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近世日本の学問・教育遺産群

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最終更新日:2009年7月16日 ページID:005169

近世日本の学問・教育とは

 長い戦乱の時代を克服し、平和が訪れた近世日本では、支配者層は民を武力で抑えずに慈しむ政策(仁政)が求められ、家臣はもちろん領民への学問を奨励しました。人々は知識を求め、木版による出版活動が定着した結果、書籍が幅広い階層の人々に広く普及し、知的環境が形成されていきました。
 当時は、身分制度社会ではあったものの、身分を超えて子どもから大人まで教育を受けられる学校(藩校・郷校(学校法人)・私塾・寺子屋など )が存在し、学びを始めたばかりの者から、難易度の高い学問を求める者まで、理解力や向学心に応じて、柔軟かつ多様に学ぶことができました。
 そして、日本を訪れた多くの外国人が「日本では教育はおそらくヨーロッパの大半の国々が自慢できる以上に、よくゆきわたっている」などと賞賛したように、諸外国と比較しても高い教育環境を保っていました。 
 こうした近世日本の知的環境と教育環境は、近世日本独自の特徴を有し、その特徴を伝承する物証として稀有な存在が、近世日本の教育遺産群です。
 とりわけ弘道館、偕楽園、足利学校、閑谷学校、咸宜園、豆田町のこれらの資産は、歴史性が高く、保存・整備状態も比較的良好なため、構成資産の有力な候補物件と言えます。

藩校・郷校・私塾・寺子屋
登録を目指す資産

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