「さきがけ塾」第四期生の活動報告(前期)
「さきがけ塾」第四期生の活動報告(前期)
第13回~18回 「学習プログラムづくり」
第13回以降は,グループに分かれて学習プログラムの企画立案を進めていきます。各グループには,NPO法人ひと・まちねっとわーくから派遣された社会教育主事である髙瀬利博先生,綿引均先生,栗田将夫先生,小平文和先生が付き,アドバイスを頂戴しながら講座づくりを進めていただきます。
○日 時 平成29年6月14日(水)~8月23日(水) 計5日間 (時間はいずれも午後6時30分~午後8時30分)
○会 場 五軒市民センター
第12回 「学習プログラムづくりの実践」
第12回は,NPO法人ひと・まちねっとわーく理事の髙瀬 利博 先生にお越しいただき,実際に講座をつくるに当たっての基本的な考え方について御指導いただきました。現代的課題と呼ばれる,社会の急激な変化に対応し,人間性豊かな生活を営むために学ぶ必要のある課題をうまく捉えて講座をつくるにはどうすればよいか。グループで効果的に意見を出し合い,よりよい講座としてブラッシュアップしていくにはどんな話し合いの進め方が望ましいかなど,少し難しいテーマですが,今後生涯学習サポーターとして活動していく中で必要不可欠なことをたくさん教えていただいた講義でした。
○日 時 平成29年4月12日(水) 午後6時30分~午後8時30分
○会 場 五軒市民センター
第11回 「チラシづくりに挑戦」
第11回は,朗読家で水戸市生涯学習サポーターの 見澤 淑恵 先生にお越しいただき,5月からスタートする講座づくりを見据えたチラシづくりの極意を教えていただきました。さきがけ塾の卒業生である水戸市生涯学習サポーターの皆さんが講師として御登場いただくことは,さきがけ塾の特徴のひとつです。どんなに素晴らしい講座を企画しても,チラシの作り方によっては,その魅力が十分伝わらないこともあります。見澤先生には,チラシを作るうえで押さえておきたい7つのポイント(レイアウト,タイトル,余白など)について,事例を交えながら御紹介いただき,後半には,実際にチラシをつくるワークも行いました。
○日 時 平成29年4月12日(水) 午後6時30分~午後8時30分
○会 場 五軒市民センター
第10回 「相手の心を開く聞き方・話し方」
第10回は,元茨城県学校教育相談研究会会長 黒澤 祐一 先生にお越しいただき,相手と話す上でよりよい関係を築くためのテクニックについてお話いただきました。たとえば,椅子に座って話す場合,相手と自分との位置関係や姿勢等によって相手に与える印象が変わるなど,体験を交えながら具体的に教えていただいたことで,普段意識せずに行っているコミュニケーションは,意識して効果的に実践すれば,相手との関係性をより良くすることを学びました。
○日 時 平成29年3月22日(水) 午後6時30分~午後8時30分
○会 場 五軒市民センター
第9回 「まちづくりとボランティア活動」
第9回は,常磐大学教授 池田 幸也 先生にお越しいただき,ボランティア活動をとおした絆づくり,まちづくりについてお話を頂戴しました。東日本大震災や家族の形が変化していることを事例として挙げながら,コミュニティが形成されるために必要な「場づくり」の必要性について教えていただくとともに,それを実践されている各地の事例について御紹介いただきました。
○日 時 平成29年3月8日(水) 午後6時30分~午後8時30分
○会 場 五軒市民センター
第8回 「水戸の歴史を学ぶ」
第8回は,水戸市歴史文化財課の藤尾 隆志さんをお招きし,古代から現代までの水戸市の歴史の概要についてお話をいただいたほか,水戸市が推進している水戸城大手門や二の丸角櫓の復元整備や,平成27年に日本遺産に認定された弘道館をはじめとする「近世日本の教育遺産群」について,分かりやすく御説明いただきました。
○日 時 平成29年2月22日(水) 午後6時30分~午後8時30分
○会 場 五軒市民センター
第7回 先進地視察「やしお市民大学自主研究発表会及び交流会」
さきがけ塾では,毎年1回,他県自治体で開かれている市民大学等の先進的な取り組みを視察しており,今回は埼玉県八潮市の「やしお市民大学」を訪ね,やしお市民大学自主研究発表会を拝聴しました。その後,さきがけ塾の第四期生及び生涯学習サポーター総勢18名がやしお市民大学の第13期生,第14期生の皆様との交流会に参加しました。
