市長記者会見要旨(平成24年11月)

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最終更新日:2012年12月12日 ページID:009301

記者会見での発言内容を要約したものです。(みとの魅力発信課作成)
案件:平成24年第4回市議会定例会案件について
日時:平成24年11月27日(火曜日)午後1時30分~午後2時30分

市長あいさつ

 今年も早いものであと一月を残すのみとなってしまいました。記者の皆様には、先日行われた、水戸まちなかフェスティバルや世界遺産登録推進シンポジウムにおいても、ご支援ご協力いただきましたことに感謝いたします。
 平成24年11月30日から12月2日まで、SL奥久慈清流ライン号が運行しますが,水戸を走るのは14年ぶりのことです。見物に来た多くの方に,水戸市内や観光地に足をお運びいただきたいと考えております。クリスマスシーズンとなり、冬の風物詩のスターライトファンタジーや水戸の街に届け300人の第9コンサート、年末年始の準備に合わせた公設地方卸売市場のイベント等も開催しますので、引き続き記者の皆様のご協力をいただきたいと思います。今後とも、引き続き、まちのにぎわいの創出と交流人口を増やすことに努め、経済の活性化につなげてまいります。
 平成24年第4回水戸市議会定例会に提案する案件を、発表させていただきます。
 提出案件は、議案19件、報告1件の合計20件でございます。
 このうち主なものでありますが、苦渋の決断として、将来世代に大きな負担を残さないためにも、税及び料の改定を行うことといたしました。
 まず、約24億円の累積赤字を抱え抜本的な収支改善が必要となっている国民健康保険につきまして、財政の健全化を図るため、一般会計からの新たな財政支出を実施するとともに保険税率の改定を提案してまいります。
 また、大震災の影響により改定を見送っていました下水道及び農業集落排水処理施設の使用料についても、市民負担の公平性と健全経営を確保するため、料金改定を提案してまいります。
 これらの改定につきましては、国民健康保険運営協議会及び使用料等審議会から答申をいただきましたが、今般の経済情勢等を考慮し、市民負担の急激な増加を抑えるため、答申の改定率から引き下げた率で改定を行うこととしたものであります。
その他の案件といたしましては、自転車駐車場の指定管理者の指定や、小学校・幼稚園の改築工事請負契約などの議案を提出してまいります。
 補正予算につきましては、内原庁舎の耐震改修実施設計や道路橋りょう等の災害復旧について補正を行うほか、職員給与関係経費について人事異動による過不足の整理を行うものであります。

幹事社による代表質問(幹事社:朝日新聞社、共同通信社)

アナハイム訪問 について

  • 記者:アナハイム訪問によりどのような収穫があったか伺いたい。
  • 市長:アナハイム市長、議員、姉妹都市委員会委員等への表敬訪問の際、震災直後の水戸市を見舞うための「励ましの手紙を送るキャンペーン」ということで、特使を通して3,200通の手紙を送っていただきましたことについて、感謝を相手に直接伝えさせていただきました。その上で水戸市の復興の状況について説明を行いました。
    訪問団は、大多数が一般市民で構成されており、その市民の方々がアナハイム市民と直接ふれあい、交流することで、市民レベルによる人と人との交流を深める一助となったと認識しております。
    また、アナハイム市長との懇談においては、同じ行政の長として、それぞれが抱える課題や解決策について意見交換を行ったことにより、今後の行政運営を進める上での参考となるなど、大変有意義な時間となりました。特にアナハイム市では「HiNeighborhood」という地域コミュニティの醸成政策に力をいれているとのことで、近所が疎遠となり、人と人との絆が弱まりつつあるという共通の課題から、地域コミュニティの醸成について、それぞれの取組みを紹介し、意見交換を行いました。
    また、アナハイム市では、日常の手続き等はオンラインシステムや支所でできるため、市民が、直接市役所を訪れることは少なくなっているとのことであり、オンラインシステムの充実について見習うべき部分があると感じられました。
    なお、アナハイム市では、市議5人のうち3人が女性であるなど、女性の管理職が多い状況にあり、男女平等参画都市を目指す水戸市としても、女性の管理職や議員がさらに増えるようになればと思いました。
    このような相互の訪問活動等を通して、歴史、文化などの違いをお互いに理解しあい、友情の絆を強めることによって、今後、様々な分野における市民レベルでの交流が生まれることを期待します。本市とアナハイム市において、市民レベルでの交流が促進されるよう、国際交流事業を引き続き進めてまいりたいと考えております。

