年頭記者懇話会要旨(平成26年1月)

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最終更新日:2012年1月20日 ページID:013347

記者会見での発言内容を要約したものです。(みとの魅力発信課作成)
日時:平成26年1月8日(水曜日)、午後2時30分~3時30分

市長挨拶

新年おめでとうございます。
記者の皆様には,輝かしい新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
本年も様々な情報発信,説明責任を果たしていきたいと思っておりますので,ご支援とご協力をお願い申し上げます。

昨年,本市の重要課題について,大きな前進を見ることができました。
本市の復興のシンボルともなる,市役所新庁舎について,早期の現在地建替えに向けた基本計画を策定し,議会にもお認めいただくことができました。これから設計者の選定,設計,建築と移り,平成30年8月に完成予定となっております。また,市民会館については,泉町1丁目北地区へ立地するという判断をしたところです。これについては,交流人口増に向けた大きな受け皿になるものと確信をしておりますし,水戸市の文化芸術のレベルを上げていく大切な施設になります。水戸芸術館と一体化させることによって,新しいまちができると確信しております。市民の利便性の向上,さらには,まちの活性化のためにも,これらの重要課題にスピード感を持って取組み,早期整備を目指してまいります。
もう一つの重要課題である新しい清掃工場についても,早期の移転,整備をなし得ていきたいと考えております。
これから,人口減少社会,超高齢社会の本格的な到来を迎えておりますので,子育てや教育,高齢者や障害者に対する施策なども積極的に展開していきたいと思っております。
これらハード・ソフトとも,水戸市第6次総合計画にきめ細かく盛り込みましたので,新年度からしっかりとスタートダッシュを切れるよう,総合計画の着実な実行に努めていく,大切な年としていきたいと考えております。

記者の皆様には,本年もどうぞよろしくお願いいたします。

それでは,まず私のほうから,今春水戸市で行われるイベントのいくつかをご紹介させていただきます。 

1.水戸室内交響楽団定期演奏会について

1月17日及び19日に,水戸芸術館において,水戸室内管弦楽団第89回定期演奏会を行います。昨年4月に水戸芸術館館長に就任した,小澤征爾さんも第二部で指揮をとります。1月17日は,水戸芸術館内ACM劇場において,演奏会の模様をそのまま,多くの皆様に気軽に楽しんでいただくために,大スクリーンコンサートを実施します。チケットが手に入らなかった方を始め,お時間がある方は,ぜひご家族や友人と気軽に楽しんでいただけたらと考えております。
また,新たな試みとして,JR東日本と水戸芸術館との協力により,事前リハーサルを鑑賞できる観光ツアーを実施します。発売日から好評を博していますこのツアーは,多くの方々に水戸芸術館の魅力を知っていただく絶好の機会であると認識しております。今後,このツアーのみならず,水戸芸術館をはじめ水戸のイベントを組み込んだ旅行ツアーを,様々な機関の協力のもと提供することにより,交流人口の増加に努めてまいりたいと考えております。 

2.こみっとフェスティバル2014について

2月15日に第2回目となるこみっとフェスティバルを開催します。今回は,広く市民の皆様にこうした取組みを知っていただこうと,イオンモール水戸内原で実施します。
このイベントは,水戸市内で活躍するNPO法人6団体やボランティア団体2団体などが集合し,活動内容の展示や発表を行うものです。市内で行われる市民活動を,来場された方々が楽しく学ぶことができますので,ぜひ,多くの方々にご参加いただき,認識を深めていただきたいと考えております。
こうした市民のボランティア活動が活性化されることにより,市民との協働によるまちづくりが,さらに活発に行われることを期待しております。 

3.水戸の梅まつりについて

恒例の水戸の梅まつりを2月20日から開催します。今年度からは,首都圏を中心とした誘客事業に加え,「雪国からの誘客」を強化するため,新潟,福島,宮城,山形にも観光キャンペーンを実施し,誘客に向けて積極的にPRをしてまいります。有志職員が水戸からいわきまで歩いてPRする,てくてくキャンペーンも実施します。
また,新たな試みとしまして,偕楽園内の碁盤と将棋盤が設置してある仙奕台(せんえきだい)において,女流棋士を招いた将棋フェスタを開催します。すばらしい見晴らしの中で,繰り広げられる白熱した試合に,将棋ファンのみならず,多くの方がお楽しみいただけるものと思っております。
さらに,3月10日のみとちゃんお誕生日前の3月1日に,お誕生日会を偕楽園で開催します。当日は,全国のゆるきゃら達約20体が集結して,みとちゃんをお祝いしてくれますので,こちらも楽しんでいただけるものと思っております。
また,昨年好評を博しました,梅酒大会を,内容をさらに充実させて実施いたします。1月8日現在で,106蔵元181点の梅酒(昨年92蔵元157点)が,全国からエントリーしておりますので,記者の皆さんも,ぜひお楽しみください。大阪の梅酒大会に匹敵,更に超えるくらいの大会に成長させていきたいと思っております。
これらの取組によって,水戸に興味を持っていただき,水戸に足を運んでいただくことによって,交流人口の増加につなげてまいりたいと考えております。 