○日 時 平成29年2月18日(土) 午後1時30分~午後4時30分
○会 場 八潮メセナ(埼玉県八潮市)
第6回 「参画と協働のまちづくり2」
第6回は,茨城大学特任准教授の長谷川 幸介先生にお越しいただき,昨年10月に引き続き「参画と協働のまちづくり」について御講演いただきました。長谷川先生は,水戸の文化を理解するには「3つの間」が重要であり,それは「時間」「空間」「人間」だとお話しくださいました。文化人類学的な視点から水戸市や茨城県の魅力について再発見できました。
○日 時 平成29年1月25日(水) 午後6時30分~午後8時30分
○会 場 五軒市民センター
第5回 「コミュニケーション能力とその実践」
第5回は,「ゴードンメソッドに学ぶコミュニケーショントレーニング」と題して,親業訓練シニアインストラクターの中島 由佳子先生にお越しいただき,相手との円滑なコミュニケーションの取り方について御講演いただきました。家族や友人,職場など様々なケースで応用できる事例を多く御紹介いただき,いくつかは実際に塾生同士で体験しながら,「聞くこと」「話すこと」「対立を解くこと」の3つの柱について学びました。
○日 時 平成29年1月11日(水) 午後2時00分~午後4時00分
○会 場 五軒市民センター
第4回 「魁のまち・水戸を目指して」
第4回は,水戸市政策企画課の長谷川 昌人課長に,水戸市が現在,推進している政策や今後の計画について講話をいただきました。
水戸市が掲げる将来都市像としての「笑顔あふれる安心快適空間 未来に躍動する魁のまち・水戸」を達成するため,人口減少や超高齢化などの課題が山積する社会で,水戸市が果たすべき役割や今後のまちづくりの展望を,水戸市第6次総合計画ーみと魁プランーの4つの重点プロジェクトを軸として御紹介いただきました。
○日 時 平成28年12月14日(水) 午後6時30分~午後8時30分
○会 場 五軒市民センター
第3回 「人づくりとボランティア活動」
第3回は,常磐大学教授の池田幸也先生から,生涯学習の根幹をなす「人」づくりについて御指導いただきました。
池田先生は,文科省の調査で人の役に立ちたいと思っている子どもたちが9割近くにのぼったことや,孤独を感じる10代が増えていることなどを例に挙げ,大小にかかわらず,関係づくりによって子どもの社会力が培われること,そのための手段としてのボランティア活動の有用性を教えてくださいました。
○日 時 平成28年12月7日(水) 午後6時30分~午後8時30分
○会 場 五軒市民センター
第2回 「アイスブレイク体験」
第2回のテーマは「アイスブレイク」です。
前半は,種村 厚子先生によるヘルマンハープの演奏。ヘルマンハープは,ドイツ人のヘルマン・フェー氏によって1987年にダウン症の息子のために開発されたドイツ製ハンドメイドの楽器で,五線譜が読めなくても,独特の音譜の読み方で気軽に演奏できることが特徴です。県内では種村先生を含む2名のみが普及活動を行っていらっしゃるそうです。
後半は,茨城県立歴史館首席研究員の江幡 覚先生,NPO法人みと・こどもの劇場の秋月先生から,アイスブレイクの手法について,体験しながら御指導いただきました。
○日 時 平成28年11月22日(火) 午後6時30分~午後8時30分
○会 場 五軒市民センター
第1回 開講式・講話「参画と協働のひとづくり・まちづくり1」
さきがけ塾第四期がスタートしました。
第1回は,茨城大学特任准教授である長谷川 幸介先生から「参画と協働のひとづくり・まちづくり」と題した講話の中で,人は一人では生きられない,血縁や地縁等による支え合いのネットワークから外れてしまった人々を,生涯学習の力で幸せにするには何が必要なのかについてお話いただきました。これから水戸市の生涯学習を御支援いただく塾生にとって,これ以上ないエールになったことと思います。
○日 時 平成28年10月26日(水) 午後6時30分~午後8時30分
○会 場 五軒市民センター
概要
”みとのひとづくり・まちづくり”を支援する《水戸市生涯学習サポーター》を目指す,「さきがけ塾」の第四期生。
