整備する。
  • 千波公園などの人気の施設へは、水戸駅からの直通バスを運行する。
現状と対応 [担当:交通政策課]

 「水戸市公共交通基本計画」では、外国人観光客など、本市を初めて訪れた方でも、どのバスに乗車したらよいか、一目で分かる情報提供を目指し、共通サインシステムの導入を重点施策の一つとしています。

具体的には、バス路線の再編後に、バス事業者共通の系統番号を整理するほか、方面別に案内サインのカラーリング等を行い、分かりやすい情報提供を行うものです。このような取組に先行して、「みとバスマップ」、「赤塚バスマップ」では、方面別にカラーリングを行い、利用者から御好評をいただいていますので、ぜひ御覧ください。

現在、バス事業者では、車両の異変等があった場合に、運転士がいち早く気が付くことができるよう、運転士が乗車するバス車両を基本的に固定しています。また、運転士の技術力及び注意力の向上のため、日々異なる路線を走行することが一般的になっており、このような車両の運用をしている状況では、車両へのカラーリングは残念ながら難しい状況にあります。

偕楽園駅を水戸の梅まつりの時期だけでなく、年間を通して設置することについては、利用ニーズの有無だけでなく、人の流れが分散することによる水戸駅周辺地区をはじめ中心市街地の吸引力やにぎわい、消費活動の変化による産業経済への影響など、都市政策上の課題もあることから、慎重に判断する必要があると考えています。

ロープウェイの整備については研究課題とし、直通バスの運行についてはニーズの把握に努めてまいります。

提言4

千波湖沿いの道路については、自動車の交通量も多く、歩行者やランニングをする人等が危険を感じることがある。歩行者等の安全確保のためには、自動車の交通量を減らすことが有効と考えるので、千波湖沿いの道路や駐車場について、通行料や駐車料を徴収し、交通量の制限をしてはどうか。
また、市内の自動車の交通量を減らすためにも、わんぱーく・みと、はみんぐぱーく等の施設の駐車場も有料化してはどうか。

現状と対応 [担当課:公園緑地課、子ども課]

御提言をいただいた千波公園沿いの道路は、公園利用目的の方と、通過することのみを目的とする方、さらに千波湖の南側住宅街にお住いの方の日常的な利用があります。

千波公園は、歩行者やランニングをする方と車両通行は分離しており、安全性は確保されていますが、道路横断者等もいることから、車両の速度制限を広く知っていただく方法等を考えてまいります。

御提言の通行料の徴収は、公園利用者以外の交通を減らす効果が期待できますが、日常的に生活道路として利用している方などに不便と負担が生じることから実施は難しいと考えます。

一方で駐車場の有料化につきましては、公園利用者以外の駐車台数の減少に一定の効果が期待できることから、今後、他市の事例を研究してまいります。

また、わんぱーくをはじめとした子育て支援施設等の駐車場につきましては、施設を利用する子育て中の親子の負担軽減の観点から、有料としておりません。

子育て支援

子育て中の親に自由な時間があれば、自分のための消費(美容院等)が増えて経済の活性化につながると思うが、子どもを預けるためのサービスを思うように利用できない現状がある。安心して子育てができるように、サービスの拡充と子育て環境の整備を提案する。 

提言5

「わんぱーく・みと」や訪問型病児保育事業「ぷちぷり」など、子どもを一時預かりしてくれる制度はあるが周知が足りないように感じる。
また、利用する場合には事前予約が必要であるが、それぞれの受付の電話はつながりづらく、また、すぐに定員に達して利用できないことが多い。
特に核家族の世帯などは、急病等で子どもを預ける必要があっても預けられないことがあるので、必要な時に簡単に利用できるように改善をお願いしたい。

  • 預かり定員を増やす。運営経費が増大する分は、利用料金の増額を検討する。
  • 施設の空き状況等をネットで確認できるようにする。
  • 予約の窓口を一本化し、ネットからも予約できるようにする。
  • 子育て中の核家族世帯については、優先的に予約ができるように、受付開始を通常より2週間早くする。
  • 一時預かり制度について、予防接種券や子ども手当の通知に無料利用券や広告を同封し、子育て世帯へ周知する。
  • 夜間の一時預かりにも対応できるよう、一日の利用時間の上限を8時間とした上で、わんぱーく・みと等の受入時間を22時までに延長する。あるいは、施設ごとに営業時間をずらすことで上記を達成する。
現状と対応 [担当課:子ども課]

