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近年,消火器を使用した際に,腐食に気づかず消火器が破裂し,怪我をする事故が発生しています。
消火器は,火災から身を守る重要な消火設備です。安全かつ有効な使用ができるよう,事前に確認しておきましょう。
消防法に基づき,年2回の点検と一定期間ごとの報告が義務付けられています。点検を行っていないものや,消火器に表示された期間又は期限を経過している古い消火器がありましたら,速やかに適切な点検又は交換等を行ってください。
消火器は,通行又は避難に支障が無く,容易に持ち出すことのできる場所に設置されておりますが,容器や消火薬剤に腐食等のおそれの少ない場所に設置することも大切です。著しく湿気の多い場所や潮風や雨雪にさらされている場所などに設置されているものは,腐食が早く進み事故の危険性が高まりますので,適当な防護措置を講じてください。
消火器使用時の事故等を防止するため,住宅用以外の消火器については,表示すべき事項が変更になります。お持ちの消火器と下部添付ファイル「消火器の規格変更について」をご確認いただき,令和3年12月31日までに規格に適合した消火器への交換をお願いいたします。
ご不要の消火器は廃棄の窓口となる「特定窓口」(消火器販売店等)又は「指定取引場所」(メーカー営業所等)へお持ちください。お近くの窓口は消火器リサイクル推進センターのホームページ又はお電話(03-5829-6773)でご確認できます。