さきがけ塾は,私たちの住むまちを笑顔にあふれ,快適に暮らせるような魁(さきがけ)のまち・水戸のまちづくりについて考えていくことを目的に,学習講座(学習プログラム)づくりを学ぶ二年継続の講座です。
※画像をクリックすると,募集パンフレットのPDF版がダウンロードできます
事業内容
1 応募できる方 市内に居住または通勤・通学する18歳以上の方で,2年間継続して参加できる方
2 開 催 期 間 平成28年10月~平成30年9月 40回程度開催
3 開 催 時 間 水曜日の午後6時30分~午後8時30分 ※先進地視察は土曜日
4 会 場 五軒市民センターなど ※地図参照
5 テ ー マ 参画と協働のひとづくり・まちづくり
6 定 員 40人
7 学びの内容
回 | 開催予定 | 学習内容 | 講師等 |
1 | 10月26日 | 開講式 参画と協働のひとづくり・まちづくり1 |
茨城大学特任准教授 長谷川 幸介 |
2 | 11月22日 | アイスブレイク体験 | 茨城県立歴史館首席研究員 水戸市生涯学習サポーター 江幡 覚 |
3 | 12月7日 | 魁のまち・水戸を目指して |
水戸市政策企画課 |
4 | 12月14日 | ひとづくりとボランティア活動 | 常磐大学教授 池田 幸也 |
5 | 1月11日 | コミュニケーション能力とその実践 | 親業訓練シニアインストラクター 中島 由佳子 |
6 | 1月25日 | 参画と協働のひとづくり・まちづくり2 | 茨城大学特任准教授 長谷川 幸介 |
7 | 2月18日 | 先進地視察 | 県外場所未定 |
8 | 2月22日 | 水戸の歴史を学ぶ | 水戸市教育委員会歴史文化財課 |
9 | 3月8日 | まちづくりとボランティア活動 | 常磐大学教授 池田 幸也 |
10 | 3月22日 | 相手の心を開く聞き方・話し方 | 元茨城県学校教育相談研究会長 黒澤 祐一 |
11 | 4月12日 | チラシづくりに挑戦 | 朗読家 水戸市生涯学習サポーター 見澤 淑恵 |
12 | 5月10日 | 学習プログラムづくりの実践 | NPO法人ひと・まちネットワーク 髙瀬 利博 |
13 | 5月24日 | 学習プログラムづくり1 コース別 ブレーンストーミング |
NPO法人ひと・まちネットワーク |
14 | 6月14日 | 学習プログラムづくり2 | 〃 |
15 |
6月28日 |
学習プログラムづくり3 | 〃 |
16 |
7月12日 |
学習プログラムづくり4 | 〃 |
17 | 7月26日 | 学習プログラムづくり5 | 〃 |
18 | 8月23日 | 学習プログラムづくり6 | 〃 |
19 | 9月13日 | ためして合点!プレゼンテーション |
学習のテーマ
1 修 了 証 出席率が概ね7割以上の出席者を修了者と認定し,修了証を発行します。
2 生 涯 学 習 修了者は,水戸市生涯学習サポーターとして登録することができます。
サポーター 生涯学習サポーターは,みとカレッジとの協働により,みと好文カレッジや市民
登 録 センターが主催する学習講座(学習プログラム)の企画・運営に携わります。
3 そ の 他 ・受講中に作成した学習講座(学習プログラム)を市民対象に開催します。
・水戸市の公募する附属機関の委員(20歳以上)やボランティア活動等,まちづ
くりに学習の成果を生かせるよう情報を提供します。
これまでの実績
下の動画やリンク先をご参照ください。
1 さきがけ塾第三期生の活動
<映像:さきがけ塾 第3期生の活動報告(2分56秒)>
・ 前期活動報告
2 塾生企画講座
●さきがけ塾第三期生 塾生企画講座 「I LOVE 納豆 ~これぞ納豆パワー!~」
・納豆を使ったアイデアレシピ
・納豆のパッケージデザイン
●さきがけ塾第三期生 塾生企画講座 『新エネルギー』ってな~に?夏休み親子で発電にチャレンジ!
・ファラデーモーターの作成
・電気の安全な使い方・省エネルギーの学習とレモン電池・備長炭電池を作成
地図
- 水戸市五軒市民センター(新しいウィンドウで開きます)
お問い合わせ先
みと好文カレッジ
電話番号:029-303-6602 /ファクス:029-303-6601
〒310-0852 茨城県水戸市笠原町978番地の5 水戸市総合教育研究所3階
業務時間:午前8時30分から午後5時15分まで /休業日:土・日曜日、祝日