水戸まちなかフェスティバルについて

  • 記者: 平成24年10月28日に行われた、水戸まちなかフェスティバルについて来年以降の計画などを伺いたい。トランジットモールについてはどのように感じているのか。
  • 市長: 小雨の降る状況ではありましたが、水戸まちなかフェスティバルには,多くの来場者(主催者推計約35,000人)においでいただき、にぎわいの創出に一定の効果があったと考えております。また,多くの方から、「良かった」という評価や、「来年もやってほしい」という声もいただいており、イベントも成功裏に終わったものと考えております。水戸フェスの開催により、各種団体の交流が深まり一体感が生まれたものと認識しており、そういった意味での成果もあったと考えております。今回は財源を伴う震災復興イベントとして、継続を前提とせず、実施したものであるため、来年度以降の開催については、これらの成果等を実行委員会においても十分検証した上で、予算編成の中で検討していきたいと考えております。水戸フェスのイベントの一つとして実施したトランジットモールの効果については、大工町から中央郵便局前の区間をそれぞれ双方向に合計40便を運行した結果、約1,800人の利用があり、便数で割り返すと1便当たり約45人の乗客があったこととなります。これは全便ほぼ満車状態であったことを示しており、多くの方に利用されたものと考えています。特に子供連れの方やお年寄りには好評だったと判断しております。トランジットモールによって、まちを歩く楽しさや公共交通の便利さを、改めて多くの人に感じてもらったものと思っており、公共交通のあり方について、今後も検討してまいります。一方で,バスを走らせることにより、商店街が北と南に分断され、水戸フェスのにぎわいづくりの視点からの検討課題も残ったと考えております。トランジットモールとイベントとの組み合わせに関しては、一定の効果があったものと考えておりますが、今後のまちづくりの上で、どう活用できるかについて、様々な課題、問題点を研究してまいります。

記者によるフリー質問

  • 記者: 国保税の改定については、水戸市独自のものか伺いたい。
  • 市長: 国民健康保険事業の運営については、国から各自治体が任されており、市では国民健康保険会計を設けて運営しております。水戸市の国民健康保険会計は、昨年度末において、累積赤字が24億円、累積滞納額が50億円にも上っており、健全化が非常に厳しい状況であります。国保会計の被保険者は約8万人で、その一部の市民のために税金を投入することについては、いつも議論をしてきたところです。本来なら、高齢者が多い被保険者の方々を考えると、消費税の増税や、景気の低迷のため、実施したくはなかったのですが、次世代に負の遺産を残さないために値上げに踏み切りました。水戸市国民健康保険運営協議会に諮問したところ、10.1%の答申がありましたが、若干低めの9.2%にしました。今後とも,収納率の改善を図るなど経営改善に努めてまいります。
  • 記者: 国保税は過去にも何度か値上げしているのか?過去最高の上げ幅なのか?
  • 市長: 21年度に4.9%,20年度に6.4%の値上げを実施しています。

上げ幅が高いのは、16年度に医療分として9.2%、介護分として18.3%の値上げを実施しています。

  • 記者: 地域主権改革一括法に関連して今回の議会での条例提出はあるのか?
  • 市長: 3月議会を予定しています。
  • 記者: 下水道使用料については,今回の改定は使用料審議会の答申より抑えたがどのくらいか?
  • 市長: 17.1%の値上げを実施し、平成28年度の賄い率を70%にしていく答申でありましたが、今回は、緩やかに3回に分けて、25年度は12.7%、28年度は8.1%、31年度は8.1%と試算し、最終的には31年度の賄い率70%を目標にします。
  • 記者: 議会特別委員会を踏まえ、市庁舎現在地の地盤調査を実施することになったがその経緯は?
  • 市長: 現在地の地盤については問題ないと認識しています。しかし、議会のほうから、今一度、過去のデータでない現状のデータを示してほしいという意見があったので尊重したいと判断しました。専門家の知見をいただきながら、情報公開及び説明責任を果たしてまいります。
  • 記者: いつ地盤調査を実施するのか?庁舎の完成時期が大幅に遅れるのか?
  • 市長: 早急に準備を進めており、なるべく早い時期に実施します。完成時期は、大幅ではないが、数か月は遅れてしまうかと思います。
  • 記者: 完成時期が遅れることにより、国の交付金が受けらなくなることはないか?
  • 市長: 総務省と事務ベースで話が進んでいるので問題ないと認識しています。
  • 記者: 市庁舎現在地建て替えを不安視している方がいるが、建設場所が変わることはあるか?
  • 市長: 現在地建て替えは、多くの方々からのご理解は得られるものと認識しております。そのため、不安視される地盤の問題や輸送経路の問題もはっきりと説明し理解を得ていきたいと考えています。

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