一時預かり事業や病児保育事業などを広く知っていただくために、これまで「広報みと」、チラシ、ホームページ等による情報発信を行ってきたところでありますが、今後は、子育て世代に馴染みのあるLINEをはじめとしたSNSなどをより一層活用し、効果的な情報発信となるよう進めてまいります。

予約方法などについては、事前の利用登録を各施設に行っていることから、利用する際の申し込みについても各施設に直接お申込みいただいている状況であります。窓口の一本化やネットからの申し込みについては、環境整備に係るコストやその効果について検証し、利用者の負担軽減につながる仕組みづくりを考えると同時に、事前登録の取扱などについて、より利用がしやすいものとなるよう、柔軟な対応などについて事業者と協議してまいります。

また、定員の拡充、夜間の預かり、核家族の優先利用等については、そのニーズや施設の安全基準、支援の在り方を踏まえ、今後考えてまいります。

提言6

水戸市内には、乳幼児が遊べる施設はいくつかあるが、6歳程度の子どもが雨の日に遊べる場所が少ない。また、市民センターは高齢者による利用が多く、室内で子どもが遊べる空間が少ないと感じている。

  • 天気が悪くても、子どもが元気に遊べる施設の整備を提案する。
  • 親子が広い室内空間で遊べる施設を水戸駅近辺に整備する。また、市が設置することが困難であれば民間事業者を誘致する。
  • 子供たちが自由に市民センターを利用できるようにする。 
現状と対応 [担当課:子ども課,市民生活課]

本市では、水戸駅をはさみ北側と南側に、室内プレイパークとして整備した「わんぱーく・みと」、「はみんぐぱーく・みと」をそれぞれ配置しております。同施設はそれぞれ、建設から10年、5年を経過しており、延べ100万人近くの多くの市民の方に御利用いただいております。両施設は、本市における子育て支援の中核を成す施設であると同時に、本市における多世代交流の拠点としても位置付けており、幅広い世代の方に御利用いただける施設となっております。一方で、実際の利用者の多くは乳幼児とその親となっております。今後は、遊具やイベント等をより充実させることで、乳幼児以外の方にとっても魅力ある施設にできるよう、考えてまいります。

また、水戸駅近辺へ新たに施設の整備や誘致につきましては、そのニーズ、利用のしやすさ、整備する場合のコストなどを調べた上で、考えてまいります。

水戸市内の各市民センターでは、未就学児親子を対象とした子育て広場、親子体操教室など開催日時を設定した講座や催しを開催しております。一方で、いつでも子どもがやって来て自由に利用できる環境が整っているとはいえないことも認識しております。

現在、整備を進めております千波市民センターにおいては、図書コーナーと併用して子ども等が自由に利用できる空間を設置する予定です。

また、既存の市民センターについても、子どもの居場所づくりの一環として、こどもが自由に利用できる時間と空間を設ける取組を進めており、来年度から4か所の市民センターで実施する予定であります。

今後も、子どもをはじめ多くの世代の方々が気軽に集えるような工夫を考えてまいります。

提言7

子どもの医療費については、大都市に比べると負担金が高いと感じられる。子育て世帯の負担軽減のためにも、6歳までは一部負担金のない完全無料とするなど、マル福制度の強化を提案する。

現状と対応 [担当課:国保年金課]

子どもの医療福祉費支給制度については、将来の水戸を担う子どもたちの健全な育成を図るため積極的に推進すべきであることから、水戸市第6次総合計画「魁のまちづくりNEXTプロジェクト」重点プロジェクトに位置付けており、令和2年10月からは所得制限を設けずに18歳までの外来の医療助成を実施することとしております。

