市長就任に伴う臨時記者会見要旨

印刷

最終更新日:2011年5月30日 ページID:007281

記者会見での市政記者クラブとの発言内容を要約したものです。(広報広聴課作成)
日時 平成23年5月30日(月曜日)、午前11時~午後0時

市長あいさつ

 本日は、私の市長就任に伴う臨時記者会見にお集まりいただき、ありがとうございます。私は政治姿勢として、広報広聴については、できるだけオープンにしていきたいと考えております。記者会見の数も、今までの市長さんよりは、増やしていきたいし、いろいろな会議や委員会についても、できる限りオープンにしていきたいと思っております。そういう意味においては、マスコミの皆さんにご支援ご協力をいただき、時には厳しいご意見をいただくこともあろうかと思いますが、時には水戸市にご協力いただきたい。やはりこれから風評被害への防止策であるとか、それから観光振興策をいろいろPRする中で、どうしても報道機関の方々にお手伝いいただいて水戸市のイメージアップを図っていかなければならないと思っています。皆様方にご協力いただくかわりに、私からはしっかりと説明責任と情報公開を果たしていきたいと思っております。

記者による質問

  • 記者:震災の中の選挙戦であったが、新市長になってどう取組んでいくかを伺いたい。
  • 市長:市民の身近な生活に関わることを早急に進めていかなければならないと思っております。子どもたちが安全安心に教育を受けられるように、学校施設の耐震化を図っていかなければならないし、市民センターや老人福祉センターも同じであります。任期中に耐震化100%を達成していきたいと考えています。やはり子どもたちが安心して教育を受けられる、高齢者の方々が安心していろいろなサークル活動であるとか、余暇を過ごすことができる地域のコミュニティーの核となる市民センターもしっかり整備する。それから安全な道路、まだガタガタしているところもありますし、歩道も歩いて楽しいというコンセプトがありますから、今のツギハギでは歩いて楽しくない。それから、皆さんが衛生的に日々生活を送れるよう下水道整備であるとか農業集落排水とか、まず身近な部分をしっかりスピード感を持って、整備復旧をして、市民の安全安心、市民の利便性というものを確保していきたいと思っております。
    経済復興については、特に観光が打撃を受けて、水戸の大切な観光資源、偕楽園や天下の魁となった弘道館などが打撃を受けているわけであります。私が県議会議員だったという強みをしっかり生かして、茨城県と協力して観光復興を図りたい。そして、交流人口も、水戸市に呼び込んで、経済活動を活発化していきたいと考えています。それぞれの商店主であるとか、あるいは中心市街地であるとか、中小企業対策にも、水戸市だけではできない部分もありますが、茨城県と協力して足腰の強い中小企業の基盤づくりに力を入れていきたいし、中心市街地活性化についても、成果が上げられるよう一つ一つ積み重ねて、様々な方策を図っていきたい。農業についても、風評被害対策をしっかりやって、9月の収穫期には水戸市のおいしい米が流通できるよう備えていかなければならないと思っています。
    やはり、身近なもの、経済、この2つにまず力を入れて、スピードを持ってやらなければならないと思っています。
  • 記者:市役所の移転について、選挙戦の中で、4、5年先を目途に結論を出すと言っていたが、具体的な考えを伺いたい。
  • 市長:私は震災が起ころうが起こらまいと、三の丸庁舎にこだわった部分がありまして、中心市街地活性化に結び付けるような、そして市役所一部機能移転ということに私も賛同して、県議会でもそういう動きをさせていただきました。ただ三の丸庁舎も震災により使えるかどうかわからない状況でありますが、今、市役所も15か所に分散して、利便性を阻害しているという部分もありますから、これを機会にきちんと集約を図るということが必要だと思っています。ただ仮庁舎といっても建てられる場所が限定的になってしまうんですね。やはりそれは見渡してみると三の丸庁舎の敷地を借用させていただいて、ただこれは相手があることですから、橋本知事さんにもご協力いただいて、ご了承をいただければならないということがあるんですけれども、旧県庁の敷地を借りて、そこに低廉で耐震性に優れたプレハブを応急措置的に建築していきたいと考えております。市役所は、職員2,000人のうち本庁舎に900人勤めていますので、できれば400人から500人程度、来庁舎機能の高い部署を中心にそこに集約を図り、市民の利便性につなげなければならないし、仮庁舎であっても防災拠点の機能も持っておかなければならないと思っております。
  • 記者:市役所の仮庁舎建設は、中心市街地活性化に寄与するものと考えているか伺いたい。
  • 市長:中心市街地活性化の決定打とはなりませんが、市庁舎には、市民サービス機能、防災機能のほかに、集客機能も持っていますので、その人たちが回遊すれば、消費につながる、あるいは賑わいを生み出すという期待を持っています。
  • 記者:財源の問題について、約2,000億の水戸市の借金にどう対応していくのか。
