市長記者会見要旨(平成24年8月)

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最終更新日:2012年8月28日 ページID:009071

記者会見での発言内容を要約したものです。(みとの魅力発信課作成)
案件:平成24年第3回市議会定例会案件について
日時:平成24年8月28日(火曜日)、午後1時30分~午後2時30分

市長あいさつ

 今年度も早いもので、あと1か月で上半期が終了するということになります。当初予算で計画いたしました、震災からの復旧・復興に向けた取組みの推進、安心して暮らすことのできる快適空間づくり、水戸の魅力の発信による経済の活性化、市民と行政との協働によるまちづくり、この4本の柱をしっかり進行管理しながら、それぞれの施策を進めてまいりたいと考えております。
 この秋から年度末にかけて、平成24年10月28日の水戸まちなかフェスタをはじめ、様々なイベントを用意し、市民の皆さんが心豊かに暮らせるまち、明るいまちをつくっていきたいと思っております。
 特に、10月28日の水戸まちなかフェスタにつきましては、震災復興のイベントとして、初めて開催し、いま具体的な計画を練っているところであり、このイベントを契機に、官民の連携を図りながら、今後のまちづくりや中心市街地の活性化につなげられるよう、ぜひ成功に結び付けてまいりたいと考えております。

 それでは、平成24年第3回水戸市議会定例会に提案する案件を、発表させていただきます。
 提出案件は、議案が12件、報告が19件、決算の認定が2件の合計33件であります。
 提出案件の主なものでございますが、まず、条例については、災害対策基本法の改正に伴う防災会議条例の一部改正など2件の提案を行うほか、東前第四土地区画整理事業の施行に伴う町の区域の設定及び変更、水戸地方広域市町村圏事務組合の解散に関する構成市町村の協議などについて、議案を提出してまいります。
 また、補正予算につきましては、保育所待機児童の解消に向け、民間保育所施設整備に対する補助を1か所追加するほか、雨水の浸水被害対策として、新たな調整池の整備や水戸駅南地区の浸水被害解消に向けた緊急対策の検討に着手するなど、市民生活の安心実現に資する事業について、補正措置を講じることとしております。

 以上が、市議会定例会に関する案件についてでございますが、本日皆様に1件のご報告がございます。
 水戸市では、市民生活の安心実現に向けて、災害時生活用水協力井戸制度を創設いたします。この制度は、災害時における断水時に、洗濯、トイレ等に使用する生活用水として、井戸水を無償で提供してくださる方を募集し、登録した井戸の情報を広く市民の皆様に周知するとともに、利活用を図っていただくものです。
 災害に強いまちづくりに向けて、さまざまな取組みを行ってまいりますが、市民、地域、行政の連携が必要です。

今後、広報みとやホームページなどで募集をかけてまいります。詳細につきましては、資料をお配りしてございますので、記者の皆様のご協力をお願いします。

幹事社による代表質問(幹事社:朝日新聞社、共同通信社)

  • 記者:(水戸芸術館館長の後任について)平成24年5月、館長の吉田秀和さんが亡くなり、7月には水戸と東京でお別れ会が催され、一つの区切りがついた。吉田さんの後任となる館長について、今後の選考スケジュールや、ふさわしい人物像などを伺いたい。
  • 市長:去る5月22日ご逝去された水戸市名誉市民の水戸芸術館館長吉田秀和先生のお別れ会につきましては、7月に水戸・東京で開催し、皆様方のご協力により無事終了できたことにまずお礼申し上げます。
    お別れ会には、皇后陛下をはじめ芸術・文化関係者を中心に各界各層から水戸に 約800人、東京に約1,400人ご出席いただき、吉田先生のすばらしい人柄、偉大な業績ということを改めて感じた次第であります。
    私たちは、今後とも、吉田館長が築いてくれた、新しい芸術文化を創造し、国際的な視野にたって芸術文化の交流を行い、楽しみながら考え、市民の芸術文化の拠点となり、そして都市の活性化に寄与する芸術館、という5つの運営基本理念を堅持し、より一層充実した事業展開を図っていきたいと考えております。
    吉田先生は文化勲章受章者だったということばかりではなく、日本の文化史上に名を残す偉大な人であっただけに、その後任の任命は非常に難しいものであります。具体的なスケジュールは立てておりません。ちなみに、吉田先生の場合は、最初の連絡から館長に就任いただくまでに約1年半かかっています。現在、財団理事・評議員等の考えや意見などを事務局で聴取しているところであり、色々な角度から条件を整理し、それを集約する中で、慎重に、後任の館長を決めていきたいと考えております。
    ふさわしい人物像については、理想として、次のような条件を満たす方と考えています。
    吉田先生が尽くされてきた本市の芸術・文化の高揚とともに、水戸から世界に向け た文化の発信ということについて、しっかり認識し、まちの中へ、人の心にという理念をあらためて胸に刻み、水戸芸術館のさらなる発展、そして、その魅力の発信を十二分にできること。
    優れた芸術鑑賞の機会を提供するための「企画事業」や、子どもたちが一流の芸術 文化に触れ、豊かな心を育む「教育普及事業」、市民の出演・出品による「地域共催事業」について、水戸芸術館ならではの自主事業をこれまで以上に展開できるアイデア、経験を持っていること。
    そして、幅広い人的ネットワークを持っていることです。
  • 記者:(第52回水戸黄門まつりについて)今月行われた水戸黄門まつりは、東日本大震災からの「復興・振興元年」と位置づけられ、平成23年12月にテレビ時代劇「水戸黄門」の放送が終了したことも相まって、とても貴重な回になった。今回のまつりの成果・評価できる点と、来年のまつりに向けた課題があれば伺いたい。
  • 市長:水戸黄門まつりは、映画「水戸黄門助さん、格さん大暴れ」をきっかけに、昭和36年から開催してきました。その後、昭和44年にテレビドラマ「水戸黄門」の放送が開始され、テレビという媒体を介して、大きなにぎわいを持つまつりへと発展してきました。
    今年の水戸黄門まつりは、「復興・振興元年!」を合言葉に、東日本大震災からの復興と、原発事故による風評を払拭し、復興から振興に向けて前進する「安心・安全な水戸」を広くアピールしました。
    今年も首都圏でトップセールスを実施し、確かな手ごたえを感じることができました。また、今年新たな試みとして、水戸駅北口ペデストリアンデッキにおいてタウン・フェスティバルを、3つの商店会が合同で開催したことや、花火大会も効果的な演出により評判がよかったこと、黄門パレードでは武者行列を取り入れるなどの工夫をこらしたほか、市民カーニバルや神輿連合渡御の参加団体が増えたこともあって、昨年にも増して盛り上がりを見せることができたと感じています。
    テレビドラマ「水戸黄門」の終了は、全国のファンをお迎えする本市にとって大きな痛手であります。例えば、水戸黄門との関係性でまつりに参加している俳優をどうするかについても、課題の一つであります。しかしながら、水戸黄門まつりは今年で第52回を数え、本市を代表するまつりのひとつであることからも、毎年継続して開催していきたいと考えております。
    本市ゆかりの先人である徳川光圀公の遺徳を、市民そして全国の方に、もっともっとPRするとともに、黄門まつり実行委員会の各部会において、今年の問題点や課題を検証し、多くの意見を取り入れながら、今後もまつりの盛り上げを図っていきたいと考えております。
    また、PRを実施するに当たっては、関東近県に加えて、茨城空港なども活用して北海道や神戸などのほか中国上海をも視野に入れて、幅広いPRに努め、さらには、水戸の新しい顔となるマスコットキャラクターや、「水戸黄門さまが伝えてくれた絆」の出版など、あらゆる機会をとらえて水戸の魅力の発信に取り組んでまいりたいと考えております。もちろん、マスコットキャラクターは、来年のまつりの盛り上げ役として、先頭に立ってのPRを考えていきたいと思っています。
     平成24年の10月28日に、震災復興イベント水戸まちなかフェスティバルを開催します。このイベントでの成果やアイデアを、今後の黄門まつりでも取り入れていきたいと考えております。