御提言いただいたマル福制度の強化については、財政に与える影響等も含め総合的に考えてまいります。

提言8

脱自動車を推進し、子育てしやすい街にするためにも、水戸駅近辺に魅力的な施設が欲しい。南町近辺に商業施設(例:ららぽーと)を誘致できないか。 

現状と対応 [担当課:商工課]

水戸駅周辺への商業施設等の誘致は、弘道館・水戸城跡周辺地区の景観整備とともに、市全体の魅力の向上や、にぎわいの創出につながる重要な取組であると考えており、市としても必要な支援を積極的に推進しているところです。

引き続き、魅力ある商業施設の立地促進を図るとともに、御提案にもありました子ども連れの家族でも買い物がしやすい商業空間の形成に取り組んでまいります。

その他

提言9

中心市街地に賑わいをもたらすためには、多くの人が訪れることが必要と考える。中心市街地で飲食した人を対象に、飲食したお店と同じエリアでの買い物等に利用できるポイントを付与してはどうか。また、利用された店舗の負担とならないように、利用に応じた補助金支出などの制度を検討願う。

現状と対応 [担当課:商工課]

御提案のポイント付与制度につきましては、一部の商店会において当該支援制度を活用し取り組まれるなど、エリア内における買い物環境向上を図っております。

しかしながら、中心市街地全体のお店で活用できる制度になっていないなどの課題もあり、今後、商店会全体で利用できる制度を考えるなど、中心市街地に多くの人が買い物等で訪れる仕組みづくりを進めてまいります。

提言10

市内にフリーWi-Fiを整備し、どこにいても高速でネット回線につなげられるようにしてほしい。

現状と対応 [担当課:情報政策課]

フリーWi-Fiは、誰でも無料で利用可能であることから、市民や観光客がインターネット等から様々な情報を入手するための重要な基盤であるとともに、災害時でも安定的に通信環境を提供することができるようにするものであります。

これまで本市では、観光拠点や防災拠点を中心に、市役所本庁舎をはじめ各市民センター、図書館、観光案内所、水戸芸術館など、市内53か所にインターネットを利用しやすくするために設置し、運用を行ってまいりました。

フリーWi-Fiは市民サービスの向上に大きく寄与するものであると認識しており、今後、利用状況を十分見極めながらIBARAKI FREE Wi-Fiなど県事業等との連携を図りながら市内における拡充を考えてまいります。

提言11

長く水戸市に住んでいる方を対象に、1年目に市内で使える商品券、10年目に植物公園や博物館等の水戸市立機関の年間パスポートを配布してはどうか。

現状と対応 [担当課:政策企画課]

本市では東京圏から本市に移住し、一定の条件を満たす方を対象に支援金を支給する「わくわく茨城生活実現事業」の実施など、移住・定住の促進に努めております。

引き続き、今回の御提案をはじめ、市民ニーズ、費用対効果等を踏まえながら、住んでみたいと思ってもらえるようなまちづくりを進めてまいります。

提言12

水戸駅の北口と南口の往来について、自転車利用の学生等がペデストリアンデッキを渡っていて大変そうなので、地下道路を作るなどして移動しやすくしてほしい。

現状と対応 [担当課:都市計画課]

 駅の地下道路の整備は、JRの敷地を利用することになるため、その意向だけでなくJR敷地内にある通信ケーブル等の地下埋設物の移設など技術的な課題もあり、また、工事費用も莫大になることが想定されます。

水戸駅南北の往来をよりしやすくするために、他市事例などを参考にしつつ、様々な角度から調査・研究を深めてまいります。

提言13

道路の破損や、市が掲示した古いポスターなどを見かけたときに、簡便に水戸市に通報できるように、スマートフォンで撮影した写真を市へ送付できるアプリを導入してはどうか。 

現状と対応 [担当課:情報政策課]

本市では、平成29年から約1年間、ICTを活用した取組としまして、市政モニターの皆様の御協力をいただきながら、スマートフォン等を活用し、道路の不具合等を御報告していただく実証実験を実施いたしました。

実証実験の結果を踏まえ、アプリなどのシステム導入に当たっては、費用対効果のさらなる検証や運用ルール及び投稿ガイドラインの作成といった課題解決が必要であり、引き続き検討してまいります。