  • 市長:まず姿勢を示すということで、自分の給料を20%削減したいと思っています。年間300万程度で、6月の議会で提案したいと思っています。それから職員の削減については、自分の任期中に5%、10%は削減して、経常経費を削減する大きな柱にしたいと思っています。ただ削減するということは、例えば今日の有事の災害対応に対して人がいなくなるということなので、それには職員一人一人の能力を高めて、場合によっては今までの2倍くらいの仕事をしていただきたいと思っています。それから民間活力を活かしていきたいと考えています。民間とのいろいろな協定というものを結ばせていただきながら、いろいろな団体、協会の方と協力体制をつくっていきたい。それと地域力ですね。地域コミュニティを確立することによって、職員が行っていた部分を地域の人に担っていただく。これから地域プランや防災計画の見直しの中で、地域力を高めて市民の安全安心を補っていきたい。それから税の公平負担を考えると、きちんと納めてくださる方もいるわけですから、どういう状況で滞納されているのかということを点検しながら、収納対策の強化を行っていきたいと思っています。今87.5%の収納率を何とか自分の代で90%に上げていきたい。90%に上げることによって、約10億円の歳入確保が図れるという試算がありますから、年間10億というのは非常に大きいお金ですので、ここはばかにしないでやっていきたい。そのほかに、いろいろな使用料だとか、おそらく収入未済額がかなりの金額あるんだと思います。水道でやっていたんでしょうが、場合によっては、民間を活用しながら、収納対策というものを行って財源確保を図っていきたい。やはりどんどん民間活用、アウトソーシングを進めていきながら、行政の効率化、事務事業の効率化を図り、より一層、行政改革に取り組んでいきたいと考えています。
  • 記者:先ほど観光振興の復興の中で、茨城県と協力しながら行っていくと言っていたが、具体的にはどういうことに取組もうとしているのか伺いたい。
  • 市長:私が一番観光の拠点と思っているのが偕楽園周辺です。これはほとんどが茨城県の管轄です。偕楽園公園は300ヘクタールでニューヨークのセントラルパークに次ぐ、世界で2番目の広さと言われていますけれども、果たしてセントラルパークのような楽しさがあるのかというとそうではないわけであります。水戸市は歴史と文化を中心に育まれてきましたが、それだけでは人を呼ぶことはできません。ゾーニングをして、若い人たちが音楽、スポーツを楽しむ、あるいは花いっぱい運動で市民の人たちに里親制度を活用しながら、花が春夏秋冬咲き誇って遊んで楽しめる場所とか、そういう仕掛けを県の方に水戸市が独自に提案させていただく。あのエリアをもっと面白くして、面積だけが2番じゃなくて面白さを世界一にしようと、そのくらいの意気込みで新しい価値観を求めていきたいと思っています。例えば健康文化があります。健康というものを柱とした健康フェスティバルというものを行う。単なるフェスティバルじゃ面白くないから、医師会、歯科医師会、栄養士会とかそういった方々にご協力いただいて、健康相談みたいなものを設置して一大フェスティバルにして、「健康」というものを醸成していく。こういう公園づくりをしていこうよというものをこちらからも提案していく。そして協力して、水戸市の一番大きな顔である偕楽園を中心とした観光拠点をもっとバージョンアップしていきたいと思っています。
    それから近い将来、「広報戦略室」というものをつくって、マスコミの皆さんと常に連携協力させていただきながら、水戸市はいろいろな観光情報を中心として中心市街地のイベント情報とか、産業・農業の情報とか、それをもっとしっかり面白く発信していきたい。既に茨城県で行っている「うまいもんどころ」や「ツイッター」などが人気を博しています。いいところは見習って、民間からリーダーを招へいするのもいいかもしれませんが、そういうアイデアを今までと違った広報戦略を立てて、水戸市のPRを図っていきたいと考えています。
  • 記者:当初予算を一部見直す考えはあるのか。
  • 市長:少し復旧に回すことがあるかもしれないが、基本的に見直す考えはありません。
  • 記者:市役所の仮庁舎建設について、今年度はどういう対応をとられるのか。
  • 市長:直ちに県と交渉して、旧県庁内へのプレハブ庁舎建設の了解を得るという作業を進めていきます。また、補助制度などのお金の問題もありますが、いずれにしてもスピード感を持ってやっていきたいと思っております。
  • 記者:本庁舎の整備検討委員会はいつ立ち上げるのか。
  • 市長:まずは1万人市民アンケートを実施していきたいと考えています。検討委員会については、できれば年度内に立ち上げたいと思っております。
  • 記者:中心市街地活性化策について、もう少し具体的に伺いたい。
  • 市長:まず今まで中心市街地を阻害してきた要因を検証していきたいと思っています。いろいろなビジョンはありますが、生産性が低くなってしまったこの地域に、制度上での優遇措置であるとか、全盛期に比べ4割減った人口を何とか増やす政策というものを水戸市が打ち出していかなければならないと思っています。
  • 記者:中心市街地について、前市長が進めていた「リヴィン」や「泉町1丁目再開発」については、どういうお考えか。
  • 市長:リヴィンについては、相手方があることですが、商業地については商業地で再生していくことが筋だと思っています。仮に民間のどこかが名乗りをあげたときに、市が仲介するといった調整能力みたいなものは発揮していきたいと思っています。
    泉町の再開発については、復旧・復興という地震のことが起こってしまったので、ちょっとスピードは遅らせていただき、ある一定の復旧・復興が進んだ時点で、もう一度、事務組合の方々とお話をさせていただきたいと思っております。ただ芸術館と一体化を持った「新しい顔」としてつくりあげていくことも1つの新しい観光拠点のやり方として、私は大切だと思っていますので、今までのようなマンション、ホテル、いわゆる「コンクリート攻め」にするのがいかがなものかというようなことも考えています。国道50号から芸術館が見え、そして人々の憩いの場、くつろぎの場、安らぎの場みたいなかたちで整備するといった、低層的な再開発もありかなと自分の中では思っています。これから水戸の100年、200年の大計を考えたときに、そういう考えの方があっているのかなと私は若い感覚で思っています。

お問い合わせ先

みとの魅力発信課
電話番号:029-232-9107 /ファクス:029-224-5188

〒310-8610 茨城県水戸市中央1-4-1
業務時間:午前8時30分から午後5時15分まで /休業日:土・日曜日、祝日