4.みとちゃんダンスについて

昨年,水戸市の職員が作成しましたみとちゃん応援歌「もっと ミート みとちゃん」を発表しましたところ,多くの記者に取り上げていただきまして感謝申し上げます。この度,この音楽をもとに,小中学校の体育授業時の準備体操などで使用できるダンスを,現場の小学校の体育の先生が中心となって作り上げたところです。今後,子供たちにこのダンスを教えて,教育現場において活用してまいります。
また,今後,市民の皆さんに出演していただき,このダンスの動画を作成して,全国に発信していけたらと思っております。

市民の皆さんによる自主企画としては,第2回MITO世界チョコレートフェスティバルが,市内の商業施設において開催されております。市民の皆さんのパワーが,水戸市の活性化に大いに効果があると確信しており,継続した活躍を心からお願いしたいと思っております。まちなかの取組や水戸市主催のイベント,市での独自の取組につきまして,記者の皆様の積極的な情報発信が,市の活性化に大きな効果になって現れております。今年も,皆様には,より多くの水戸市のPRをお願いしますと同時に,市政に対する忌憚のない意見もお聞かせいただきたいと考えておりますので,どうぞよろしくお願いいたします。 

記者からのフリー質問

  • 記者 水戸市第6次総合計画におけるまちづくりの考え方、特徴を伺いたい。
  • 市長 水戸市第6次総合計画については,人口減少社会,超高齢社会の到来など,時代の潮流,課題が大きく変化する中で,それらに柔軟に対応できるコンパクトな都市構造としていくことをはじめ,施策の大胆な集中化と重点化に向けて大きく舵を切ったところであります。計画の策定に当たっては,私の確固たる理念である「安心できる暮らしの実現」という思いとともに,市民の皆様の思いや願い,明るい未来への希望の声をしっかりと受け止めていくため,市民1万人アンケートをはじめとした様々な市民参加手法を展開し,市民意見の反映に努めたところであり,まさに,市民とともにつくりあげた計画とすることができたと思っております。
    その第6次総合計画において,あらゆる分野における先進的な発展をリードし,個性と魅力を高めていくためにも,計画の特徴を打ち出すことといたしました。
    第1点目として,初めて目標交流人口を打ち立てることといたしました。交流人口の増加を図ることで,人,物,情報の動きを生み出し,にぎわいの創出を目指します。全国的なコンベンションの誘致に力を入れるとともに,本市の有する様々な資源を磨き上げ,戦略的な発信に努めてまいります。
    第2点目として,時代の変化に対応できるコンパクトな都市構造を展望した都市空間整備構想を定めました。地球環境の保全や豊かな自然環境との共生を基調として,都市核をはじめ,拠点をスマートに配置し,それぞれの機能や魅力の向上・集積によって活力を高めるとともに,災害に強い都市基盤づくり,地域の特性を生かした交流ネットワークづくりを推進しながら,「魅力・活力集積型 スマート・エコシティ」の構築を目指します。
    そして,第3点目としては,選択と集中という観点からの重点プロジェクトであります。水戸の成長と発展の礎となる人づくり,安全で安心できる都市基盤づくり,経済・産業を活性化するにぎわいづくりに向け,「将来の水戸を担う子どもたちを育む 未来への投資」をはじめ,「安全・安心を実感できる 災害に強いまちづくり」,「水戸の自然,歴史,文化の魅力を生かした 観光集客力アップ」,「人が集い,地域経済の活性化をリードする まちなかにぎわい・活力創造」という4つの重点プロジェクトに,魁の精神で取り組むものです。
    「未来への投資プロジェクト」は,子育て支援,教育の充実であります。未来を担う子どもたちを健全に育てて,しっかりと水戸人として社会に送り出していく,更には子どもたちを安心して,産み,育てやすい環境を整えていくということであります。将来の厳しい高齢社会を支えるための人材育成ということだけではなく,芸術や文化,スポーツなどが身近に感じられ,生き生きと成長できる環境を整えていきたいと思っております。
    「災害に強いまちづくりプロジェクト」は,市民1万人アンケートで災害に強いまちづくりを望む声が高かったことから盛り込みました。
    残り2つは,経済の活性化に資するプロジェクトであります。観光集客力アッププロジェクトについては,文字通り観光振興を図ることによって,水戸市の産業は観光であると堂々と言えると同時に,交流人口の増加にもつながる施策であります。まちなかにぎわい・活力創造プロジェクトについては,コンパクトシティを目指して,中心市街地の活性化を図る施策であります。新しい企業の立地誘致を積極的に図るとともに,三の丸エリアの観光拠点を成熟させ,市民会館を整備することで,新しいまちと文化を創造し,まちなかのにぎわいにつなげていきたいと思っております。
    これらの施策の着実な推進とあわせ,水戸らしさとして,何事にも先進的に取り組む気風を高めながら,第6次総合計画の着実な推進に取り組んでまいります。