外チームの提言

観光地・水戸の更なる振興に向けて

水戸市が掲げる2023年の観光交流人口450万人の達成に向けて、観光客に「また来たい」「一生の思い出に残る」と思っていただけるように、ターゲット層を定めた観光ルートの整備を提案する。
観光ルートについては、こちらをご覧ください。

提言14

水戸市内には歴史に係る施設が点在しており、初めて訪れる方とっては、移動手段が分かりづらいと思います。偕楽園や弘道館等を観光客が周遊しやすいように、バスやタクシー,人力車等を含めた施設間の移動手段を一体的に扱うMaaSの取組を推進するとともに、分かりやすい観光ルートを設定してはどうか。
また、移動するバスの車内では、VRを利用して歴史的な風景を体感させ、目的地である施設周辺の景観の整備とあわせることにより、過去へのタイムスリップを疑似体験させてはどうか。

現状と対応 [担当課:交通政策課]

本市におきましては、MaaSへの第一歩として、2020年の梅まつり期間中に、NTTドコモ、JR東日本及び県と連携しながら、実証実験を実施したところです。

具体的には、JR東日本水戸支社のポータルサイトから、市内で実験的に運用しているシェアバイクやAI運行バスを予約できる取組を実施したものです。予約から決済までをワンストップでできる本来のMaaSの意味からは、まだほど遠いものとなっているものではありますが、実証実験で得られたデータの分析を進め、今後、交通事業者や通信会社等と連携しながら、MaaS構築を考えてまいります。

また、VRの活用につきましては、魅力的な御提案でありますが、多くの路線バス利用者がサービスを享受できる通信環境の整備等の課題もありますので、交通事業者とともに、実現の可能性について考えてまいります。

提言15

観光地を巡る途中で、家族や友人と同じ体験をして共通の思い出とできるように、千波湖周辺に菓子工房のような体験施設を整備してはどうか。

現状と対応 [担当課:公園緑地課]

本市におきましては、千波公園の西側において民間活力を活用し公園施設の整備を行うパークPFI事業により施設整備を進めることとし、併せて当該施設やその周辺でのコト消費などソフト事業についても、パークPFI事業に参入を希望する事業者から提案を求めることを考えてまいります。

提言16

県外からの観光客が水戸に来た場合、食事場所について迷うことが多いように感じられる。茨城にはおいしいものがたくさんあるので、千波湖周辺の観光施設などに食事場所を整備し、「水戸の酒」や「あんこう鍋」「奥久慈しゃも」などをPRしてはどうか。

現状と対応 [担当課:観光課]

本市におきましては、「水戸市観光基本計画(第3次)」に食資源の充実を掲げ、納豆料理をはじめ、うなぎ、黄門料理、地酒といった本市が有する食資源のさらなる充実、一層の活用に向けて、イベント開催に合わせた飲食ブースの設置、体験事業を通じた魅力の発信など、様々な取組を行っております。

このことから、観光情報誌による郷土グルメ紹介のほか、市内の飲食店情報を掲載したマップや水戸観光コンベンション協会のホームページ等において、グルメ情報を発信しております。

また、多くの観光客が訪れるゴールデンウイークや梅まつり等の時期に、あんこう汁のふるまいを行う黄門さまの台所をはじめ、地酒も堪能できる新酒まつりや全国梅酒まつりを実施したほか、民間事業者と連携してラーメンまつりを開催するなど、飲食イベントを通じて観光客が水戸ならではの食を知っていただけるような仕掛けづくりにも取り組みながら、PRに努めております。

引き続き、観光客の皆様に、水戸の旅を楽しんでいただけるよう、様々な媒体や機会を通じて、本市の食に関する情報発信、PR活動に取り組んでまいります。

千波湖周辺の観光施設における食事場所の整備については、偕楽園・千波湖周辺地区の魅力向上策の一つとして、一体的な公園施設整備とあわせて考えてまいります。

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お問い合わせ先

市民相談室
電話番号:029-232-9109 /ファクス:029-232-9289

〒310-8610 茨城県水戸市中央1-4-1
業務時間:午前8時30分から午後5時15分まで /休業日:土・日曜日、祝日