記者によるフリー質問

  • 記者:冲方丁(うぶかたとう)さんの作品「光圀伝」で、ワイルドな光圀公が描かれ、別なイメージの水戸黄門が示されているが、どのように感じているのか伺いたい。
  • 市長:別な角度の徳川光圀公として愛され、水戸がインプットされて、イメージが高まればいいと思っています。ベストセラーとなることを期待しています。
  • 記者:先ほど災害時生活用水協力井戸制度の創設について話があったが、他の被災地での事例はあるのか。
  • 市長:この制度の創設に当たっては、災害時における水のバックアップを整えなければならないと考えていました。ペットボトルの水は飲料用水として、衛生上問題のない民間の井戸水を生活用水として災害時に利用できるよう、これから登録への協力の呼びかけを行ってまいりたいと思います。
  • 記者:補正予算の中で民間保育所整備事業が計上されているが、今現在の待機児童数は何人なのか。
  • 教育長:(平成24年)8月1日現在で148人です。
  • 市長:白梅保育所の移転改築による20人の定員増とあわせ、平成25年度末までに200人の定員増を図ってまいります。
    待機児童については、経済状況の影響もあって、潜在的なニーズはまだまだあろうかと思いますが、引き続き待機児童ゼロに向けた施策を推進してまいりたいと考えています。
  • 記者:マスコットキャラクターのデザインが決まり、水戸黄門を連想させるデザインとなっている。茨城県でも黄門様を使用しているが、市として、やはり水戸黄門という要素ははずせなかったのか。
  • 市長:マスコットキャラクターのデザインについては、全国から1,565作品ものご応募をいただきました。デザインについては、マスコットキャラクター選定委員により決定したものでありますが、市民から、かわいらしいなど、肯定的な意見が多く寄せられています。黄門さんに必ずしもこだわったわけではありませんが、最終的には黄門さんが入ったデザインとなり、水戸では歴史の価値観の共通認識などがあって、改めて黄門さんあっての水戸なのかなと感じております。これからよくプロデュースして、多様な活用により、本市のイメージアップにつなげていきたいと考えております。
  • 記者:全国的に、土地開発公社が解散となっているが、水戸市の土地開発公社のあり方について伺いたい。
  • 市長:土地開発公社においては、これまでは公有地の拡大の推進に関する法律(公拡法)に基づき、土地を先行買いして有効に利活用してきましたが、このような役割は薄らいでいると思っています。今後、代替え地として先行買いしたけれども、そのままになっている土地など、先ずは土地をどのように活用していくべきかを十分整理していくことに全力を挙げてまいりたいと考えております。
  • 記者:JR水戸駅前の旧リヴィンの解体について、どう受け止めているか。
  • 市長:平成21年3月の閉店以降、本市からも再三にわたり早期利活用の要望を行ったにもかかわらず3年半近く空きビル状態が続いていたことを残念に思っていましたが、今回、建物解体の方針が決まったことについては歓迎したいと思っています。
    今回の建物の解体により、駅前に空き地が生じることにはなりますが、跡地利用に向けての前進であり、活用のイメージがわきやすくなり、不動産会社などが仲介して売却しやすくなるかもしれないと思っております。
    売却先については、現時点ではまだ決定していないとのことでありますが、本市としても、同跡地は水戸駅前北口前の玄関口に位置することから、早く売却先が決まり、駅前の顔としてにぎわいづくりにつながってほしいと思っております。

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