     
  • 記者 土浦市とつくば市が合併協議に入る動きをみせているが,水戸市として合併についての考え方を伺いたい。
  • 市長 私も合併推進論者の一人であります。市町村合併をすることで,財政基盤の強化や,権限の移譲による特徴あるまちづくりなど,スケールメリットを呼び込むことができると思っています。
    平成の大合併以降,9年経過していますので,県央地域においても,一つの核となる中核市,政令指定都市というものを目標に,これから広域行政について考えていくべきと思っております。
    県南周辺に大きな核ができることは,茨城県全体の活性化につながるということで,私も歓迎したいと思っておりますが,地域間格差が生じてしまう恐れがあるということについて心配をしています。そういうことがないように,県央地域においても連携協力し,都市間競争に勝ち抜くことができるまちをつくっていくとともに,今後,市町村合併,中核市,政令指定都市等に向けて,私がどういう責任や役割を果たすことができるか考えていきたいと思っております。
  • 記者 水戸市第5次総合計画と第6次総合計画では,中核市,政令指定都市,50万都市構想に向けた市の方針は変わっているのか。また,土浦市とつくば市の動きが,県央地域における合併への機運を高めるきっかけになると思うか。
  • 市長 中核市,政令指定都市に向けた基本方針の変更はありません。引き続き,強力な水戸都市圏をつくっていくために,市町村合併は必要だという認識は持っております。ただ,人口規模の具体的な数字については,今後の調整の過程の中で決まっていくことですので,数字は示しておりません。
    今回の土浦市とつくば市の件は,自分自身においては,合併への機運を高めるきっかけになると思っておりますし,地域間格差をなくすためにも,水戸市も合併について考えていかなければならないと思っております。
  • 記者 広域連携にかかる調査を担当する係を設けたり,県央地域首長懇話会の中で,合併に関する議題を挙げたりするなど,具体的に何か考えているか。
  • 市長 今後具体的にいろいろなことが進んでくれば,人員体制を整えていく必要がありますが,現時点での事務量であれば,広域行政室がありますので,今の組織体制で対応できます。
    県央地域首長懇話会は,市町村の連携協力について議論する場であって,合併について議論する場ではありません。今後,近隣市町村に合併を呼びかけていくのであれば,水戸市がリーダーシップを取り,議論するステージをつくっていかなければならないと思っておりますが,大きい市のおごりで進めていくことがあってはならないので,謙虚な態度で導いていかなければならないと思っております。

     
  • 記者 水戸駅北口の活性化に対する支援について
  • 市長 民間の土地ではあるものの,駅前という顔づくりをしなければなりませんから,市としても関与をしていかなければなりません。地権者の有志の方々から,再開発手法でまちづくりをすることができないかと要望をいただいておりますので,まずはどういうポテンシャルがあるのか勉強会を開いていただき,それに対し支援をしていきたいと考えております。また地権者と行政だけでなく,まちづくりに関わる方にも参加してもらって広い世界で議論していくことも効果的ではないかと思っていますので,そういった仕掛けもしていきたいと思っております。

     
  • 記者 日本原子力発電東海第2原発の安全協定のあり方について伺いたい。
  • 市長 再稼働の話の前に,安全協定の見直しを求めていきたいと思っております。2月には県央地域首長懇話会の開催を予定していますので,原電に対してどういう働きかけができるのかなど議論をしていくとともに,なし崩し的に安全審査の申請,再稼働の議論を起こすことのないよう強い姿勢で臨み,常に市民の安心安全を最優先にして行動していきたいと思っております。
  • 記者 仮に日本原子力発電東海第2原発で事故が発生した場合,住民の一斉避難により道路の渋滞が起こる恐れがあるが,道路整備について何か考えがあるか。
  • 市長 避難経路となる大きな道路の整備については,現実的に難しいと思います。広域的な避難計画の中で,しっかりとルート化させることが大事だと思っております。県によると国道6号水戸バイパスでかなりの渋滞が発生するとの試算がなされておりますので,これを分散化させ,できるだけ渋滞が起こらないような避難計画を作り,市民の方にきちんと周知することが大切だと思っております。
  • 記者 仮に水戸市も含め,周辺市町村との安全協定が改定された場合,水戸市として再稼働に賛成するか否かの判断は何を支えに行うのか。
  • 市長 市民の意向は大切にしますが,何かに頼るということではなく,選挙で選ばれた市長として,私が責任ある判断をすることになります。

     
  • 記者 平成26年度の当初予算は増加するのか。
  • 市長 予算編成を行っているところですが,大きなプロジェクトを抱えている中で,どれだけ圧縮することができるかを調整しているところであります。現時点の状況を見ると昨年度と比べて増加するのではないかと思っておりますが,財政規律を守りながら,事業内容の精査をしっかりと行い,政策の優先順位を決めて,身の丈に合った予算編成を行ってまいります。

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